ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

秋~冬の連ドラ2

2020-02-28 14:03:00 | 日記
甲斐さんが触れておられた「あなたの番です」は、1クール目の3話辺りで挫折したため
2クール目ももちろんアンタッチャブルだった我が家(笑)
去年、あれほどブームになったにも関わらず、全く話について行けず(苦笑)
この感じ「家政婦のミタ」の時と同じだなあと…(笑)

もっとも、その「あな番」のあとを受けて
しかも、あの「3年A組」の脚本家&スタッフが手がけたなどと鳴り物入りで始まった
「ニッポンノワール」も2~3回でリタイアしてしまったけど
こちらは「置いてきぼり」感に悩まされることがありませんでした(苦笑)

「ノワール」と冠したからには「黒い」登場人物を揃えて
「ブラック」な展開で楽しませてくれるんだろう…という期待が外れた訳ではないとはいえ
我が家の「ノワール好き(笑)」によれば、元祖ノワールのフランス映画みたいな
虚無感や退廃的な色合いが全く感じられなかったらしく
「ノワール」という看板がハードルを上げ、かえってアダになったような気が…(苦笑)

それはともかく…秋のドラマは「桑野さん」や「霧山くん」に限らず
ユニークなキャラクターの主人公が多くて
例えば「同期のサクラ」は、歩きスマホをしている人に
「危険なので、止めて頂けると助かります」と注意をするなど
フツーは思ってても言えないよねってことをどストレートに物申す(笑)
マイペースで忖度を知らない「建造物フェチ」

毎週毎週、同期の仲間の悩みやトラブルを解決する一方で、社内での立場はどんどん悪くなり
自分の生まれた島に橋を架けたいという夢を叶えるために大手ゼネコンに就職したのに
設計や建築とは程遠い人事部やら、子会社に出向やら、果ては解雇処分になるやらで
「正直者がバカをみる」の典型のようなサクラさん(苦笑)

でも、ある日突然、本社から出向先に連絡があり
その故郷の島に架ける橋のことで問題が起きて、島民が不安がっているので
現地説明会で島民を説得して欲しいと頼まれたものの、安全性に問題はないというのは嘘であり
しかもそれを公にすると今後一切、橋の建設は不可能になると脅され
悩んだ末に島民に真実を告げるシーンは、今思い出しても涙腺がヤバいっす(苦笑)

更に、その直後、東京で一人暮らしを始めた孫の悩みを聞いてやり
励ましのファックスを送り続けていたおじいちゃんが、孫の同期のメンバーに
余命短い自分に代わって孫をよろしく頼むと伝えて亡くなってしまい
この脚本家はドSだな!血も涙もないな!と憤慨したような気が…(笑)
遊川和彦さん、ゴメンなさい…m(_ _)m

それにしても「過保護のカホコ」に続き
遊川作品主演の高畑充希さんは、安定の変人ぶりで(笑)
「すんばらしい!(笑)」女優さんですねぇ♪

続いての「変人さん」は「俺の話は長い」で
パラサイトニートを演じられた生田斗真さん(笑)
夢いっぱいで開業した「こだわりのコーヒー店」が、わずか9ヶ月で潰れて以来
喫茶店を営む母親に寄生してグータラな日々を送っているわりに
肩身の狭さなどは微塵もなく(笑)あー言えばこー言う「屁理屈の天才」(笑)

ある意味、共依存とも言える母と息子の二人暮らしの家に
姉の一家が、家の建て替えの間、仮住まいにやって来るというところからドラマは始まり
なんだかんだ思いながらも息子の今の状態を受け入れている母に代わって
姉が説教を始める食事シーンが定番なんですが(笑)

例えば、弟がいまだにコーヒー店で使っていた品々を置いているのを発見し
無用の長物なんだから処分しろと言うと
「姉ちゃんは、負けた高校球児に甲子園の土捨てろって言えるの?
残してたって何の役にも立たないんだから
甲子園の土なんてさっさと捨てろって言えちゃう人間なんだ!?」と返され
「誰も甲子園の話なんてしてません!」といった次第…(笑)

1時間枠に2本のストーリーという構成は
スマホの普及により、若い世代を中心に、動画サイトで短時間の動画を見る習慣が広がったことを受け
「テンポを上げ、サクサク見られるドラマ」を目指した結果らしく
30分で「ちょうどいい」くらいの(笑)どこの家庭にもありそうな悩みや日常の問題が取り上げられ
ちょっとほろ苦かったり、ポッと心が暖まったりして迎えるエンディングがクセになり(笑)
「シーズン2」絶賛希望中の1本です♪

「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル」の天ノ教授も
「失敗が大好物」で「失敗学」という学問を究めようとするかたわら
…というか「事故」という「失敗」の原因解明をこよなく愛する変人(笑)

「失敗からは学ぶべきことが沢山ある」をモットーに
研究そっちのけで「事故調査委員会」の活動にのめり込み
寝食を忘れて検証や実験を行う過程で、毎週のように登場する天ノ教授の決めゼリフ?が
「私、失敗しちゃった!(笑)」なのは、NHK的に如何なものかと…?(笑)

「天才」と言えば、ディーン・フジオカさん演じる「シャーロック」
霧のロンドンから舞台を令和の東京に移し
「探偵」ではなく「犯罪捜査コンサルタント」として
岩田剛典さん演じる精神科医を巻き込んで(笑)難事件に挑むんだけど

本家のシャーロック・ホームズに倣い、上から目線の鼻持ちならない態度(笑)
鋭すぎる観察眼と豊富な知識で導き出した推理に基づいた言動は
その過程が見えない凡人には、不気味だったり、あまりに傍若無人に見えたり…
それでも憎めないというか、放っておけないというか
一周回って愛されキャラになるのも「変人」というラベリングのおかげかなあと…?(笑)

ただ、本家と同じく、宿敵「守谷(笑)」と相討ちで?消息不明…
というエンディングには、あまり必然性がなかったような感じが拭えず(苦笑)
「ふらっと旅に出た」くらいが良かったんじゃないかと…?

まあでも、錦織圭選手らがテレビカメラにサインなさるのを模したように
「シャーロック」と手書きするタイトルといい
全く未経験でいらしたというバイオリンを弾きながらのシンキングタイムのカメラワークといい
ボクシングの試合に絡んだ事件で披露された見事なスパーリングといい
ディーン様のカッコ良さ満載の1本でした(笑)
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