のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
質問があれば
gmailのnaosukikan
まで連絡ください

新しい子猫たち No.1657

2020-09-14 01:26:19 | 新しい子猫たち 
リトルホワイトの事務局は、色々な組織から人が集まってきた、政府からの派遣も多い。この財団の特徴は 現に困っていれば どんな人でも助ける。資産とか収入がドーダとは言わない。ただリトルホワイトの事務局に必要なのは 私益をそれで求めない と言う事に尽きる。社会をこう変えたい との思いはあってもいいが、それで私益を求めようとすると リトルホワイトは それぞれの出身母体に送り返す。


政府筋の高官が返された事もあった。現総理は知っていて 試しに行った。有能そのものの人だったが、現総理もその点を案じていたのだった。


利権に強い筈 の神幸の 政治団体 から来た人が私益を求めない人だったする事もあって、一概には言えないのだった。リトルホワイトの事務局 は 報酬は そこそこあるが 役得はないと言うのが はっきりとしてきた


ココと瑠璃がボッタリしようとして、それが問題となって作った財団で、世界でも有名な 投機筋と言われた 香奈、神之助 そして リトルチャ が 投機の心を刺激され、大儲けして 更に財政基盤を強くした 財団 は、私益を求めない人たちで 運営されていた。


リトルホワイトの恐怖伝説は まだ残ってはいたし、マスコミもそれを怖がっていたのは事実でも、その点が みんなに判ってきた。そして多くの人、各階層の色々な人がそれで助けられていた。寄付すれば 税金控除は ちょっと有利にもなった。助けられた人は、少しは寄付をした。 すれば少しとは云え 税金面では有利になった。ゼニがある人はそれには敏感だった


陽太もそれを知って リトルホワイトを流石と思った。安くなるとしても 大した額ではなかったが それが極めて重要になった。元々対象を限定した福祉サービスはしていたが 対象を限定しないサービスがリトルホワイトの財団で出来るのが強みとなった。 陽太はリトルホワイトの構想には舌をまいた。 

コメントを投稿