食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

SEBASTIEN GAUDARD セバスチャン・ゴダール

2011年12月04日 | お菓子屋さん


SEBASTIEN GAUDARD セバスチャン・ゴダールさん

に、行ってきた




もうね、待ったよ~

セバスチャン・ゴダールさんといえば、ピエール・エルメさんが離れたフォションのシェフパティシエを継ぎ。

高級デパート、ボン・マルシェにサロン・ド・テを出し。

と、有名パティシエさんの1人。



で、なぜに待っていたかというと



今年の、夏のバカンスが終わったら、始動するってうかがっていたのに…。

第一報は、“10月オープン”。

…10月って、31日あるんですけど…いつ?

みたいな


なにせ、フランスの改装工事は、期日通りに終わるためしがない

先日うかがったパティスリー、シリル・リニャックさんも、オープンしたは良いものの、まだ改装工事続いてたしね。



なので、10月、最後の週に行ってみたら、まだ、改装中。

11月の半ばに開くってうかがったのに、まだ…。

しかも、某有名な雑誌にも、

“10月オープン”

翌月にも、

“11月オープン”

って…



で、やっと、11月の終わりにオープンして

私も、12月に入っちゃったけど、やっと、買えた。





キレイな内装


外の、しっかりした緑色とは対照的に、うすい水色と、白がメインのマーブル。

かわいらしいショーケースと、照明



店内に入って感じたのは、

“からっぽ” 


大きなケーキ用のショーケースは、クラシックなケーキたちが並ぶものの、“白”、“クロ”、“茶”…。

1/3は空っぽ。


ヴィエノワズリーが並ぶであろう正面のショーケースは、5人用ブリオッシュが1つと、数えられる程度の、1人用ブリオッシュ
、のみ。


左側は、これまた半分以上が空いているチョコ用ケース&フルーツのコンフィのL字ショーケース。

正面全体に広がる壁に作り付けの棚も、さみしい状態



オープン前、まだ、改装中だった時に、1度、店内を見せてもらったんだけど。

お店の奥に、窓があって。

そこからアトリエ(調理場)が、見えるようになっていて。

良いなぁ、って、思ってたら

磨りガラス&格子で、全く見えなくなっていた



開放的なショーウィンドー。

選び抜かれた調度品。

な、だけに、残念。

個人的に、オープニングって、大切だと思うんだけどなぁ。





そんな中、買ったのは、












全部、クラシック。

ショーケースが大きかったから、ではない。

ケーキ、全部、ちっちゃ


味は、普通。

“ふ~ん”

みたいな…。


パリ・ブレストなんて、小指くらいの細さで、買う気が起きなかった

タルトもちっちゃいし、サブレの焼き色も薄くて、買おうと思わなかったし。



たまたま、ちょっと前に、オープンしたてのお店に行ったから、どうしても比べちゃうけど。

シリル・リニャックさんは、外観、店内ともに素っ気なかったけど。

パンがずらっと

小さいショーケースに入ったケーキたちも“選びたくなる”ケーキたちで。


“Appetissant おいしそう”だった。


私は、“有名シェフのケーキ”が食べたいわけではなく。

“おいしいケーキ”を探しているので。



来年、このショーケースや、棚の量を見ると、まだまだ発展しそうなお店なので。

来年、もうちょっと経ってから、また来てみよう




SEBASTIEN GAUDARD ~セバスチャン・ゴダール~
22 Rue des Martyrs 75009 Paris
月曜休