ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

フィルム・ガレージ(#9)その5

2020-07-16 14:10:00 | メディア
甲斐さんの映画愛あふれるトークは続き…(笑)
「僕は、まあ…言っちゃいますけど、これはブラッド・ピットの映画です!(笑)完全に…(笑)
もう、あの…僕…『パルプ・フィクション』も
絶対、サミュエル・L・ジャクソンの映画にしてあげたと思うんですけど

でも、それよりもやっぱり、サミュエル・L・ジャクソンが、それを超し過ぎて
すごい強い表現をしたんで、もうあの映画は彼のものになったように
まっ、ブラピがカッコいいですよね!

僕、ブラッド・ピットって、ホントにアンジェリーナ・ジョリーと別れて良かったなー!
…と思ってるんですけど(笑)もう別れた以降、みんなイイもんね?もう素晴らしいですよ、ハイ
あのー、宇宙飛行士の映画(アド・アストラ)も素晴らしいですけど…

もう、これも…これはもうブラッド・ピットが完全にもう現役時代の…
ナンか、スーパースター不在の今、スターとして戻って来た映画って感じが、すごいしましたよね
あのー、屋根のアンテナ修理する時に、こう…Tシャツとアロハ脱ぐじゃないですか
(…とTシャツを脱ぐジェスチャー(笑))
ハイ!出ました!(…と拍手なさいながら)っていう(笑)イイねぇ!っていう(笑)感じですもんね

あの脱ぐシーンね、50歳の身体とは思えないですよね?あの…素晴らしいと思います
僕はもう、あの…僕は、あの脱がした時に
『あっ!これは、ブラッド・ピットに持って行かしたいんだなあ』
…って感じが、まあ、すごいしましたよね」と絶賛なさってましたが
この作品のレビューを眺めた時も、アンテナ修理のシーンに触れられている方が多く
それも、ほとんどが男性だったのを思い出しました(笑)

続いては…「作中の音楽について」
「かかる曲もやっぱ素晴らしくて、あのー『いちご白書』っていう映画の…
まっ、これは、あの…70年くらいに日本でもたぶん封切ったと思うんですけど
えー『いちご白書』の、そのー『サークルゲーム』っていう、ビルボードNo.1になった
バフィ・セント・メリーが歌ってた、僕、大好きな曲なんですけど
それが、やっぱりかかるのね、ドライブシーンの中で…」と話されたトコで

「いちご白書…製作:1970年 監督:スチュワート・ハグマン
好奇心と恋心から学生運動に参加した、政治や学生運動に関心のない学生と
活動家の女子大生の恋愛を描いたノンフィクションの映画化」という注釈が表示され

「そいで、おまけに、あのー、そのあとすぐ『ミセス・ロビンソン』がかかる
これも、あのー、69年に1位になってるんですけど、サイモンとガーファンクルで…
で、あのー、そのあと、サンセットブルーバードが夕闇にこう…包まれて行くところで
ホセ・フェリシアーノの『夢のカリフォルニア』がかかるんですよ

だから、プレイボーイマンションのパーティで、ママキャス見せといて
で、ちゃあんと、そのずっと…数十分あとくらいに、えー『夢のカリフォルニア』がかかる
でも、それは、ママス&パパスのバージョンじゃなくて
えー、ホセ・フェリシアーノのバージョンと…スゴイ!
もう、映画館で、僕ずっと唸ってましたから、この映画…
素晴らしいな!計算がやっぱりね」とおっしゃってましたが

甲斐さんが、劇場で観賞なさったのにも関わらず
ちょっと気になるシーンがあったんで、スイマセン(笑)」と
Netflixで「5日間に2回」ご覧になったのは(笑)
「あのー、マーゴット・ロビーがですね、あのー、ねぇ?亡くなった女優の役に扮してて
夕暮れの…夕暮れの、あのサンタモニカの所、車で…降りて歩くシーンがあるんですけど

まあ、それを実はもう1回観たくて…あそこがね、素晴らしいんですよ
…ということだったみたいで(笑)その話をなさった時にも
このホセ・フェリシアーノの【夢のカリフォルニア】を流しておられました

そして…「今作のタイムカプセルに入れたいシーンは?」…との質問に
「で、今回、この『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の中の
その…ホントにタイムカプセルに入れたいくらいの名シーンは
僕はその…ブラッド・ピット扮するクリフ・ブースね
クリフ・ブースが、えー、ブルース・リーを車に投げつけるシーンがあるんですけど

もう、アレ…アレはもう冥土の土産に、死ぬ前にもう1回アレ
もう1回観て、もう死んで行きたいくらいの…(笑)
ざまあみろ!ですよね、ブルース・リーね(笑)素晴らしい!

あのー、あの…その前に、ブルース・リーがこう…口上するシーンがあるのね
みんなに向かって、俺…俺はいかに強いか、みたいな…
実際、あの…あれくらい、まっ、ブルース・リーは
まっ、トンがった人だったらしいんですけど、えー、あのシーンはスゴイですね」

…と甲斐さんが挙げられたシーンは、ボクがこの作品の感想を書いた際に
「2番目に面白い」と記したシーンなんですが
(…って、1番は、やっぱりアノ想定外のラストです(笑))
タイムカプセルに入れて、50年後の人達に観せたいとか
冥土の土産に…っていうほどじゃあなかったかなあ?(苦笑)

ということで…「WOWOWで、僕がおすすめする
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』放送します!
気になる方は、是非ご覧下さい」という〆のコメントがあり

半分に割られた画面の右側…「FILM GARAGE メモ」には…
「甲斐よしひろが愛するタランティーノの魅力」というタイトルの下に
「音楽の使い方が秀逸」「タイムカプセルに入れたいシーンが圧倒的に多い」
「ありえない人物設定の妙」「ベストアルバムのような映画の作り方」と記され

続いて「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの魅力」とのタイトルが表示されると
「ドラマチックな結末」「ハリウッドの光と闇の描き方」「作中の音楽の使い方」という
甲斐さんのトークのまとめが記されてました

一方、画面の左側では…「タランティーノの名言を熱く語る甲斐さん」(笑)が
「タランティーノの昔の発言で『コイツ、すっごい面白いなあ』と思ったのが
あの…『子供って、ナンで同じものを何回も見たり聴いたりするか、判る?』
…って、インタビューで答えてて『それは、当たり外れがないからだ』と…
『だから子供は、イイと思ったもの、好きなものを何十回何百回も見るんだ
俺もそれなんだよ』って言ってるんですよ

俺、その…それ『レザボア・ドッグス』辺りの時にした発言なんだけど
『コイツ、なに言ってんだ!?』って、まず思ったんで、俺…
『大人の言うことじゃないな』と思ったんですけど
ただ、よくよく考えてみたら、まっ『僕もそうだしなあ』と思って…
僕、ヒッチコックの気に入った映画、ほとんど20回ずつくらい、みんな観てるし…(笑)」

…と、奥さんのツッコミが入る前に、ご自身で認めておられましたが(笑)
映画に限らず、お好きな曲や食べ物なども、マイブームが到来なさると(笑)
「毎日毎日、何度も何度も繰り返し味わって、ある日突然、見向きもしなくなる(笑)」というのは
「永遠の少年」と呼ばれるロックミュージシャンとしては美点なのかも知れませんね?(笑)

もっとも「何回ひとつの映画を観たか?」の回数を挙げられるのは
「映画マニアの中で一番嫌われるタイプ」だそうですし(笑)
その「熱意(笑)」をアピールなさるのは、お控えになった方がよろしいんじゃないかと…?(笑)
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