羊毛フェルトで作った帽子とマフラーです。
ふわふわの羊毛を、お湯と洗剤で摩擦してフェルト化させて仕上げます。
とは言っても、これではなかなか理解し難い。
作った本人ですら、魔法の世界に踏み込んでしまったかのようでした。
分かりやすく言えば......純毛のセーターを何度も洗濯すれば、最初のふんわりとした風合いはだんだん失せて板状に固くなります。
この圧搾された状態がフェルト化です。
この帽子は、お湯と洗剤で固くなる羊毛の性質を利用して作ったものです。
数年前友人に、たった1日でフェルトの帽子が作れる講習会があるから行ってみようと誘われました。
コースターや壁掛け制作ならともかく、なんと、いきなり帽子?!
半信半疑で出かけたところ、本当に一丁前の帽子が出来上がり、余った時間でお揃いのマフラーまで仕上げました。
初めての体験だったのでコツをのみこむまでは大変でしたが、わくわどきどきしているうちに、みるみる形になっていきました。
継続して講習会に参加して、もっと技術を学んでみようかなと悩んだのですが、あまり趣味の域を広げすぎてもいけないと自制して断念しました。
もし続けていたら、今頃は、たくさんの作品に囲まれて幸せ気分だったかもしれないと.........ちょっと、いや、かなり残念です。
冬期限定の帽子なのに、押し入れの奥にしまい込んだまま忘れていて、今年はまだ一度も使用していません。
昨日主婦ブログを探索していたら、可愛い羊毛フェルト作品が掲載されているブログに出会い、突然この帽子のことを思い出し引っ張り出してきました。
1年ぶりにかぶってみると、軽くて暖かくて心地よい。
防寒目的だけではなく、お洒落のお助けグッズにもなる帽子。
でも脱いだ時、ヘアースタイルが乱れるという欠点があるのが残念です。
すでに弾力を失って修復力のない私の髪には、帽子は便利な味方でもあり手強い敵でもあり、着脱にはとても神経を使わなければなりません。
有史以来、人々の生活に密着してきたはずの帽子なのに、なぜ人類は、その構造上の重大な欠陥を克服することが出来なかったのでしょう?
ファッション界は、体形や体質の問題すらとっくにカバーして、日々めざましい進歩を遂げているのに、私たちの帽子生活には目新しい変革はみられません。
個々人の髪型や髪質を考慮した帽子があってもいいのになあ。
帽子デザイナーさんたち、もうちょっと頑張ってください!
古いセーターを帽子にしたのではなく、新しい毛糸をフェルト化して作ったんですよ。
でも、HUZU さんの勘違いからgood・ideaが!
フェルト化した古いセーターを使って、何か面白いものが出来るかもしれませんね。
さっそく挑戦!
バックの次は帽子、次は何が出てくるか楽しみです。
こまめさんは頑張って、ご自分の世界を広げてね。
私は器用ではないのですが、ものすごく仕事のスピードが早いんです。
必死になってしまうので、いつも疲れています。
でももう年だから、ゆっくり楽しみながらやらなくてはと自戒しているんですよ。
昨日お話しされていた作品ですね。
深みのあるイイ色です。
本当に初めての作品とは思えないほど
きれいな仕上がりですね。
やっぱりnihaoさん 器用なんですよ。
うらやましいな!!
デパートで買ったと言っても通用するかもしれません(いつもの自画自賛!)
毛糸は原毛ではなく彩色されていました。
好きな色の毛糸をベースに、別の色を混ぜて作りました。
私もまたやってみたいと思っています。
たった1回の講習で?信じられないですね。
毛糸は染めてから使うんですか?
楽しそうですね。1日で完成するところがたまらない。
私ももしこのような講習会をみつけたら絶対参加です。