のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

音羽の水

2023年03月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 暖かくはなったもののまだ冬将軍の管理下から抜け出ていない山村ですが、杉が花粉を飛ばすようになってきました。

 枯れ枝で杉の葉を引っ叩いて見たら粉が噴出しました。どうりでこの数日鼻水が出るようになったわけだ。

 今月初めに京都旅行に行ってきた60代半ばの夫婦。高校の修学旅行以来だそうですが、清水寺に行って音羽の滝の水を飲むとき、何の迷いもなく「延命長寿の水」を飲んだそうです。

 三本の水が流れていて、向かって右からだったっけかな?延命長寿、恋愛成就、学業成就の水と呼ばれていて、どれか一つしか飲んではいけないと修学旅行の時に教わって、その時は学業成就の水をいただきました。20台になって旅行(仕事で出張)に行ったとき恋愛成就の水を飲んで、その後は、知恵がついて人間ずるくなったので、三本の水が落ちる池の水を飲んでました。

 今なら?と想像すると、やはり延命長寿になるのかな?いまさら学業成就でもないし、恋愛成就に色気はあっても手間暇かけるのはもはや気力がないし、細く、長く・・なくてもいいんだけど、病気にはなりたくねぇわな。選択肢がそこしかない年齢になったってことか。

 で、三年坂ですっ転がっちゃいねぇよな。あの坂で転ぶと三年以内に死ぬといわれているので、三年坂の土産屋の人たち何か死の誘惑うずまく崖っぷちで仕事しているようなもんですよ。

 前もって京都旅行するとわかっていれば、まだ作成途中ですが、科捜研の女見ながらコツコツと作り上げている京都殺人事件現場マップを渡せたのに。

 京都駅近くのアパホテルに泊まって地下鉄やバスを利用しながら神社仏閣マップ片手に市内観光してきたそうですが、拝観料も結構な出費になったそうです。駅から五重塔が見える東寺は歩いて行ったそうですが、結構歩く距離があったそうです。すぐ近くに見えるんですけどね。途中、「あんな名刹の近くにストリップがあったぜ。」

 そうですか。意外なところに意外なものがあるんですね。しかも一方通行の路地みたいな場所に。京都の神社仏閣の中では格段と高い拝観料のDX東寺。でも65歳以上なら拝観割引があるとか?参拝してきたの?「行くわけねぇだろ!夫婦して。」

 羅城門の跡地も発見できたのだとか。碑がたっているだけですが、あの付近も怪しそうな町があるんだけど、とりあえず観光地ではない。

 修学旅行ではもちろん、このあたりに住んでいてもできない夜の居酒屋巡りなども楽しんできたそうです。

 もうすぐ始まる畑仕事。

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