これは・・・
昨年春「どこんじょう桜」と名づけてブログで紹介した桜の木なんです・・・ショックでした・・・数日前、ばっさりと根元から切られているのを見つけました。切り口はまだやや肌色で・・・切られてから、そんなに日がたっていないようにも・・・この枝は上に大きく枝葉を伸ばす見事な桜の木を親木とし、そこからなんとも不思議に力強く時間をかけて伸びてきていたと思える枝でした。上を見上げて歩かない限り(遠くからなら見える)気付かれないほどの高さにあった枝でした。人の目線の高さにあるわけでもなく・・・車の往来に邪魔という場所でもなく・・・かなり高い位置の塀の隙間からなんとぐんぐん枝を伸ばしていたのです。桜の木でした。春には、きちんとお花を可愛く咲かせていたのです。
この木が切られてしまった日には、花はもちろん咲いていない・・・ただ・・・見ればこれは桜の枝だと花がなくてもわかるだろうし・・・こんなに太く育ってきてるから・・・おそらく何年もこのままだったはずなのに・・・なんで今更、切る必要があったのでしょう・・・お役所仕事?塀をすっきりさせるため?何の木とも関心をもたれず、ただ・・・出っ張っていたから切られた?田舎町のひと通りのほとんどない道の景観を守るため?
昇降機を持ってこない限り「切断」できる場所ではないのです。
あ~~あ・・・
切られた時には「ただ・・・花のない枝」「おかしなところに飛び出した何かわからない一本の枝」
「切るの・・・可哀相や」・・・とは思ってもらえなかったのですね・・・
もう・・・切られてしまったのでどうしようもありません・・・ 春なのに・・・あと少しで可愛いお花を今年も咲かせる事ができたのにね・・・可哀相でした・・・