今年、最高の気温を記録した3月6日、南魚沼市の阿寺山に登ってきた。
阿寺山山頂から見る八海山は、守門大岳から見る袴岳に匹敵、いや、それ以上の威圧感が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/81/862b6b5d0f1a3d9a0cc337cdbe3807a0.jpg)
越後駒ケ岳と中ノ岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/eb/43fdc02679ffa427326db08797f5fa85.jpg)
阿寺山は、越後百山改訂版に八海山からの下山コースとして記載されているが、名前地味だし、八海山には他にコースいっぱいあるし、以前は全く登山対象として考えてなかったのだが、他の方のgooブログで、知る人ぞ知る山スキーの人気コースであることを知った。
登るならこの季節。だが、気温の上がった6日は、雪崩怖いし、無理と思ったら即撤退の覚悟で登山口へ向かう。
広堀橋まで来ると、多くの車。いけそうじゃん?
0820 広堀橋から出発
0907 尾根取り付き地点
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fc/be6950d980957a8c7fed2a2fd69f6d92.jpg)
八ッ峰が姿を現す
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/15/e1f81762db9b38f0c1cf50b7fd17ec9f.jpg)
1010 スノーシューの方が、山スキーの若者を追い越す。この急登にスキーヤーは難渋していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2d/00f5937584e1b7ed42e17250881a11e0.jpg)
どのくらい登った時だったか、時間は忘れたが、ふと気づくとゾンデを持った集団が。すわっ遭難か??
だが、楽し気な声が響く。雪山訓練中の山岳会のようだった。
1042 急登を前に、皆、一息入れる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/43/de3488fa68ea548a27b6bfbe0e15bfe6.jpg)
1113
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a0/6cb400a728adc895004fffc3559fc44a.jpg)
1133
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/53/a9d9dcc77d00455bfd2d5c1112547983.jpg)
1153
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/62/b606e367dc7b91a41f5c139ba6d737e3.jpg)
巻機山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/7c/28a06b3adb134b5b44091558a8f26b87.jpg)
1154
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/6989cd15a3eced18d4bbb6f90aa82c1a.jpg)
1158 越後駒ケ岳方向に延びる雪庇
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/9f/c9817b0f4a12f48103f8dbc1b0c88349.jpg)
拡大してみると、雪庇の縁を歩く足跡。知らないとは恐ろしい。踏み抜いたら、その下には何もないはず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/45/ea645f0452402c07d1c08b70c50a94aa.jpg)
1200 山頂着
天気予報通りに、山頂に着いた頃、上空に薄雲が広がり始める。
登山口では熱風だった南風が、ここでは冷たい。
風下の斜面でツェルトを被り、餅を煮たところに卵スープを入れて昼食とする。
改めて、
八海山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/00/b23fc6eb20c66a8329ca7c11bcb4a2cc.jpg)
五龍岳まで、締まった雪道なら往復3時間くらいだろうか?行けそうに見えてしまう距離感だが。
日向倉山からの未丈ヶ岳、小蓮華山からの白馬岳くらい?
ってことは私にゃあ無理だ。
越後駒ケ岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/63/5ac9e5adb3e5d85f2106fdb5e48646cf.jpg)
中ノ岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/5e/89eb1b3e279042f67fe03d9cad7dc233.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/df/469f7b26d071fc3d0b0f2ae07aa9532f.jpg)
playじゃなくてpreyなんですね。スタートレック見直してわかりました。
兎岳とその右下に中ノ岳5合目の日向山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4b/5a37541cb0ff6acbbf95cff293aa5920.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/2a/b1ef1f0e53a50be698b1230164aaff4f.jpg)
丹後山の右奥に平ヶ岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b8/c0fa158d7861e44c3f6da449e3acb693.jpg)
右下方向の十字峡から日向山へ続く尾根。去年、これに苦しめられたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/45/ff88f622d34c538fed08794e8780aed3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b7/fa588f78e60bacde46abecad973d6762.jpg)
越後沢山、本谷山、下津川山、小沢岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4a/9fab6a0d5af449eb821ea5aa815a9c98.jpg)
十字峡から真ん中の急登の尾根を登り、平頂の桑ノ木山を軽く踏破し、ネコブ山そして下津川山へ。
自分にも行けそうな気分になってしまうのが恐ろしい。
山は呼ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/17/c1af2e2128cdbf0e32d257490f57d12a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3f/e01aff73ab314a6d55a77e533897ce9a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/8a/0e84c5f37302ae2235b3ea176044b148.jpg)
金城山の奥に苗場山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/94/659d2fb9646c7260759ba908b8a06615.jpg)
拡大反転 日白山はこれで正解だろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b0/512dc2d0cdbe4ad9c5f0d4b8f04c9e1b.jpg)
今年の目標、日白山。前日から車中泊できる態勢だったら、きょうは間違いなく日白山を選んだだろう。
でも、良かった、良かった。阿寺山も展望の名山だった。
イワキ頭の左のピークは名前がないようだ。金城山より高いのに不遇の山か?
2014年5月11日 金城山からの越後三山。この頃は阿寺山に全く注目してなかったが、見れば越後三山の手前にどっしりと、雪を頂いた阿寺山が立ちはだかっていた。この存在感に気づかなかったとは・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/63/4d5e92655fe3987867932203d0556c1b.jpg)
坂戸山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/7d/f8fbfa6add09f07a2d7232830ccffba0.jpg)
1321 下山開始
急降下につぐ急降下。よくこんなとこ登ってきたもんだ。
山頂はあんなに寒かったのに、動き始めると薄手の長袖シャツ1枚で充分。
腐った雪で滑る、こける、潜る。
前を行く女性はずっと壺足で下ってる。背中にワカンしょったまま。
最後に、よくここまで壺足で凄いね、と言ったらワカンが壊れてたらしい。
1500 尾根取り付き点着
1530 広堀橋着
春先の二王子岳より、ちょっとだけ楽かな?という印象。越後の春山を満喫できる素晴らしい日帰りコースだった。
越後百山でも、新潟100名山でもない阿寺山。でも、もし新潟200名山を選ぶなら、この春先の阿寺山は、同じく春先の日向倉山とともに、ぜひ候補に入れたい山であった。
阿寺山山頂から見る八海山は、守門大岳から見る袴岳に匹敵、いや、それ以上の威圧感が。
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越後駒ケ岳と中ノ岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/eb/43fdc02679ffa427326db08797f5fa85.jpg)
阿寺山は、越後百山改訂版に八海山からの下山コースとして記載されているが、名前地味だし、八海山には他にコースいっぱいあるし、以前は全く登山対象として考えてなかったのだが、他の方のgooブログで、知る人ぞ知る山スキーの人気コースであることを知った。
登るならこの季節。だが、気温の上がった6日は、雪崩怖いし、無理と思ったら即撤退の覚悟で登山口へ向かう。
広堀橋まで来ると、多くの車。いけそうじゃん?
0820 広堀橋から出発
0907 尾根取り付き地点
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fc/be6950d980957a8c7fed2a2fd69f6d92.jpg)
八ッ峰が姿を現す
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/15/e1f81762db9b38f0c1cf50b7fd17ec9f.jpg)
1010 スノーシューの方が、山スキーの若者を追い越す。この急登にスキーヤーは難渋していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2d/00f5937584e1b7ed42e17250881a11e0.jpg)
どのくらい登った時だったか、時間は忘れたが、ふと気づくとゾンデを持った集団が。すわっ遭難か??
だが、楽し気な声が響く。雪山訓練中の山岳会のようだった。
1042 急登を前に、皆、一息入れる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/43/de3488fa68ea548a27b6bfbe0e15bfe6.jpg)
1113
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1153
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巻機山
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1154
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1158 越後駒ケ岳方向に延びる雪庇
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/9f/c9817b0f4a12f48103f8dbc1b0c88349.jpg)
拡大してみると、雪庇の縁を歩く足跡。知らないとは恐ろしい。踏み抜いたら、その下には何もないはず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/45/ea645f0452402c07d1c08b70c50a94aa.jpg)
1200 山頂着
天気予報通りに、山頂に着いた頃、上空に薄雲が広がり始める。
登山口では熱風だった南風が、ここでは冷たい。
風下の斜面でツェルトを被り、餅を煮たところに卵スープを入れて昼食とする。
改めて、
八海山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/00/b23fc6eb20c66a8329ca7c11bcb4a2cc.jpg)
五龍岳まで、締まった雪道なら往復3時間くらいだろうか?行けそうに見えてしまう距離感だが。
日向倉山からの未丈ヶ岳、小蓮華山からの白馬岳くらい?
ってことは私にゃあ無理だ。
越後駒ケ岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/63/5ac9e5adb3e5d85f2106fdb5e48646cf.jpg)
中ノ岳
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playじゃなくてpreyなんですね。スタートレック見直してわかりました。
兎岳とその右下に中ノ岳5合目の日向山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4b/5a37541cb0ff6acbbf95cff293aa5920.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/2a/b1ef1f0e53a50be698b1230164aaff4f.jpg)
丹後山の右奥に平ヶ岳
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右下方向の十字峡から日向山へ続く尾根。去年、これに苦しめられたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/45/ff88f622d34c538fed08794e8780aed3.jpg)
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越後沢山、本谷山、下津川山、小沢岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4a/9fab6a0d5af449eb821ea5aa815a9c98.jpg)
十字峡から真ん中の急登の尾根を登り、平頂の桑ノ木山を軽く踏破し、ネコブ山そして下津川山へ。
自分にも行けそうな気分になってしまうのが恐ろしい。
山は呼ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/17/c1af2e2128cdbf0e32d257490f57d12a.jpg)
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金城山の奥に苗場山
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拡大反転 日白山はこれで正解だろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b0/512dc2d0cdbe4ad9c5f0d4b8f04c9e1b.jpg)
今年の目標、日白山。前日から車中泊できる態勢だったら、きょうは間違いなく日白山を選んだだろう。
でも、良かった、良かった。阿寺山も展望の名山だった。
イワキ頭の左のピークは名前がないようだ。金城山より高いのに不遇の山か?
2014年5月11日 金城山からの越後三山。この頃は阿寺山に全く注目してなかったが、見れば越後三山の手前にどっしりと、雪を頂いた阿寺山が立ちはだかっていた。この存在感に気づかなかったとは・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/63/4d5e92655fe3987867932203d0556c1b.jpg)
坂戸山
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1321 下山開始
急降下につぐ急降下。よくこんなとこ登ってきたもんだ。
山頂はあんなに寒かったのに、動き始めると薄手の長袖シャツ1枚で充分。
腐った雪で滑る、こける、潜る。
前を行く女性はずっと壺足で下ってる。背中にワカンしょったまま。
最後に、よくここまで壺足で凄いね、と言ったらワカンが壊れてたらしい。
1500 尾根取り付き点着
1530 広堀橋着
春先の二王子岳より、ちょっとだけ楽かな?という印象。越後の春山を満喫できる素晴らしい日帰りコースだった。
越後百山でも、新潟100名山でもない阿寺山。でも、もし新潟200名山を選ぶなら、この春先の阿寺山は、同じく春先の日向倉山とともに、ぜひ候補に入れたい山であった。
越後のお山は冬真っ盛りですね。
拝見している分にはとても気持ち良さそう。
登りながらジンワリ汗が出てくる感じを想像してしまいます。
八海山は登った事が有りますが阿寺山の存在は知りませんでした。
周囲を大物に取り囲まれて地味な山だなんて、とんでもないです。
無理と思いながらも気持ち的には今すぐ登りたくなってしまいました。
魅かれます
やはり 九州の山とは スケールが違いますね