18日の新聞。
葛城山のつつじが見事に山を紅色に染め上げている写真が一面を飾っていた。
見頃は今週いっぱいまでとあった。
先週、久しぶりに京都に出かけてきた。行き先を友人と貴船に・・・していたのだけど・・・
行き先変更。貴船よりうんと前駅の「一乗寺」で・・・下車。
門をくぐると・・・そこには。
するするっと天に向かって伸び出した「竹の子」が
青竹の合間にすらりと・・・
あちらにこちらに・・・すっと伸びて。
真っ直ぐ真っ直ぐ。真っ直ぐと。
この入り口にて瞬時、爽快感を覚える。
こちら、京都、一乗寺、史跡 詩仙堂 丈山寺
家康公に仕えた石川丈山、
大坂夏の陣で名を立てたが徳川家を33歳の時、離れ
京都にて文人として朱子学を学ぶ。
1641年、59歳で詩仙堂を造営し、没するまで30余年を
清貧の中に、聖賢の教えを自分の勤めとした。
丈山は漢詩の大家であり、煎茶(文人茶)の開祖であるという。
1672年5月23日 90歳の天寿を終える。
詩仙堂とよばれるのは、住居の中心に、
中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の肖像(と詩)を掲げた部屋「詩仙の間」があるところから。
確かに一室の四方に狩野探幽が描いた肖像画と詩歌がずらりと掲げられていた。
勉強不足のため、ほんの数名しかわからなかったけど・・・苦笑
美しい肖像画・・・文字がそこに・・・ありました。
さりげなく玄関に掲げられた・・・美しくちからづよい・・・
文字にはっとする。
死生 大 事
ふかい・・・です。
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12日(月よう)
お庭はそれは穏やかで静かでした・・・時折聞こえ来る「ししおどし」(鹿猪はらい)の音。
座して・・・こころゆくまでのんびり、心が休まります。
小さき滝、浅い池・・・その園水を利用し、音響を発す鹿おどし。
丈山自身もこの音を愛し、老隠のなぐさめとしたというのです。
今月下旬ごろに・・・お庭中が、ピンク色に染まってそれは愛らしい趣のお庭になるんですよと・・・・。さつきのお庭が広がります。
この日のお庭。お花はなくとも、まあるくまあるく手が入れられた「さつき」のみどりがほんまに目に柔らかくて・・・
深緑の美しさに、ほんと。おなかいっぱいのしあわせを感じました。ありがたいです。
「さつき」のお花には早すぎましたが・・・
おおてまりが、みやこわすれが・・・そっと咲いてくれて・・・
散策中に・・・・はい。聞こえくる・・・「ししおどし」の音・・・・
ああ・・・いいお庭・・・又来たいねって・・・
雪の日の・・・白くてまあるいお庭も見てみたい。
門の直ぐ横手に・・・双鳩堂さん。
このあと遅いお昼ご飯。そして、おやつ。
ほっこりご飯。
一乗寺中谷さんで。美味しかったです。
一乗寺といえば・・・恵文社です。
そのお店に小さな変化・・・小さなホール・・・小さなお庭・・・できていました・・・
やっぱり恵文社は何かが違う・・・・いいなあ・・・かえりたくない・・・
でも。帰りました・・・苦笑
一乗寺から出町柳に戻り、「出町ふたば」で豆餅を買い、京阪「出町柳」に戻る途中、
あそこ!行こう!となり・・・鴨川横断!
小ぶりとはいえ雨が降り、風も出てきて、傘も飛びそうで!(笑)
川のお水・・・降りてみると結構流れがありました・・・
でも・・・わいわい言いながら♪大きな石をぴょんぴょん飛んで♪
思わぬところで・・・無邪気になれて♪
低いところから橋を見上げて・・・転ばないように頑張って!ほんまに!
たのしかった~~!笑
家に帰りつき・・・夫と「豆もち」美味しいねと食べました。
また行きたい!京都!
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恵文社で出逢った一冊。どうぶつ帖。たまらなく愛しい一冊です。