ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

今年初の小ネタその3

2017-01-20 14:07:00 | 日記
【森のくまさん】のニュースに関連して
森進一さんの【おふくろさん】が取り上げられてましたが
我が家がイチバンに連想したのは
やっぱり甲斐バンドの【ダイナマイトが150屯】です(笑)

まあ、それは、パーマ大佐さんに抗議なさっている訳詞者の方が
馬場「祥弘」さんというお名前だったこともあるんじゃないかと…(笑)

甲斐さんが、先日のラジオで
「べっぴんさん」に協力なさっている靴職人の方のお名前が
「祥弘」さんでいらっしゃると話され
「同じ字の人、あまり見たことない」と、シンパシーを感じておられたけど

馬場さんも「一見、取っつきにくく、気難しそうな(笑)
喋り出したら止まらなさそうな(笑)」方なんでしょうか?(笑)

ともあれ、パーマ大佐さんの【森のくまさん】は
オリジナルと全く違うメロディに
「一人ぼっちの私を強く抱きしめた熊」といった歌詞を乗せて
いわば、本来の曲に「追加」した形みたいですが

馬場さんは「詩の情感を大切にしているのに
全く違うものになっている」ことを問題になさっているようです

【おふくろさん】は、森さんがイントロ部分に「語り」を入れられたことが
作詞者の川内康範さんの逆鱗に触れたらしいんだけど

それを言うなら、さんまさんが
【最後の夜汽車】を歌われる前に雰囲気を盛り上げようと
「(亡くなっておられない)おじいちゃんが死んでしまって…」と
語られたことの方が問題でしょう(笑)

【替え歌メドレー】でお馴染みの嘉門達夫さんは
今回のニュースについて意見を求められ

著作権協会はもちろん、可能な限り、作詞家の方や歌手の方にも
許可を頂くようにしていると話されてました

著作権に明るい(笑)甲斐さんも、当然、使用許諾を得られて
歌詞の一部を改変なさった【ダイナマイト…】をカバーされた訳ですが

1992年に作詞者の関沢新一さんがお亡くなりになった後
甲斐さんが「本人とは話がついてた」とおっしゃったらしく

それまで奥さんは、ライブで【ダイナマイト…】が演奏されても
ライブ音源や映像に収録されないのは
単に著作権上のことだろうと思っていたのが

もしかしたら、ご遺族のご意向で?
「大人の事情」が発生したのかも知れないと気づいたみたいです

もっとも、昨年の日比谷野音は「ライブ生中継」に限り
【ダイナマイト…】がオンエアされましたけど…(笑)

でも、この曲の歌詞の「改変」って
「カラスの野郎(どいていな)」とか
「トンビの間抜けめ(気をつけろ)」といった極々一部ですし

「とっぽい野郎」や「死にかけた奴ら」の方が
逆にこの曲の世界観にマッチしてるような気が…(笑)

ちなみに、真島昌利さんは、甲斐バンドバージョンで
カバーなさっているみたいです(笑)

甲斐さんが「自分で作った曲をどう歌おうが俺の勝手だ(笑)」と
ライブで「歌詞の改変」をなさるのはともかく(笑)

【東京の冷たい壁にもたれて】のサビは
【裏切りの季節】の歌詞を拝借した(笑)とおっしゃったり

【悪夢】の中の「熱く胸焦がす激しいSAXがいいさ」というフレーズを
一部「発音」を変えて歌われてたり(笑)

…まあ、これは、吉川晃司さんが【モニカ】のサビで
同様の「発音」をなさっていた当時

甲斐さんが、作詞者の三浦徳子さんのことを
「スゴイねぇ!(笑)」と絶賛されていたので
そういう意味では、アイデア拝借かも知れません(笑)

また【ハートをROCK!】や【歌舞伎町の女王】などは
ご自身で書かれた歌詞ではないけど
若干、男性仕様になさっていたし(笑)

「カラス」や「トンビ」についても
「今の時代にはちょっと…」とおっしゃっていたそうだし

作り手でもあり、歌い手でもいらっしゃる甲斐さんには
必要な「改変」だったんじゃないかと…?

それはさておき…カバー曲ということで言えば
この【ダイナマイト…】もテネシー・アーニーフォードが歌った
【16トン】という曲が元になっているらしい

佐藤剛さんによると…
B29爆撃機で日本を攻撃した元アメリカ兵のヒット曲が

「爆弾男(笑)」と呼ばれてスターになられた
小林旭さんがお歌いになった曲に受け継がれたんだとか…

ちなみに…【16トン】そのものは
フランク永井さんが、英語+日本語でカバーされたそうですが

「貧しい炭坑夫の苛酷な生活がテーマの労働歌」を忠実に歌われたために
重くて暗い内容でヒットしなかったみたいです(汗)

甲斐さんも「オリジナルに忠実に、完コピに近い形でカバーすると
絶対、オリジナルの方が良いに決まってる(笑)」とおっしゃってたなあと…

ともあれ、カバーやコピーという意識はなくとも
オリジナルの表現をしようとする時に
体の中から自然とわき上がって来るフレーズやメロディはあると思うし

甲斐さんもご幼少の頃にジャンルを問わずお聴きになった曲が
「全て体に自然に吸収され、血となり肉となっている
僕の中のオリエンタルなメロディの響きは
確実にそこから来ていると思う」とか

「【裏切りの街角】のAメロの後のインターメロは
【紫のタンゴ】という曲のメロディを
4小節以内は盗作にならないというのを逆手に取り
2小節使用させて貰った(笑)

無論、その曲にしても、体の中にあった
幼い頃からの微かな記憶にインスパイアされている」とおっしゃってます

前述の【ダイナマイト…】の元ネタと言われる【16トン】が誕生する際にも
何かきっかけになった曲があったのかも知れないし
その名も知らぬ曲も誰かの体の中から生まれたのかも知れません

そう考えると、流行の移り変わりって
進化でもあるし、回帰でもある…というか
巡り巡っているものみたいですね
その循環の途中で、甲斐さんの音楽に出会った奥さんはかなりラッキーでしょう(笑)

【安奈】が、中国を中心にタイ、シンガポールなど
アジア各国で流行歌になった時

甲斐さんが「その根底にあるのは
オリエンタルなメロディへの深い共感だと思う
幼い頃に聴いた歌謡曲、ポピュラー、ジャズを含む数々の曲が体に染み入り

成長してこの体から発露していき
それが再びアジアに戻って行った
そんな気がするのだ」と話されてるのも、同じような感覚なのかなあと…

余談ですが…前回の「押し弾き」のゲストは
押尾さんの師匠・中川イサトさんだったんですが
嘉門達夫さんも中川さんの「教え子」と知ってビックリ!

「チャラリ〜ン!鼻から牛乳(笑)」という
「歌詞」にばかり気を取られてたけど
これからはギターの音色にも耳を傾けないといけませんね

そうそう!押尾さんのアルバム「KTR×GTR」をお聴きになったリスナーの方から
「楽譜が発売されるまで耳コピします」とか
「一番難しい曲はどの曲ですか?」という投稿があり

押尾さんは「甲斐さんとのツアーでやった
【TOGETHER】が一番難しい」とお答えになって

「チューニングだけ言いましょか?」と、6弦から順に発表された後
「甲斐バンドの【破れたハートを売り物に】って曲と
同じチューニングです」と話されてました(笑)
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