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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

夏は暑いに決まっている!

2007-06-28 16:38:21 | 水球
 梅雨というのにうだるような暑さが続く。7月1日は高校時代の水球の恩師、矢賀正雄さんの命日だ。このところ何かというと「暑い、暑い」ばかり言っている我々を見たら、矢賀さんはおそらくこう一喝するだろう。「夏の寒かなら、冬の晴れせん!」。通訳すると、「夏が寒かったら、冬の立場がなくなる。」つまり、夏は暑いに決まっている。当たり前のことをガタガタ言うなという意味だ。実はこの言い回し、シーズン初め、まだ18度あるかないかくらいの冷たい水の中での練習時、我々がしょっちゅう矢賀さんから言われていたことだ。プールの中でガチガチ歯を鳴らしながら練習している我々に対し、「水のぬっかなら、お湯の晴れせん!」水の中は寒いに決まっている。気合を入れ直せというわけだ。今日もつい「暑い!」が口をついて出た時、どこからか矢賀さんの声が聞こえたような気がした。

43年目の真実「東京オリンピック」

2007-06-19 14:57:14 | 水球
 東京都が2016年に再びオリンピックを誘致したいという。これについての賛否はさておき、最近、43年前に開催された東京オリンピックの記録映画(市川崑監督)に関して新しい発見をした。先日、ネットでオリンピックについて調べていたら、南都上緒さんという方のサイト「なんとかかんとか」に迷い込んだ。この方の素性はよくわからないが、映画「東京オリンピック」の関係者だったのか、この映画の製作裏話が詳細に記述されていた。その中に、次の記述があった。
***以下、原文のまま***********************
脚本を見ると、「 水球。決勝。水中撮影で選手たちの下半身の激しい動作、それに伴う水の乱れを捉えたい。」とあるのだが…。
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 公開された映画にはこんなシーンはない。しかし、私には43年前の想い出が鮮烈によみがえった。早速、南都さんにメールを出してみた。すぐに丁寧な返事が来た。このシーンはオリジナル版(劇場公開版)、ディレクターズカット版、ともに入っていないと。
 実は、私は当時大学1年生で、オリンピック終了後、映画「東京オリンピック」の追加シーンの撮影に参加したのである。そしてたしかにこの脚本にそったシーンを撮影した。しかし、結局、そのシーンを映画で見ることはなかった。南都さんによれば、東京オリンピックで銅メダルを獲った男子バレーボールチームも後日、追加撮影をしたそうだが、結局使われたのは金メダルを獲った東洋の魔女チームだけだったと、男子の監督だった松平康隆さんが著書で述懐していたそうである。この映画の公開直後、その記録性について、市川崑監督と河野一郎国務大臣(オリンピック担当)との間で激しい論争があったことは記憶に新しい。
 今回の発見で、結局カットされたものの、たしかに脚本に書かれていたことを確認できたことは嬉しかった。この映画の脚本は和田夏十、白坂依志夫、谷川俊太郎、市川崑という大物4人の共同執筆である。この部分を書いたのは、このうちの誰だろうという新たな興味も湧いてきた。
 余談だが、その4年後のメキシコオリンピックの記録映画には、この脚本をそのまま使ったのではないかと思われるシーンが出てきて驚いたことを思い出す。


水球(Water Polo)

2007-06-18 00:53:50 | 水球
 わが青春を燃やした水球のシーズンになった。最近は温水プールが普及したので年中やれる環境にはなっているが、やはり夏の太陽が照りつけ始めて“シーズン到来”という気分になる。オリンピックなどで行なわれる水泳競技には、競泳、飛び込み、水球、シンクロナイズドスイミングの4種目があるが、日本が今、国際的に最も陥没しているのが水球だ。昔はそうでもなかった。例えば1964年の東京オリンピックの頃は、シンクロはまだ始まっていなかったし、競泳は低迷期で、800米リレーで銅メダル一つ取るのがやっとの状態だった。水球は予選リーグで敗退はしたものの、当時の国際的なランクは結構高かったように思う。それは実際、大会前の日本チームと各国チームとのテストマッチはほとんど見ているので自信がある。最近の競泳やシンクロの活躍を見るにつけ、いったい水球はどうしてしまったんだろうという思いが強い。
 先日放送されたフジテレビの「ジャンクSPORTS」で、水球のOBであるロックシンガーの吉川晃司が「水球のことをよろしく!」と言っていたが、おそらく彼も同じ気持ちに違いない。


旧友との再会

2007-02-10 15:39:53 | 水球
 もう数週間前になるが、F君と30年ぶりに会った。お互い既に第一線からリタイアし、還暦も過ぎてしまったが、会って1時間もすると、30年前と全く変わらない感覚で会話をしている。高校の時はチームメートだったし、大学こそ分かれたが、いつも会っていたので、お互いに気心は知れている。人間関係とは不思議なものだ。会わなかった30年の間にお互い別々の人生を歩み、全く異なった環境の中で様々な経験を経てきているので価値観なども相当違うはずだ。しかし、そんなことには全く関係なく語り合い、飲み交わした。

恩師の墓参り

2006-10-03 16:16:01 | 水球
 高校時代の水球のコーチで、私の人生にも多大な影響を受けた矢賀正雄さんの墓参りに行った。墓石の傍らには、矢賀さんが一生を捧げた水球のボールを象ったレリーフが飾られていた。
 人間的な魅力に溢れたコーチだった。いわゆる熱血型のコーチとも違う。自分の強さ、弱さ、悩み、迷いなどをさらけ出す人だった。この人に引っ張られてわれわれは全国でも有数の強豪チームになった。
 亡くなる1年ほど前、矢賀さんの業績をデジタルビデオ化しましょうと持ちかけ、本人もその気になってシナリオづくりに取り掛かられた。でもそれも未完のまま終ってしまった。

サッカーだけじゃないセリエA

2006-07-16 22:09:36 | 水球
 イタリアサッカーのトップリーグ、セリエAの不正疑惑事件はイタリア国内のみならず、世界中のサッカー界を震撼させている。有力チームがセリエBに降格させられるなどの厳しいペナルティが課せられるようだ。降格させられる各チームには、先のワールドカップで活躍した各国の代表選手が数多く所属しているが、降格に伴い、大量に移籍するのは確実とみられている。
 ところで、イタリアのセリエAというのは何もサッカーだけではない。女子バレーの高橋など、これまで数名の日本人が移籍したことでバレーボールのセリエAは日本でも知られるようになったが、実は水球(Water Polo)にもセリエAがあり、世界最高峰のプロリーグといわれている。世界各国のトップクラスの選手が集まってきている構造はサッカーやバレーと同じだ。ヨーロッパでは水球は人気スポーツの一つで、中でもイタリアは伝統的に強い。われわれの現役時代、すなわち40年くらい前も、ハンガリーや旧ソ連、旧ユーゴスラビアとともにトップ4と呼ばれていた。そのイタリアのセリエAで活躍している日本人選手がいる。ベルガモに所属する青柳君だ。彼はチームのポイントゲッターで今やなくてはならぬ存在だそうだ。そういう意味ではサッカーの中田を超える存在の日本人といっていい。


WATER POLO(水球)

2006-06-18 15:03:33 | 水球
 今日は県高校総体の水球を見に行った。母校のチームに復活の兆しと言う熊日新聞の記事につられて行ってみた。われわれの時代とはだいぶルールも変わったし、選手たちの体格は明らかに向上している。しかし、ボールハンドリングやスローイング、相手ゴール前でのドライビングなど、基礎技術はむしろレベルが下がっているような印象だ。今は部員確保が難しいと聞く。われわれの頃と違い、今の生徒は、部活が勉学に影響を及ぼすと感じたらあっさり部活をやめるらしい。われわれの時代には絶対なかったプールサイドのお母さんたちの歓声を聞きながら、時代の変化を感じずにはいられなかった。