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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

犬派?猫派?

2009-09-11 10:30:00 | 手仕事
 先日、あるお蕎麦屋さんで食事をしていた時、お店の窓辺に民芸風の猫の縫いぐるみが飾ってあった。
手にとってためつすがめつ......どうやら一種類の型紙だけで創作していることが判明したが、猫の特徴がよく表現されている。
携帯で前・後・横の三方向の写真を撮り、私も作ってみようと思った。

 動物の縫いぐるみを作るのは楽しいが、実物をデフォルメして簡略化しているので結構難しい。
目や鼻や口の位置を数ミリずらしただけで全く別の表情になってしまう。
猫よりも犬の方が体毛の質感を表す布選びに苦労する。

 今までたくさん作ったのに、ほとんど他家に養子に出したので残っている作品は僅かになってしまった。


      



 左の黒猫が、母の古着を利用して作った出来たてほやほやの作品。
形もサイズも同じ6枚の布地だけで作るので超簡単スピード仕上げだ。
首にトンボ玉をつけたお澄まし猫となった。
右のデブ猫は、我がblog-cafeの巻頭を飾った大スター梅吉。
可愛いネズミも登場しているのでちょっと覗いてみて→【新春パッチワーク劇場

 

     


 左のふたごちゃんは、誕生そうそう大騒動となったいわくつきワンコだ。
ワンコが完成した翌朝、あたふたと通学の準備をしていた娘が
「私のカシミアの白いマフラーを見かけなかった?」
と半狂乱で大あわて。
「知らない!どこかに落としてきたんじゃない?」
と答えたが......あらっ?もしかしたらとイヤな予感。
昨日居間に落ちていた白い布地、ちょうどよい素材だとワンコにしたが、これ、娘のマフラーだったのか???
哀れ、毎日首に巻いていたお気に入りのマフラーが、一夜にして2匹のワンコに化けてしまって大泣きした娘。
そのせいかどうか、以来我が家族は全員私の手仕事には懐疑的で、当然のことながら称賛の声を期待することもできない。

 猫と犬の縫いぐるみを見比べてみると、やっぱり私は犬派だとわかる。
犬を熟知しているせいか、犬のしぐさや表情がそれなりに表現されているような気がするのだが.......
猫も好きだが馴染みが薄いので、何匹作っても生き生きとした縫いぐるみは作れない。

     さて、あなたは犬派?それとも猫派?