ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

秋~冬の連ドラ1

2020-02-26 20:20:00 | 日記
今クールのドラマも折り返し地点を過ぎ、そろそろ佳境に入ろうとしてますが
まずは、甲斐さんが「10月は寝られやしない(笑)」とおっしゃっていた(笑)
秋ドラマからサクッとおさらいしたいと思います

その甲斐さんが楽しみにしておられた1本…「まだ結婚できない男」は
前作で40歳独身だったこじらせ男子(笑)が
新シリーズとなる今作までに経過した、実際の歳月と同じく13年加齢して登場(笑)
あの女医さんとイイ感じで最終回を迎えたのにナゼ?
…っていうか、ああ、やっぱりというか(笑)こじらせぶりは相変わらず(笑)

ただ、新たなキャラクターが登場し、前作からのレギュラー陣を取り巻く環境も
月日と共に変化してはいるものの「相変わらず」過ぎて
「だったら、シーズン1の方が良かったよね」って感じ…(苦笑)

主演の阿部寛さんは…「皆さんに喜んで頂いて終わった作品なので
続編の話が出た時は『期待に応えられるのか?』と正直迷った
ファンの人は演じる側以上に、作品に思い入れがあるから」とコメントなさっていて

おそらく?それゆえに「当時ドラマに関わった人にもう一度関わって貰いたい」
…との要望を出されたらしく、ドラマの「世界観」を再び作るのはスムーズだったと思われる一方で
新たな切り口を見つけ難くなったんじゃないかと…?(苦笑)

いっそテレ朝の「相棒」や「ドクターX」「科捜研の女」みたいに
定期的なシリーズ物と化していれば、同じキャストやスタッフが関わっていても
「水戸黄門」的な安心感(笑)でもって「固定客」の支持を得られたように思います

もちろん、各シーズンごとに出演者や設定によって何かしらの変化はあるし
核となる部分やお約束はキープしつつ、視聴者を飽きさせないようにするのは
新番組をスタートさせるよりも難しいでしょうし
そのハードルをクリアして、高視聴率を叩き出すって、やっぱりスゴイですよねぇ

…で、もう1本の甲斐さんご期待のドラマ「時効警察はじめました」も12年ぶりの復活で
こちらも前作のレギュラー陣に新たなキャストが加わり
時効管理課の12年後の姿が描かれた訳ですが
新メンバーの吉岡里帆さんと磯村勇斗さんが
前作の空気感を損なうことなく、すんなり溶け込まれていたことと

過去2シリーズのメイン脚本・監督を務められた三木聡さんに加え
このドラマのファンで、また甲斐さんご贔屓のドラマ(笑)
「銀魂」「今日から俺は!!」でお馴染みの福田雄一さんを始め
このドラマ初の女性監督・大九明子さんや今泉力哉さん、森ガキ侑大さんなど
バラエティに富んだ演出陣を迎えたことで

12年間のブランクを感じさせない絶妙なコンビネーションに
新たなエッセンスが隠し味のように効いていて
よりパワーアップした「脱力系コメディミステリー(笑)」となっていたし
いつの間にか「バツイチ」という設定で復活なさった(笑)三日月(麻生久美子)さんが
またまた霧山くんとの結婚を意識する流れは健在で、オールドファンのハートを掴んで離しません(笑)

そうそう!このドラマの飄々とした感じや、ゆる~い雰囲気は
主演のオダギリジョーさんの佇まいや、舞台経験の豊富なキャストの皆さんの
アドリブ満載の掛け合いによって醸し出されているんだろうと思いきや
アドリブはおろか、セリフは一言一句台本通りらしく
撮影現場は、ナカナカの緊張感に包まれていたんだとか…

ちなみに…我が家の購読紙のラテ欄に、この2本のドラマの主人公の共通点は
「マニアックな趣味人」だと記されていて
更に、番組がスタートしたのも同じ2006年で
「芸人がマニアックな視点で趣味嗜好を語る『アメトーーク!』が
時間を拡大し、現在の放送枠になったのも、やはり2006年」らしく
この頃から「王道」だけではない「多様性」が注目され、選択肢が広がりつつあったんだなあと…

そしてもう1本、一大ブームを巻き起こした「おっさんずラブ」も新シリーズがスタート♪
ただ、前作が終了し「ロス」状態だったファンが、首を長くして待ちわびていた劇場版
「おっさんずラブ~LOVE or DEAD」は、力み過ぎたスケールアップが仇となり(苦笑)
「イヤイヤ、こんなのが観たかったんじゃない!」と、まさかの不評…(汗)

新シリーズは、原点に立ち返って?「天空不動産」ならぬ「天空ピーチエアライン」を舞台に
機長やCA、整備士の「おっさん」達(笑)が
恋に落ちたり、すれ違って切なくもがくさまを
キュンキュンたっぷり(笑)に描く…はずが
制作発表の段階で「牧くん」こと林遣都さんのお名前がないことに
ガッカリなさった方が少なくなかったみたいで(苦笑)

そのダメージ回復のためか?脚本が迷走し始め
「恋に落ちる瞬間に説得力がない」やら「感情移入が出来ない」やらの声が少なくなかったらしい(苦笑)
もっとも奥さんは、千葉雄大さん演じる副操縦士・成瀬くんの「猫っぽさ(笑)」と
戸次重幸さん演じる整備士のシノさんの、想いを内に秘めるMっぷりにヤられておりました(笑)

でも、その奥さんでさえ、アノ最終回の唐突すぎる展開にはついて行けなかったようで
「最後の最後に裏切られた気分」が拭えず…(苦笑)
まあ、確かに「いきなり黒澤キャプテン大逆転!?」はナイよなあ…(苦笑)

ボク個人は、MEGUMIさんが演じられた「男前」なキャラクターのCAさんと
「ディスパッチ」さん(笑)の含蓄あるお話(笑)が、いつも途中でカットされるのがツボでしたが(笑)
やはり、人気を博したドラマのシリーズ化は
「過去の栄光」にすがらず、また、視聴者の顔色を窺うことなく
ブレずにコンセプトを押し通す方が、好結果に繋がるんじゃないかと…?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1917 命をかけた伝令2(ネタバレあり) | トップ | 秋~冬の連ドラ2 »