私の家を訪れた方は一様に芝生がきれい!と云います。
そうは云っても、夏の猛暑で日照りが続くといくら水を撒いてあげても元気が無くなりますし、年によってはパッチが出たりします。
でも、高麗芝はとても丈夫なので連続で雨が降れば一気に復活します。
パッチが出た時には自家製液肥をかけてあげれば1週間ほどで治ります。
こちらは、30年前に芝生にしようと意図した訳ではなく勝手に広がった芝生のため、地面は手前の砂利と同じ物が広がっていて、保水性と保肥性が全く無いので毎年管理には苦労させられます。
(手前の小砂利は、意図的に後から入れたものです)
先日3日間くらい夕立が降って充分な水を得て元気になりました。
芝生が弱ると雑草が出て来ますから、とにかく種を付けさせない様に小まめに芝刈りをしていました。
こちらの芝生の下には山砂が入っていて、保水性も良いため殆ど水枯れする事も無く、何時も元気で雑草もあまり出て来ません。
これが道路側から見た芝生の状況です。
意外と、黒土を土台に芝生を貼ると、かなり雑草に悩まされる様です。
知り合いの家では私の庭を見て芝生に憧れ、黒土を入れて芝生にしましたが、雑草が酷くて3年で芝生を剥いでコンクリートにしてしまいました。
山砂は普通の砂とは違って保水性が良くて栄養分が殆ど無いので、雑草も生えづらく芝との相性がとても良いみたいです。
庭の造成を依頼した際に久保重機さんには後で自分で芝生を貼る事を伝えておいたのですが、流石プロは違いますね。
久保重機さんは山砂を入れた理由について何も言ってはいませんでしたが、数年後にはその良さがしみじみと分かりました。
感謝です。
左側も中の小砂利を山砂に入れ替えたいですが、この状態を壊すには勇気が要りますので、もう10年以上悩み続けています。
仕方ないので、少しでも改善するよう毎年春に芝の目土を撒いています。