どこ吹く風

旅のことを主に書く。

振り返って

2006年08月27日 08時42分42秒 | モンブラン
 私たちは当初2週間程度を予定したが、結局JALのフライトの関係とどうせ行くのだからあっちも見たい、ここへも行きたいとスイスで15泊16日間の滞在となった。15日ならスイスパスの日数とピッタリだったが1日オーバーになるので初日はルチェルンまでの鉄道の正規料金を支払わざるを得なくなり、26フランも払ったので損した気分だった。(笑)

 スイスは小さな国で、乗換無しで行ける最長距離はチェルマット~サンモリッツ間の氷河急行だと思う、それが8時間。単線も多くてしかも山越えするときは機関車の入れ替え時間もあることを考えると大きさが分かるでしょう。交通網が整備されていてバスや船との連絡も良いので動き易い、またインターネットを通して必要な情報が手に入るので計画が立て易い。物価が高いという事を除けば旅行し易い国です。

 ベルナーオーバーランド、チェルマットそれにサンモリッツは去年も行ったが今年も行こう。あそこは何回行っても感動する風景があるだろうから。そこで1週間ほど居座ってもいい所だが、貧乏根性というのかせっかく行くのだからこの際何処も彼処も見てやろうとばかりに目いっぱい動き回ってしまった。
日程はフレキシブルに変更できるように行動を縛るホテルの予約は極力少なくした。7月中旬まではプレシーズンなので飛び込みでも宿は探せる。しかしその地の宿の候補は予めリストアップしておく方がいい。
 ティラノで女子学生から、ダヴォスの宿の情報が欲しいのでガイドブックを見せてくれと言われたことがある。その時近くいたブラブラ旅をしている若い男性が、駅前のホテルで100chfだったと話に加わってきた。彼女はガイドブックを読み、話しを聞きメモして汽車に乗った。
言葉のハンディがあるので下調べだけは充分にしてから出発した方がいい。

 交通費に関しては、スイスパスが絶対にお勧めです。複数人になるとセーバパスになって更に割引される。山岳鉄道を除く路線がその日にち分フリーになりバスや遊覧船も乗り放題になるのがいい。されに山岳鉄道やケーブルにロープウェイが半額になるのでお得です。もちろん割引されない会社もある。
 スイスでは改札口が無くキップを持たなくても入場できるし汽車に乗れる、しかも車掌がいない汽車もある。ただ無賃乗車がバレルと90フランの罰金が待っています。キップを買う時間が無かったという言い訳ができるほど言葉がしゃべれても許してくれるとは思えない。車内に目玉マークの警告書(らしきもの)が張られている。

 今回のスイスは満足のいく旅であった。
日程に沿って書いたので、これからは思いついたことを時々書きます。

写真は、シャモニの外れにあるグランモッテッツのケーブル駅のトイレ
一定量の小便が溜まるとサ~ッと渦巻状に水が流れ出した。流れ終わっても未だ小便を出し切れないときはどうなるのだろうと心配になった。(笑)