のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

西宮

2022年03月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 西宮から来た学生バイトといろいろ話をしました。

 一頃何かと問題になった危険なかけっこ、西宮神社の十日えびすの「福男」。去年、今年は中止だそうです。

 理由は?怪我をしたり、浮気がばれたり、受験に失敗したりと福男が不幸に見舞われるからなのか?と聞いたら、ただ単純にコロナの影響だそうで、恵比寿様も打ち破ってしまったのか?

 福男に執念燃やしているマニアは多いそうで、復活すれば「間違いなく不幸になりにやってくる人達で溢れるでしょうね。」

 実は、私の知人にもこの福男選びに参加したやつがおり、誰でも当日参加出来たそうですが、何千人もいるので後ろの方から邪魔にならないように小走りでくっついていったそうです。

 西宮も奇妙な町名が多く、門戸厄神(もんどやくじん)とか神呪町(かんのうちょう)など、鬼舞辻無惨様の関連か?と思わせる地名が目につきます。でも、一番の厄災は「甲子園です。」

 阪神戦で阪神が負けた夜などは黄色と黒の虎柄の鬼達が荒れ狂っているそうです。

 西宮では甲子園で成人式が行われるらしく、黄色と黒の虎柄の晴れ着を着てグランドの土を持ち帰るのか?と思いきや、新成人はスタンドに並び、グランドには入れないんだそうです。今年はその成人式もやらなかったそうですが、そう言えば毎年話題になる沖縄の荒れる成人式も今年は耳にしなかった。

 ウクライナに義勇兵として行きたいと大使館にやって来た日本人が70人ほどいるのだとか。元自衛官が多いみたいですが、居場所を求めての承認欲求なら焦らず程なく起こるニーハオやニダとの戦いに備えた方が活躍の場があるのでは?

 義勇兵。これをボランティアと呼びます。対して、徴兵で集められた兵士をドラフトと呼びます。元々軍事用語なのですが、あんか昨今、ボランティアというと責任を伴わない自己満足のような風潮であまり心地よい言葉に思えません。

 プーちゃんは鬼滅の刃で言ったら鬼舞辻無惨様ですからね。容赦なくやられるばかりか、寝返ってウクライナに攻め込む鬼にされてしまうかも知れない。外人部隊を雇う方もそのくらいはわかっているだろうけど、死して骨を拾う者なく、無駄死にと呼ばれ、手柄を立てれば日本政府がいただく。生き残ればテロリスト予備軍として警戒される。そのくらい承知して路傍の石となる覚悟はあるのだろうか?

 「自己責任」という言葉が重みを増したのはシリアの内戦だったな。サバイバルゲームのにいちゃんが乗り込んでいってISに捕まり、最後は首を切り落とされたっけ。

 特攻隊や太平洋戦争の英雄に乗っかって自分を語りたがる自称愛国者が多い中、現場に行きたいという心意気は褒めたいけれど、あんたの存在意義のために戦うんじゃなくて、日本の存在のために戦うことが本筋じゃないかな? 

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