キルトの時間 猫の時間 green+

☆いつもそばにももがいた☆
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美しい手仕事

2011-10-16 23:56:23 | おでかけ

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あ!フープの真ん中で~~~のびしてはる~~~~っ!!

今日は針はついておりません・・・置きっぱなしですけど・・・

(目につくところに置いておかないと・・・進みませんの・・・キルティング・・・苦笑)

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よっこらしょっ・・・ほうこうてんか~~ん!

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おかあた~~ん・・・あめふりそぉですよぉ・・・・

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ポジション決まる。

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ももに留守番をお願いし・・・Imgp0889

京都、銀閣寺、哲学の道近く、ユキ・パリスさんの私設美術館へと出かけてきた。

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ユキさんの(手仕事指南書にもある)素晴らしきヨーロッパ刺繍コレクション、手仕事コレクションが、び~~~~っしり、おさめられているコレクションルームです!クロスステッチサンプラー、お針箱道具類、編み物道具類、ボタン、ソワレバッグ、レース、レース編み、ビーズ刺繍、ドロンワーク、ホワイトワーク、ブルーワーク、書ききれないほど、ありとあらゆる手芸アイテムが膨大に並べられているコレクションルームです・・・17世紀から以降のコレクションは、どれもが最高のコンディションで美しく保存されたものばかりです。

コレクションは二階の展示ルームにあります。

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二階に上がるまでに・・・素敵なアンティークコレクションが目に入ります。ユキさんが世界中からコレクトされた洗練されたものたちが、並ぶのですが・・・今回(刺繍ブームの私・・・)特に目に焼き付いたのが奥のタペストリー。リネン地に刺されたデンマーク刺繍。可憐なレースフラワーが堂々と刺されたクロスステッチでした。これほどの大作となるとさすがの存在感。一針ずつ・・・時をかけ・・・針を進められたと思われる素晴らしいタペストリーです。長く厳しい北欧の冬。冬のお部屋に緑を運んでくるのが、こういうデザインなのでしょうね。厳寒時にこそ飾られたものではないのかしらと・・・ふとそんなこと思ってしまいました。日本なら・・・季節のものを・・・ですけどね。北欧の手仕事の極みをこのタペストリーに見つけたように思えました・・・

前回(3年ほど前?)同様、二階への階段を上がりながらも、階段横壁の刺繍サンプラーのどれもがあまりに素晴らしすぎ目が釘付けに。前回より、う~~んと時間をかけ、コレクションをじっくり見てきました。どれもにくっつけないけど(苦笑)くっ付く寸前まで近づいて(笑)お借りできる「大きな虫めがね」でもって、見つめられるだけ見つめてまいりました。どれもが遠く手の届かないところにあるわけですが・・すべては人の手により丁寧に作られたものでもあるのです。スタディワークを積み重ねれば・・・作れないことはない(なあんてね・・・ちょっと単細胞で楽観的な私。)そう思え、むくむくとやる気もわいてきたのです!愉しく忍耐力も身に付けて・・・一針一針と・・・

頑張る!(・・・刺繍をね・・・)

あまりに目を凝らして、時間も忘れ、コレクションの数々を堪能したものだから・・・

虫めがねをそっと置いたとき・・・ふっと力が抜けて倒れそうになりました・・・現実に引き戻された感じです。

人生に(え?)行き詰ったら・・・再度ユキ・パリス美術館を目指したいとおもいます。

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展示に見つけたあひるのピンクッション・・・つくりましょうか・・・イニシャル「M」も刺してみる?小さな愉しみこそが元気の素だと思うのです♪ ちいっちゃ~い「ものづくり」から再スタートです♪Imgp0888_3

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ももには・・・この日の朝、

「直ぐに帰ってくるからね」と、言いましたが・・・

直ぐには帰れませんでした・・・笑

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一乗寺 恵文社 

一日中でも居たい本屋さん・・・何かが必ず見つかります。

この日、フランスの古い刺繍図案本見つけました。

ギャラリー「アンフェール」では、村上春樹さんの「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」の挿絵版画展が開催されていましたよ。洒落てたな~・・・どの絵もね・・・大橋歩さんの絵です。

大橋歩さんファンです。私。

挿絵欲しさに本を買う。

午後には大雨になりました・・・14日の京都行。