孫のてっぺいが生まれて3週間が過ぎた。元気にスクスクと育っているようだ。来週末には31日目のお宮参りを予定している。32年前に彼のお父さんが着た着物を引っ張り出し、虫干しをしてその日を待っている。姉のみわと同じ、久留米の水天宮さんにお参りするが、このところの連日の猛暑に、当日、てっぺいは大丈夫だろうかという心配もないわけではないが、できるだけ朝早くから済ませられればなあと家内と話し合っているところだ。
三重県伊勢市が推進するメタボリックシンドローム対策の減量作戦に参加していた幹部職員7人のうちの一人の男性課長(47)がジョギング中に死亡したそうだ。死因は急性虚血性心疾患とみられている。このニュースを聞いてすぐに、“ジョギングの神様”と呼ばれたアメリカのジム・フィックスのことを思い出した。彼もまた、ジョギング中に心筋梗塞を起こして死亡した。もう23年ほど前の話だが、当時、社員の高齢化対策の一環として、健康づくり推進の旗振り役を務めていた私は、フィックスの著書なども参考にしていたので、彼の死のニュースには少なからずショックを受けた思い出がある。最近、ビリーズ・ブート・キャンプが爆発的に流行しているが、信奉者の中には、より激しい運動を好む傾向があるように感じる。ジョギングのことを知り尽くしていた“ジョギングの神様”でさえ、それで命を落とすこともあるように、運動には常にリスクが伴うことを再認識しなければならないだろう。