虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ロケットマン!(2006/タイ)

2008年03月11日 | 映画感想ら行
DYNAMITE WARRIOR
監督: チャルーム・ウォンピム
出演: ダン・チューポン    ロケットマン(スー・シアン)
   パンナー・リットグライ    ナイホイ・ダム(黒鬼)
   プティポン・シーワット    ウェン閣下
   カンヤパック・スワンクート    サオ

 敵を蹴散らす主人公が、両親の仇を探して国中を放浪しながら数々の困難を乗り越え大願を果たすために奔走する姿を描く。1920年代のタイの農耕地帯。僧として修行中だったシアンは牛泥棒に両親を殺され、還俗し、無数のロケット弾を操り仇を探して放浪の旅を続ける。ついに仇の居場所を突き止めたが、その男ナイホイ・シンは妖術使いだった・・・

『七人のマッハ!』のダン・チューボン主演で、悪役でアクション・スーパーバイザー、リットグライも出演。
 もちろん、ムエタイ・アクション見たくて見たんですが、前半ちょっと我慢の部分もございました。設定がちょっと時代劇で、今まででも一番荒唐無稽っぽいし、主人公が相変わらずまじめな朴念仁キャラで朴訥を絵に描いたようなラブシーンやってるし、悪役がなぜか3枚目兼でコメディしてるし…
 わざと泥臭くしてるのかな?オープニングの旧式ロケット飛ばしたり、ロケットに乗ったり「今度は特撮もございます」なところにノリそびれてしまいました。
 とはいえ、後半クライマックスまでのタイ式の痛さ全開アクションの迫力はうれしいですねえ。

 タイのアクション映画は洗練未満の、そこが魅力です。


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