忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

ジョハリの窓

2008-08-26 20:17:48 | こころの問題
う~ん・・・、改めてみてみると、手書きはよくないですね。

次に同じような手を使うときは、工夫しなきゃなぁ。

ジョハリの窓は、ジョセフ・ルフト とハリー・インガムという
アメリカの心理学者が共同で考えたこころのモデルケースです。
自己分析をするために使われます。

略して、「ジョハリ」の窓。

前回の日記に書いたあまりにも乱雑な図形のように、人間の
こころを、

�.自分が知っていて他人も知っている自分
�.自分が知っていて他人も知らない自分
�.他人が知っていて、自分が知らない自分
�.自分も、他人も知らない自分

の4つに分けます。
�は、既に誰もが知っているわけですから、あえてどうこうする
必要のない部分です。
�は、言ってしまえば「潜在能力」であるわけですから、どう
こう出来る部分ではありません。

多くの人が、パーソナリティ、つまり人間性の向上を図りたいと、
様々なことにチャレンジすると思うのですが、以外と、�の部分
をどうにかしよう、なんて考える人が多いのではないでしょうか。

それはそれで大切なことだと思うのですが、こと人対人という部分
においては、�の部分と�の部分を広げることがとても重要になる
ようです。

自分のことをひたすらに隠して、こころの内を人に見せようとしない
人は、かっこよく言えば「神秘のヴェールに包まれた」なんてことに
なるのでしょうが、言い方を変えれば、何を考えているのかわからな
い、「得体の知れない人」でしかありません。人がその人から遠ざか
ってしまいます。
つまり、隠し事が多い人は人に信用してもらい辛いということです。

結果、他人もその人に対しては心を開こうとせず、情報を手に入れる
ことが、とても困難になってしまいます。

そして、�の部分が狭い人は、実は、「器の小さい人」だと思うのです。
どうしてと思う人もいるでしょう。

�に関して前記した部分とも重なるのですが、�の部分を広げようと
すれば、自分が知らないわけですから、結局人から指摘してもらうしか
ありません。
普段から高飛車だったり、上から物を言うようなタイプの人、人の
話に耳を貸さず、何を言っても、「でも、自分は」とばかり言う人、
そして前記したような「何を考えているのかよくわからない人」の
下へは、こと、その人のパーソナリティに関してはとくに、情報が
手に入りにくい状況ができてしまいます。

結局、他人の目に自分がどう映っているのか、ということがわからない
のですから、自分自身の行動を改善することができません。

こうして考えてみると、普段から話しかけやすい雰囲気を作り、人の
話によく耳を傾けることは、とても大切だということがよくわかります。

是非、皆さんが自分自身のことを見直す一つの手段として使ってみて
くださいね                    


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