曇り空で直射日光は避けられたけれど、猛暑な一日でした。
台風5号は沖縄通過後に半島に向かい、その後北海道方面にフックする計画らしいのですが、北海道の大雨が心配ですね。
10年位前に小林多喜二の蟹工船の再ブームがありましたが、あの創作小説が南の海で現実になっているのがニーハオのフカひれ船。操業中に亡くなった船員を海洋投棄したり冷凍してどこかに捨てたり、小説より激しいことが行われているフカひれ漁船。
その多くはインドネシア作業員らしいけど、そこまでしてふかひれスープを飲みたいのだろうか?
お盆前にお墓の草刈りを何軒か頼まれましたが、仙台に住むお子さんが「じいちゃんがわがまま言って悪かったんねぇ。」と土産を持ってきてくれました。健全な気仙沼産ふかひれスープ。
1パック当たりの量が多いので、みんなで飲むときのつまみに取っておいて、半分は「鬼滅の刃」のコミック本を貸してもらった元自衛官のナースの先輩のところにもっていきました。
東北の震災の時はまだ自衛官だったのであの現場に従軍されていたそうですが、地域の名産なんて考えたこともなかったそうです。有事に備えてうまいとかまずいとか考えないようにしてきたと言ってますが、ただ単に女子力がないだけじゃなかろうか?でも、これなら失敗せずに料理できるでしょう。
「鬼滅の刃」は全巻返却できまして、かわぐちかいじの「ジパング」の話になったのですが、タイムスリップして太平洋戦争の時代に紛れ込んでしまった最新鋭のイージス艦が果たしてどこまで活躍できるか?GPSもないし情報的には遮断されているわけですから、南ニダのなんちゃってイージス艦みたいなものです。「紺碧の艦隊」との共同作戦が必要なんじゃなかろうか?
なんてことを、ご教授いただきました。
日本では天皇陛下御英断で陸上戦に入る前に終戦しましたが、後のベトナム戦争で陸上戦に挑んだUSAが当時の日本に及びもしないベトナム人に駆逐されたのですから、陸上戦は単なる数字では読めない「地の利」があります。
冷たい戦争に突入している米中ですが、制海権と制空権にとどめて、上陸はしないほうが無難だろうか?「大丈夫。奴ら忠誠心がないから、内乱して自滅するよ。」
軍記物読んで勉強なさっている。
ジパングと言えば、深蒼海流と言う別編をかわぐちかいじが描いており。こちらは平安末期、後白河上皇から源平合戦の時代を描いた全巻23巻の長編大作です。
先輩説では「軍記物と言うよりは歴史物ね。」と言ってましたが、歴史物の蔵書も豊富で、里中真知子が孝謙天皇や弓削道鏡を描いた「女帝の手記」や大化の改新時代を描いた「天上の虹」。「ベルサイユのばら」も「歴史」と段ボールに書かれて積まれてました。
足が速いだけで頭は空っぽだと思っていたら、歴女だったんですね。文字だけの本は読まないみたいだけど。
ジパング~深蒼海流を借りてきたので、お盆は平安末期のお勉強をします。
出汁取らなかったの?と聞いたら、フカヒレから出汁が出るんじゃないの?と、予期しない答えが。
いやいや、普通は鶏なんかで取るでしょ。
フカヒレそのものには味はありませんから。
粉末の鳥ガラスープと中華味を入れたらちゃんとしたフカヒレスープになりました。
もう40年以上前の話ですが、当時はフカヒレなんて一般家庭では縁がありませんでしたからね。
高級な中華料理店でも行かないとお目にかかれませんでしたが、今じゃインスタントで安く売ってます。
昔は高級食材だったんでしょうけど、今ではそれほどありがたみはないなぁ。
以前に「自炊はじめました」とコメントしてからスキャンしたのが役30万枚(両面コピーなので60万ページ)を越えました。
1枚の厚さが0.1mmだとして、積み上げると高さは3万mm=30mになります。
スキャンするために本を裁断してバラバラにしますので、スキャンした後の残骸は古紙回収行きです。
本棚いくつぶんなんだよ?と思いますが、空いたところには例のフィギュアを詰めたプラケースを置いてますので、まったく空いていません。
何枚スキャンしたかはスキャナのドライバソフトでモニターしていて、20万枚で送りローラーを交換するように指示が出ます。
送りローラーは数千円しますので、あえて無視して送れなくなるまで使うつもりです。
あと20万枚くらい残っていますけど、最後までもつかな?
料理は掛け算。一つパターンを身に着けるといろいろ応用できる科学的実験。
女子力アップしているおじさんたちが増えましたね。いい傾向です。