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どこ吹く風

旅のことを主に書く。

グロースグロックナー山

2009年07月22日 17時43分25秒 | チロル~シャモニ
 最初の目的地であるグロースグロックナー山を見るためにレンタカーでザルツブルグを出たのが10時半。オタオタしながら市内を抜けてA10号線にでる、進入路から本線へと入ると他の車は100Km以上のスピードで走っている。”ゆっくりでいい”とか”追い越しなんぞしないでもいい”と外野の声がうるさい。私は「順行速度で走っているだけだ」と応酬する。

 30~40Kmほどでアウトバーンからチェル・アム・ゼー(Zell am Zee)に向かう311号線に下りる。この道路は東西を結ぶ準幹線と思われるが狭い、歩車道区別無しの2車線、それも狭い道路なので神経を使う。
12時15分ザルツブルグから約100Km走ったところでチェル・アム・ゼー手前のグロースグロックナー山岳道路入口にきた。しかし曲がり損ねてしまった、Uターンしようにも道幅が狭いので大回りする羽目になった。

 山岳道路は通行車両が少ない、暫らく進むと料金徴収所(28ユーロ)があったのでひと休みする。遠くの雪山に胸を躍らせる。いよいよ上り坂の始まりだ、右に左にとカーブの連続でギアチェンジも忙しくなる。すっ飛ばしていくバイクもグループに単独と大勢いる。登るに連れて雲が厚くなり時折り雨粒も垂れてくる。道端には雪渓が出てきたので記念撮影をする。13:30に2578mの峠に着く、そこには駐車場と店があるも周囲はガスって雨も降り始めたので早々に下りはじめた。

 暫らく下りていくとガスッている地帯を抜け雲の高くなってきた、更に下りフランツ・ヨーゼフ・ヘーエへと行くために右折する。山道を走るとほどなくして前方に建物や立体駐車場やらその他の施設が見えてきた。そこがグロースグロックナーを一望するフランツ・ヨーゼフ・ヘーエである、14時30分になっていた。パーキング場は無料だった。

 パステルツェ氷河が遥か下のほうまで流れてきている。せっかくなので氷河まで降りることにしてグレッチャーバーン(ケーブルカー)に乗る、お一人様往復8.8ユーロ也。かつてはケーブルカーを降りたところまで氷河があったのだろうけど今では10分ほど歩いて下らねば氷河に接することはできない。
意地を出して其処まで下った、途中に氷河があった場所を示す標識が立っている、それを見ると氷河の後退がアタマで考える以上の速度であるのに驚く。

 氷河のシッポに触ってからケーブルカーまで25分かけて登った、あと10年ではどこまで後退しているのかと気を揉む、地球温暖化を身を持って体験した。
観光客も少なくなってきたけどグロースグロックナー山の全貌をこの目で見ようと粘る。しかし残念ながら頂上部の雲は山に纏わりつき離れることは無かった。心残りはするものの16時30分下山を始めた。

 本日の宿はインターネットで予約してあるので少々遅れて大丈夫という安心感がある。ハイリンゲンブルートから10Km南に下った所にあり、ハイリンゲンブルートは町だが混むのではないかとズラシタのだ。外しすぎたのかSagnitz村の入口をを見逃すやら、村に入っても外れに位置するホテルを見つけるのに一苦労した。17時20分チェックイン

 ホテルは広い谷間にある村の上にあるので眺めは良く如何にもチロルという風景がベランダから見える。何の予備知識も無いまま選んだにしては”アタリ”だった。ただ夕食は付いていないのにレストランが開いていない、プレシーズンということだろう。近くにレストランがあるかと聞いたら、歩いて30分かかるとの返事だった。車で出かけたが目に付いた看板の店はお休み、これもプレシーズンだからでしょう。

 あちらこちらに車を移動させてー狭い村だからそれほどではないけどーレストランを見つけた。ホテルに併設された店である。宿泊客が多かったので営業していたのかな。
他の客が食べているのを指さして注文した。

ジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワーのチーズソースかけ
餃子の皮にチーズと肉、玉ねぎが包まれたもの
ベーコンとチーズそれに何かを炒めたもの
の三品を注文して3人でシェアした。
この旅の実質的な第一日目である、ビールで前途を祝し乾杯する。
 
本日の走行距離は187.5Kmであった。
追記:ザルツブルグのホテルは、112ユーロ/一部屋3人