昨日の朝、妻が「どこかに行きた~い」と云い出し、庭のアジサイ(今年は花数が凄く少ないです)も咲き出したので、アジサイを見に行こうと云うことに。
早速、準備をして数年前に紫陽花祭りを見に行ったことのある黒羽城址公園に向かいました。
でも着いてみれば、まだ全然咲いていませんでした。
時期になればここは紫陽花の花でいっぱいになります。
城跡の平地には、松が書かれているので能舞台なのでしょうか?
実際に舞っているところを見てみたいものです。
先程の写真はこのお堀に掛かる橋の上から撮ったものです。
橋を渡ると階段を下って「黒羽芭蕉の館」があります。
誰か馬に乗っています。
おっと、松尾芭蕉さんでした。
「遥々遠くからお疲れ様ですぅ」
まあ、花が無い状況で見るものはこんな物ですかね。
一旦車に戻って、直ぐ近くの「大雄寺(だいおうじ)」に向かいました。
5月に来るとこの参道は「シャガ」の花で満開になるのですが、今はもう終わってしまっています。
奥に見える山門まで行くと、左側に人が沢山居ます。
羅漢像の様です。
「俺が門番だ、挨拶して行けよ」ってな感じ。
これが面白かったです。
・・・
いきなり
「飯くれ~!、腹減ってんだ!」と叫んでいる人がいました。
「まあまあ、焦らず少し我慢せいや、みんなに聞いてやるからな」
「これで良ければ喰うか?、うまいぞ~」
「こんなのは、どうだ。お前がそんなに腹減ってるんならやるよ。赤犬、いや、狛犬は旨いぞ~」
「なにボケた事云ってんだい! 威勢の良いもん食わなきゃダメだろう、これだこれ! 押さえてるから食われる前に早く食っちまいな」
「お前ら、何バカな事云ってやがるんだ、チャンチャラおかしいぜ、笑っちゃうぜ」
「俺の腹はどうなるんだ!」
「そんなもん食えるか!」
「益々腹減っただろう! どうしてくれる~!」
「益々腹減っただろう! どうしてくれる~!」
「静けさに、羅漢の叫び、木霊する」tomokazu心の俳句。
最後、叫び声が大きすぎてボケてしまいました。
あなたならどんなストーリーが見えて来ますか?
山門に戻って先を急ぎます。
確か、20年以上前はこのすぐ右側に料金所があり、この先有料だった様に思います。
本堂です。
本来、この寺は「牡丹」の花で有名なお寺です。
でも、それも5月中旬で終わりですかね。
この写真を撮っている所は回廊の一部で、長い通路になっています。
本堂は大きな建物で、涼しいです。
このお方、羅漢像の総元締めの方らしいです。
こんなお方でもマスクして、感染に対して恐れを感じるのでしょうか?
マスクしてなかったのは私だけです。
最後、「水琴窟」の涼しげな音を聴くのをお忘れなく。
他のお客さんは、誰一人気づかずに居ました。
私の記憶力が良かっただけですけど・・・
右側の竹筒の先に耳を付けて聞きます。
この日、羅漢像が一番面白かったです。
--- 今日のフラワーアレンジ ---
勿論、3本の花と、3本の葉っぱで作ってあります。