ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

雑感モロモロ2

2016-12-05 14:12:00 | 日記
甲斐タローツアーが終わって1週間…皆さまそれぞれに
頭の中でリフレインしている曲がおありかと存じますが

残念なことに奥さんは、サンプラザでの【最後の夜汽車】(笑)
それもイントロがグルグルしているみたいです(苦笑)

「3回目は、甲斐さんがわざと失敗するんじゃない?(笑)」と
関西人の血が騒いだ奥さん(笑)

ビルボードで甲斐さんも「もう1回やろうかと思ったけど
2人に本気で怒られるから止めた(笑)」と明かされていたそうで(笑)

いっそそれで大笑いしていれば
「こんなにグルグルせずに済んだかも知れない」と…(苦笑)

で、先日、海外の研究チームが
「無意識の内に頭の中で繰り返されてしまう音楽」の特徴などを調べ
米心理学会に発表したとの記事を思い出した次第…

2010年〜13年に、12〜81歳の3千人を対象に
耳に残って離れない曲を調査したところ

最も多くの人が挙げたのは、レディ・ガガの【バッド・ロマンス】で
ガガの曲は、他に2曲が9位以内にランクイン

クイーンの【ボヘミアン・ラプソディ】や
ジャーニーの【ドント・ストップ・ビリーヴィン】など

アップテンポで、音程の上下が繰り返されるリズミカルな旋律か
他の曲にはない独特な旋律を持っているのが特徴らしいんですが

【最後の夜汽車】はアップテンポじゃないし
やはり「オチ」がなかったことが原因?(笑)

でも、研究チームによると…「耳に残る曲を忘れるには
頭の中で繰り返されるフレーズだけでなく曲全体を通して聞くと良い」

…みたいで、早速、奥さんが実践してみたら
見事にグルグルが治まったんだとか…
ただし、すっとんきょうなハープの音色は忘れられないようです(笑)

忘れられない曲と言えば、奥さんがサンストで聴いた
ラジさんの【ラジオとふたり】

オンエアされたのは1度だけだったらしいんだけど
放送を録音したカセットテープを何度も聴き返すほど好きだった曲を

偶然、ある個人ブログで見つけ、再生してみると
レコード盤のプツプツというノイズに続き、懐かしいメロディが…

「おおっ!」と高まりながら、曲に合わせて口ずさんでいたら
まあ見事に一字一句間違えずに歌詞を覚えていたそうです(笑)
若い頃の記憶力ってスゴイなあと…(笑)

もっとも、奥さんは「別れる時に忘れていた」ラジオを
今は一人で聴いている…といった内容の歌詞に

甲斐さんがセイ!ヤングで
「一緒に生活している間に増えたレコード」について
チラッと洩らされた言葉を重ね合わせ
「こういう些細なことがイタイよねぇ」と…

ともあれ、このところ数ヶ月の記事を振り返ってみると…
ニューヨークの中学の理科の授業で
CDに使われている素材を説明する際

先生が「意外に思うかも知れませんが
以前はCDで音楽を聞く人が多かったんですよ」と切り出されたくらい

「ストリーミング」が定着し、CDショップはもちろん
CDプレーヤーを探すのも大変な状況だと…(汗)

でも、その一方で、アナログレコードや
カセットテープの人気が復活しているらしい

レコードに関しては、1980年代にCDに取って代わられた後も
クラシックやジャズのファンの方の中には
アナログ盤が持つ「温かみのある音」にこだわられる方が多かったり

ダンスミュージックが流行した90年代には
クラブDJブームで需要が増えたりしたようだけど

基本的に「デジタルはアナログよりも優れている」と認識されていたのが
CDではカットされている、22キロヘルツ以上の高周波こそが

自然な響きや微妙な音色を醸し出し
人に心地よさを感じさせていることが判明

スマホ等で音楽を聞く場合、元のCDの音の情報は
更に間引かれて記録されるため、より硬質な響きになりがちで
「聞き疲れ」を感じる方が増えているという

アナログ盤復活の直接の引き金は
2008年にアメリカで始まった「レコード ストア デイ」
レコード店に客を呼び込むためのイベントで

賛同するミュージシャンの用意した限定アナログ盤が
参加店で一斉に売り出されるなど、企画が勝利し
今や世界21ヶ国に広がっていて

日本でも、2012年から「ミュージックソムリエ協会」が運営し
約70組のミュージシャンとバンド
140以上の店舗が参加しているそうです(佐藤剛さん、ご活躍ですね♪)

カセットテープも「デジタルの高音質を聞き慣れた耳には
ローファイな音質が心地よく感じられる」とか

「ヒップホップ系音楽では
プツプツとしたノイズなどの雑味がストリート感になり
本来の魅力が増している」とか

「インディーズのミュージシャンにとって
CDの6分の1の値段で作れることも魅力 」など

カセットに触れたことがあるかどうかの境目である
「35歳」以上の方ばかりでなく
「意外な音の良さに驚く20歳以下」の需要が増しているらしい

更に、アナログ盤、カセットテープ共に
リモコンひとつで簡単に「曲を飛ばす」ことが出来ないことが
デジタル育ちの若者たちには「新鮮」で(笑)ウケているんだとか…

これは、作り手の方々にとっても
「意図した曲順で、最後までじっくり聴いて貰える」ということで

かつて、甲斐バンドが「コンセプト・アルバム」にこだわられ
収録曲はもちろん、その曲順にまで配慮なさっていたのも
当然のことだったんだなあと…

我が家のレコード・プレーヤーは
引っ越しの際に友人に譲り受けて貰ったんだけど

奥さんは、アナログ盤の「ジャケット」への未練絶ちがたく
「聴けなくても置いておきたい」と…(笑)

「レコードマニア」の甲斐さんは
お引っ越しの時に処分されたアナログ盤を後悔なさってないでしょうか?(笑)
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