1年ぶり?
の、Pierre Herme-ピエール・エルメさん
買ったのは、
ケーキを4つと、マカロン4つ
な、なんと
ケーキ1つに、箱1つ
日本では、お持ち帰りの箱の中で、ケーキ同士がぶつからない様に、ケーキの台紙をセロテープでとめたりして、すれないようにするけれど…。
コスト、高そ~
バニラづくしのタルトは、とっても良いバニラを使っていて
これ、“2000 Feuilles-ドゥミルフイユ”っていうんだけど
ミルフィーユは、
ミル=1000(千)
フィーユ=はっぱ
…“千枚のはっぱ”ってコト。
で、これは、
ドゥミル=2000 だから、
“2千枚のはっぱ”
パイ生地も、クリームもたっぷりたっぷり
この、キャンディーみたいなのは、
キャラメル風味のメレンゲに包まれたお菓子なんだけど、このメレンゲの食感のステキさ
サラっとくずれるやわらかさ
キャラメルって、意外と難しい?
砂糖と水を煮詰めたものだけど、100℃でシロップと呼ばれる形に。
そこから180℃以上のキャラメルまで、細かく、合計17種類の状態に分けられる。
ここまでは、温度で、『○℃なら●●の状態』って判断できるけど、キャラメルは、180℃以上~焦げるまで(?)
スーさん的には、このお菓子のキャラメルは、“こげ”一歩手前。
私的には、このほろ苦さが甘さを抑えてくれて割りとツボ。
食べ手の感じ方次第だけど、そうとられちゃう事もあるのね
今回買ったケーキの中で、一番のお気に入りが、コレ
ビターなチョコレートと、サクランボの組み合わせ。
このサクランボ、名前忘れちゃったけど、サクランボの種類の中でも、トップな質のものとか
日本のイチゴでいう、“とち姫”とか?
で、このケーキの箱の上面に、
“食べる、2時間前に冷蔵庫から出しておいてください”
の文字が
これ、とっても大事だと思う。
“ケーキは冷蔵庫に入れて(保存して)おくもの”
ってイメージがあるけど、ババロアとか、ムースとかなら、食べる直前に出せば良いけど。
ムースでも、ビターチョコレートだったり、タルトやバタークリームなら、冷たすぎると風味が口の中で広がらなかったり…。
“最良の状態”が何か、を、普通の人が考える事ってほとんどなくて。
こういう提案、してもらえると、とってもうれしい。
マカロンも、3つは甘いもの。
1つは、“白トリュフ”味で、とっても香りが強いので、って事で、袋を別にしてくれて。
ちょっと前、某ショコラトゥリーで、スペシャルなチョコを買ったんだけど。
そのチョコの上に、オパリーヌっていう、うすーい、紙みたいな飴がのっていて。
1つは当日食べて、もうひとつを翌日に食べようと思ってとっておいたら、飴、溶けちゃってた
チョコって、日持ちすると一般的に思われてる。
もし、こういう状態になるなら、買った時に、一言添えてくれるのがプロとして大事なことだね、って話したことがあって。
ピエール・エルメさん、やっぱり、良いなって思った。
ふと、思ったのは、テクニックのエルメさん。
アイディアのラ・パティスリー・デ・レーヴさん。
どっちも、今、パリの中でもトップなパティスリー
通いたくなる理由が、どっちのお店にも
あ、
今年の、“どうらく人・イチバンおいしいヴィエノワズリー大賞”
は、ピエール・エルメさんかも
買った翌日食べたんだけど、も、感動
※エルメさん、年末年始、休みなし
ウチのお店と一緒
Pierre Herme Paris ~ピエール・エルメ・パリ~
72 rue Bonaparte 75006 Paris
日~金 10:00~19:00
土曜 10:00~19:30
無休