監督: 椎名誠
出演: ガンホルディン・バーサンフー アディルビーシー・ダシビルジェ
僕の夏休み・モンゴル編、という感じの映画。小学校の教科書でおなじみ「スーホの白い馬」を絡めて、日本なら小学校2年位かな?のモンゴル少年のひと夏を淡々と描くというもの。あまり盛上げすぎなくて見ていて楽。もちろん白い馬も出てきます。その土地のいつもの生活を活写するということでは、この淡々・・・とした調子が良いのかもしれない。ただ、生活の厳しさは感じる。家族は結束しないと生きていけないし、弱い命はいくら慈しんでも、それを地上に留めておく手段は殺伐たる文明社会には及ばない。
ナーダム(騎馬レース)のシーンは迫力があった。大画面であの広々とした草原と空を味わえるとスカッとするだろう。
うちのモンゴル騎馬トレッキングツアー経験者に言わせると、「匂いがないのが残念」なんだそうだ。草原のいいにおい、ゲルの中の乳臭さ、吹き抜ける風の運んでくる匂い・・・それに星をぎっしり並べたような夜空。それさえあれば完璧だそうだ。というわけで、わが家では定期的にみてしまう映画。
当時小4だった一人は、旅の後半はけっこう馬に乗れるようになっていて、走らせている時に振り落とされたりした。その馬はそのまま地平線まで行っちゃったそうだ。
私も飛行機平気なら、行ってみたい。
出演: ガンホルディン・バーサンフー アディルビーシー・ダシビルジェ
僕の夏休み・モンゴル編、という感じの映画。小学校の教科書でおなじみ「スーホの白い馬」を絡めて、日本なら小学校2年位かな?のモンゴル少年のひと夏を淡々と描くというもの。あまり盛上げすぎなくて見ていて楽。もちろん白い馬も出てきます。その土地のいつもの生活を活写するということでは、この淡々・・・とした調子が良いのかもしれない。ただ、生活の厳しさは感じる。家族は結束しないと生きていけないし、弱い命はいくら慈しんでも、それを地上に留めておく手段は殺伐たる文明社会には及ばない。
ナーダム(騎馬レース)のシーンは迫力があった。大画面であの広々とした草原と空を味わえるとスカッとするだろう。
うちのモンゴル騎馬トレッキングツアー経験者に言わせると、「匂いがないのが残念」なんだそうだ。草原のいいにおい、ゲルの中の乳臭さ、吹き抜ける風の運んでくる匂い・・・それに星をぎっしり並べたような夜空。それさえあれば完璧だそうだ。というわけで、わが家では定期的にみてしまう映画。
当時小4だった一人は、旅の後半はけっこう馬に乗れるようになっていて、走らせている時に振り落とされたりした。その馬はそのまま地平線まで行っちゃったそうだ。
私も飛行機平気なら、行ってみたい。