虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ロルカ 暗殺の丘(1997/スペイン、アメリカ)

2007年12月26日 | 映画感想ら行
監督: マルコス・スリナガ
出演: アンディ・ガルシア   ロルカ
   イーサイ・モラレス  リカルド
   ナイム・トーマス
   エドワード・ジェームズ・オルモス
   ジャンカルロ・ジャンニーニ

 スペインの天才詩人、フェデリコ・ガルシア・ロルカは1936年、内戦中にファシストによって銃殺された。彼にあこがれていたリカルド少年は、家族とともに国を逃れプエルトリコで成長した。1954年、31歳になったリカルドは、ロルカの死の真相を探るために再びスペインへ戻る。

 これは、いまだに明らかになっていない、おそらく永遠に公には明らかにされないロルカの死の真相に対する一つの仮説を描き、その中で国民同士が殺しあう内戦という悲劇と、濡れた血にまみれた手を抱えたまま生きていかざるを得ない人間・知りたくない事実を分かち合う家族の悲劇を描いたもの。

 オープニングで、英語で「午後の5時」がロルカ役のアンディ・ガルシアの声で朗誦されます。聞いた途端にメニュー画面でスペイン語音声探したんですね・・・・なかったんです。
 どうして?
 スペイン、アメリカ製作の映画なのに、何でDVD音声は英語だけなの??????スペインで公開してるんだから絶対スペイン語の音あるはずなのに!!!!

 A las cinco de la tarde
 ・・・「午後の5時」をスペイン語で聞きたかった。

 その他にも、ロルカの詩の朗読がいくつも挿入されているんですから、ああ、スペイン語音声が聞きたかったと悔しさが募ってたまらず、落ち着かなく見終えたのでした。
 映画としてよかったと思いますが、その点が気にかかってまともに見た感じがしませんでした。
 そのうちスペイン語入りDVDもでてくるかな?
 ちょっと中年のアンディ・ガルシアは素敵でした。


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