まだまだ感染者減らない、韓国も日本も! 連休が心配!

2022-04-20 08:11:49 | コロナ対策:国民の命を守れ!

韓国、距離措置解除初日に新規感染者4万人台…

「屋外でのマスク着用義務、来週議論」

登録:2022-04-19 06:31 修正:2022-04-19 08:34
 
 
             今月18日、ソウル松坡区松坡保健所の選別診療所が久しぶりに閑散としている/聯合ニュース

 韓国で18日、私的な集まりと営業時間を制限する社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)が全面解除された中、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が68日ぶりに4万人台に下がるなど、確実な減少傾向を示した。韓国政府は急激な感染再拡大の恐れはないと判断し、来週屋外でのマスク着用義務を解除するかどうかを検討する一方、来月23日の感染者隔離義務の解除に向けた準備を始めた。

 中央防疫対策本部(防対本)は同日午前0時現在で一日の新規感染者が4万7743人(国内発生4万7729人、海外流入14人)と発表した。前日の9万3001人に比べて4万5258人、先週の同じ曜日の9万917人に比べて、4万3174人減少した。感染者が5万人を下回ったのは、今年2月9日の4万9546人以来68日ぶり。病床稼働率は重症病床48.5%、準重症病床50.3%だった。同日基準で自宅療養者は74万2367人で、前日より9万1691人減少した。重症患者数は850人で、42日ぶりに800人台を記録した前日に続き、2日連続で800人台。死者は132人で、前日の203人より71人減った。

 中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は同日のブリーフィングで、「週末の検査量減少のため、(集計された新規感染者数が)減った」としながらも、「(1週間前の新規感染者数や週間新規感染者数を考慮すれば)安定的な減少推移を示している」と述べた。さらに、ソーシャル・ディスタンシングの解除は新規感染者数の増加に影響を及ぼす可能性もあるが、大きな影響はないだろうと見通した。ソン班長は「まず流行の規模と新規感染者数に反映されるため、今後1~2週間程度は増加傾向を見守る」としながらも、「デルタ株に比べ、オミクロン株の感染拡大以降はソーシャル・ディスタンシングによる感染抑制効果が低下したため、大幅な変動はないだろう」と述べた。

 政府は今月25日、新型コロナの感染病等級を1級から2級に引き下げ、暫定的に来月23日頃に感染者の隔離義務もなくす計画だ。感染者の隔離を義務から勧告に変えた後も、集団感染などが発生するのを防ぐためには「体調が悪い時は休む権利」の保障が重要だが、いまだに具体的な対策を示していない。ソン班長は同日、「自主隔離に変わった後も、体調が悪い時は休める文化を制度的に支えることが重要だ」とし、「傷病手当てをはじめ、制度的な補完策が定着するよう検討している」と述べた。

 今回のソーシャル・ディスタンシングの解除では屋外でのマスク着用義務は除外されたが、政府は今後2週間の議論を踏まえ、再び結論を下す予定だ。ソン班長は、「(マスク指針の)調整に関する議論は来週着手する予定だ」とし、「この部分を調整した場合、どれほどの防疫的危険性があるのか、状況を総合的に判断して決める」と説明した。

パク・チュニョン、チャン・ヒョヌン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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