虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

脂肪吸引

2004年07月23日 | エンタテインメント
コスメとダイエット情報に目のない私ですが
(ダイエットしてないけど)
今度のメルマガのお薦めはすごい!
ついに美容整形の脂肪吸引です。
確かにね~、太ってはないけど
そのお肉のつき方の配分については
とてもとても悩んでいるのですが、
お値段見て、即あきらめました。
これなら、別のことにお金使ったほうが後悔なさそう。

値段表

モンテ・ウォルシュ(1970/米)

2004年07月23日 | 映画感想ま行
MONTE WALSH
監督:ウィリアム・A・フレイカー
出演:リー・マーヴィン ジャンヌ・モロー ジャック・パランス

 開拓時代も終わりに近いころ、西部のよき時代への愛着を断ち切れない老いたるカウボーイ主人公モンテ・ウォルシュをめぐって、西部の人々のそれぞれの人生を描く。

 初見。ジーンと来てしまった。
 イーストウッドの「許されざる者」でも、時代が変わってゆく中で西部の男たちが戸惑う姿を哀切に、でもしっかり見せ場も入れて描いていたが、これもまた同様。それに役者が思いっきりシブイ。
 明らかな老いと、西部の男の実力を共に見せるウォルシュ役リー・マーヴィン、飲んだくれだけどきりっとして優雅なジャンヌ・モロー。人生の路線変更を図って、でも昔の仲間に殺されてしまうジャック・パランス。一番老いたウォルシュだけが残り、みんな死んでいくのだ。
 撃ち合い、殴り合い、荒馬馴らし、西部劇らしい見せ場はぜんぶ整って、でも去っていく時代と取り残された人々への切なさが残る。

あばれ獅子(1953/日)

2004年07月23日 | 映画感想あ行
監督:大曽根辰夫
出演:阪東妻三郎 山田五十鈴 北上弥太郎 紙京子 月形龍之介

 これは原作が子母沢寛だから、読んだ本のどれか…「親子鷹」ってそうだっけ?勝海舟親子の物語。
 阪妻さんは相変わらずです。勝小吉らしいなあ、という魅力に溢れた小吉だと思います。海舟=麟太郎がすっごいインテリ風で、こんなものかなあ?というのは思いました。最後、小吉は後姿しか出てきません。「?」と思ったら遺作だったんですね。
 人妻はぜんぶ眉落とし鉄漿でしたが、それなりにきれいに見えました。今の女優さんでこれやったらホラーかもしれないですが。

稲妻草紙(1951/日)

2004年07月23日 | 映画感想あ行
監督:稲垣浩
出演:阪東妻三郎 田中絹代 木暮実千代 三國連太郎 進藤英太郎

 船来源三郎はやっと仕官した藩で、直情型性格のために横暴で陰険な家老を殴って脱藩する。上意討ちの命を受けた有馬又十郎は、彼に好意を抱く。そして有馬は船来の恋人をも好きになってしまう。

 ほとんどストーリーは「ニ都物語」みたい。恋する女性のためにその恋人の身代わりとなって死地に赴く。ただ、これは二都物語ほど悲しい結末ではなくて、あからさまではないけど、望みがもてるように終わります。
 阪妻さんは、やっぱりアクション控えめです。一番元気なときを知ってるとちょっと悲しい。とはいえ、顔千両な人で、アップが出るとなんかうれしくなっちゃうほど、素敵です。御歳のはずなのにね。三國連太郎、若くてしばらくは彼だとはわからなかった。突っ張り風な若者を好演してます。田中絹代さんも立派にマドンナやってますが、私は木暮実千代さん、なんてきれいなんだろう…とぽ~っとみてました。ほんとに美しいです!