SAHARA
監督: ブレック・アイズナー
出演: マシュー・マコノヒー ダーク・ピット
スティーヴ・ザーン アル・ジョルディーノ
ペネロペ・クルス エヴァ・ロハス
ランベール・ウィルソン イヴ・マサード
NUMA(国立海中海洋機関)のエージェント、ダーク・ピットはサハラ砂漠で発見された金貨が南北戦争時に莫大な財宝と共に姿を消した甲鉄艦テキサスを見つける手掛かりになると確信し、発見現場へ向かうことにする。一方、WHO(世界保健機関)の女性研究医エヴァは、ナイジェリアで発生した謎の病原体の感染源がマリにあると判断し、調査に向かおうとするが、独裁状態で国境が閉鎖され、通常ルートでの入国は不可能だった。そこでエヴァは、ピットたちがボートでマリを目指していると知り、ピットに頼み込み、一緒にマリ国境へと向かうのだった。
原作の人気は知っていましたが、読んだことはありません。NUMA(国立海中海洋機関)の国立って、どこの国立だろうな~?と思ってます。前半の導入部はちょっとかったるかったのですが、追われてからは一直線で窮地に陥っては何とか脱出の繰り返しです。慎重なんて言葉は彼らの辞書にはありません。
不死身の主人公が、やっぱり不死身の仲間と一緒にドカドカと悪者やっつけてきれいな女の人とハッピーなラストを迎えるという型どおりのヒーロー活劇でした。今時の時代なので、ヒロインも一緒に活劇しないといけないですが。伏線かな、と思ったところろは全部はずされ、突っ込みどころは死ぬほどありますが、全て目をつぶって、アクションだけ楽しんでれば良いような映画ということで、けっこう笑ってみてられます。でもやはり気になるところが一つ。
この映画の宣伝用のニュースペーパーを見ると「ピットガール」とか、シリーズ化されるのが明らかですが、主人公、いかにも体は動きそうですが、内に秘めた「すごいデキるヤツ」感があんなものでよいのでしょうか?そういう点では相棒さんのほうが水面下の実力がありそうに見えてしまうので、もっと魅力を発散する極めつけのヒーローが良いんではないでしょうか。
マコノヒーは「10日間で上手に男をフる方法」で見たときは落ち着きもあって、好感持てたので期待したんだけど。
=======
で、クライマックスで連想したのが「おお大砲」という、司馬遼太郎の幕末ものの短編。
江戸泰平の時代に大砲を扱う武士も実践で使ったこともなくなり、大砲の技術がお茶お花のように、秘伝口伝と化していた。幕末の混乱に際し、大砲を出したはよいけれど、その実力が…なんと弾があたったら…という楽しい作品。
監督: ブレック・アイズナー
出演: マシュー・マコノヒー ダーク・ピット
スティーヴ・ザーン アル・ジョルディーノ
ペネロペ・クルス エヴァ・ロハス
ランベール・ウィルソン イヴ・マサード
NUMA(国立海中海洋機関)のエージェント、ダーク・ピットはサハラ砂漠で発見された金貨が南北戦争時に莫大な財宝と共に姿を消した甲鉄艦テキサスを見つける手掛かりになると確信し、発見現場へ向かうことにする。一方、WHO(世界保健機関)の女性研究医エヴァは、ナイジェリアで発生した謎の病原体の感染源がマリにあると判断し、調査に向かおうとするが、独裁状態で国境が閉鎖され、通常ルートでの入国は不可能だった。そこでエヴァは、ピットたちがボートでマリを目指していると知り、ピットに頼み込み、一緒にマリ国境へと向かうのだった。
原作の人気は知っていましたが、読んだことはありません。NUMA(国立海中海洋機関)の国立って、どこの国立だろうな~?と思ってます。前半の導入部はちょっとかったるかったのですが、追われてからは一直線で窮地に陥っては何とか脱出の繰り返しです。慎重なんて言葉は彼らの辞書にはありません。
不死身の主人公が、やっぱり不死身の仲間と一緒にドカドカと悪者やっつけてきれいな女の人とハッピーなラストを迎えるという型どおりのヒーロー活劇でした。今時の時代なので、ヒロインも一緒に活劇しないといけないですが。伏線かな、と思ったところろは全部はずされ、突っ込みどころは死ぬほどありますが、全て目をつぶって、アクションだけ楽しんでれば良いような映画ということで、けっこう笑ってみてられます。でもやはり気になるところが一つ。
この映画の宣伝用のニュースペーパーを見ると「ピットガール」とか、シリーズ化されるのが明らかですが、主人公、いかにも体は動きそうですが、内に秘めた「すごいデキるヤツ」感があんなものでよいのでしょうか?そういう点では相棒さんのほうが水面下の実力がありそうに見えてしまうので、もっと魅力を発散する極めつけのヒーローが良いんではないでしょうか。
マコノヒーは「10日間で上手に男をフる方法」で見たときは落ち着きもあって、好感持てたので期待したんだけど。
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で、クライマックスで連想したのが「おお大砲」という、司馬遼太郎の幕末ものの短編。
江戸泰平の時代に大砲を扱う武士も実践で使ったこともなくなり、大砲の技術がお茶お花のように、秘伝口伝と化していた。幕末の混乱に際し、大砲を出したはよいけれど、その実力が…なんと弾があたったら…という楽しい作品。