外交部が全世界を対象に旅行警報を発令したのは今回が初めてだ。

2020-03-19 22:15:48 | 韓国文化

外交部、全世界を対象にレベル1の旅行警報を発令…

「旅行に注意すべき」

登録:2020-03-19 07:15 修正:2020-03-19 08:28
 
海外での新型コロナ感染の懸念・特別入国手続きの拡大適用などを考慮…前例のない処置
 
 
          外交部庁舎=資料写真//ハンギョレ新聞社

 外交部は18日、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行(パンデミック)状況により、19日から既存の旅行警報発令地域以外の国・地域に対してレベル1の旅行警報(藍色警報・旅行留意)を発令したと発表した。

 COVID-19の世界的な感染拡大で、多くの国々が出入国と移動を制限する措置を取ったことで、海外に渡航した韓国人の帰国が困難になるなど、安全関連の不確実性が高まっている上、海外で感染する可能性が高まったことによる措置だと外交部は説明した。韓国政府の特別入国手続きが全世界の入国者に対して拡大適用される国内の防疫状況も考慮した。外交部が全世界を対象に旅行警報を発令したのは今回が初めてだ。

 外交部は「海外旅行を計画している国民は旅行予定国や地域のCOVID-19感染状況と出入国・移動制限措置の現況を確認し、旅行の必要性と時期の調整を綿密に検討してほしい」とし、「海外滞在中の韓国国民はCOVID-19感染被害に遭わないよう身の安全に留意してほしい」と呼びかけた。さらに「国や地域のCOVID-19感染者数の発生状況を注視しながら、旅行警報の調整の必要性を引き続き検討していく予定だ」と述べた

 韓国政府の旅行警報は、「藍色警報(旅行留意)-黄色警報(旅行自制)-赤色警報(撤退勧告)-黒色警報(旅行禁止)」の4段階に分けられる。これに先立ち、外交部は16日、西欧と中欧地域36カ国にレベル2の旅行警報(黄色警報・旅行自制)を発令した。

パク・ミンヒ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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