虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

条件反射

2005年06月24日 | 日記・雑記
昨日は夜遅くに用があり、昼間時間が空いたので
ドラクエVを明るい時間にやってみました。
20分もすると眠くなっちゃったんですね、これが。
いつも風呂の後、半分寝たような状態で、
「ダンジョンで迷う、行き先がわからず地図上をうろうろ」
というRPGの醍醐味を味わいつつやってますが
コントローラー持つと眠くなるような条件反射が出来上がっているのでしょうか?
主人公のレベルはバリバリ上がってます。
詰まってばかりで「日々是レベル上げ」状態ですから。

26日は、家族内で2人が資格試験やらなにやら受験です。
そういうシーズンですね。
試験は割と好きだけど、やっぱり早く終わって遊びたい。
「バットマン」見に行きたい!

ロスト・チルドレン (1995/フランス)

2005年06月24日 | 映画感想ら行
LA CITE DES ENFANTS PERDUS
監督: ジャン=ピエール・ジュネ
   マルク・キャロ 
出演: ロン・パールマン 
    ジュディット・ヴィッテ
   ドミニク・ピノン
    ダニエル・エミルフォルク 

 不気味な一つ目軍団、クローン人間の群れの跋扈する荒廃した近未来を思わせる世界で、心は子どものままの怪力大男の小さな弟がさらわれる。必死に行方を追う男の前に子どもの盗賊団の顔役のような少女が現れる。二人は不思議にお互いに気になる…
 
 この前、「シックスストリングサムライ」の話題が出たときについオンラインレンタルDISCASに予約しちゃった映画。昨年の9月予約でまだ来ないのもあるのに、さっさと来ました。「シックスストリングサムライ」が突き抜けたように広い空の下に乾いた暑い風を感じるようなのに比べ、これはふたをしたような垂れ込めた空と湿気に満ちた映像であるにも関わらず、同じにおいを感じてしまう。もちろん映像的にはこちらのほうがずっと美しいと思う。
 好きなものを集めて丹念に作りあげたジオラマ世界が、実際に動き始めたような現とも夢ともいえない奇妙な感覚。ちょっとゆがんだ登場人物。頭の中の暗いほうの隅っこにもやもやと集まっていた怪しい不思議なものと響きあう…みたいな、どうも既視感を感じさせるパーツが揃っている。
 夢をむさぼるエピソードもマッドサイエンティストよりもビーストテイル的。だからどんなことでもあっさりと起こる。あのヒロインの涙が窮地を救うことになるのは、まさにすばらしいオトギバナシ的連鎖の世界ではありませんか!

 ヒロインの少女がいかにも子どもなのに、そのくせ大人の女の顔が仄見えるのがすごい。無理した背伸びのませた子どものこわばりを感じない!ロン・パールマンの魁偉さが可愛く見えてくる。