のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ケヤキ

2024年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 30度を超える猛暑でした。風があってからっとしていたので大汗を流した感じもなかったのですが、夕方には脱水症状の様子が出てきました。

 薪にするケヤキの枝を機械に入るサイズに裂く作業をしました。枝と言っても直径が50cm超える太さなので、チェーンソーで立てに切れ目を入れてクサビを叩きこみながら割っていきます。ケヤキはやたらと固い樹なので斧でひっぱいても傷もつかないし、粘りが強いので丸太のままでは薪割機でも機械の方が負けちゃう。しかも鬼のように重たい。

 一見まっすぐに見えても中がねじれているのできれいには割れない。しかも、このケヤキの持ち主は一見紳士に見えてもなかなか腹黒い人なので、その性格が乗り移ったような樹だ。町議選挙落選してもまだ未練があるかのごとく、ねちっこく割れないで張り付いている執着心。更におがくずから漂うウンコの香り。燃やすと煙が強いけれど、火の持ちがよく熾火となってトロトロ長持ちするので、薪ストーブには人気がある樹です。

 昨年末に伐倒したカツラの樹。沢筋などを好む樹です。お地蔵さんのそばに植えられていたものですが畑の日陰になるからと伐倒しました。カツラと言っても持ち主は真っ白になったもののしっかり髪の毛は残っています。

 樹勢が強い樹木なので、切り株からは新しい芽が出て育ち始めています。こちらはバニラのような匂いがします。

 夕方、家に戻ると今年初の水風呂に。と言っても自宅の風呂を35度くらいの温度に設定してぬるま湯にして風呂に入りました。さすがに45度の温泉に行く気にはなれません。

 乾燥して埃っぽかったこともあって、おまけにケヤキの粉っぽいおがくずにまみれたので、シャンプーするとミルク入りココアのような泡が立ちました。喫茶店の雰囲気ですね。

 日が落ちたらホタルを見に行こうかと思っていましたが、ご飯が炊ける前に眠っちゃいました。

 ハードな夏が始まりました。

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