なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

暖炉の火のそばで・コーギビルの村まつり

2008年11月21日 | 読書
あちこちから雪の便りも届き、冬がやってきましたね!

こんな日は…暖炉…という訳にはいきませんが、ストーブに火を入れて。
お鍋をストーブの上に置いて・・・。
本を読むにはいい季節になりました。

ちなみに。しっかり日本人の我が家。
石油ストーブの上で煮えてるのは「おでん」です

今日の本は…。

「ターシャ・テューダー手作りの世界 暖炉の火のそばで マーティン&ブラウン メディアファクトリー 3495円+税」
と。ターシャさんの絵本。

「コーギビルの村まつり ターシャ・テューダー絵・文 食野雅子 訳 メディアファクトリー 1600円+税」

ターシャさんの暮らしぶりと…。
こまやかに。ていねいに描かれた、優しい世界が広がります。

「暖炉の火のそばで」は、親しい友人のカメラマンと園芸家の方が、ターシャさんの生活ぶりを撮影して紹介しています。

1830年代の暮らしぶりが好きで。
たくさんの花やハーブを育て。動物を飼い。糸を染め。布を織り。蝋燭をつくり。
人形を作り。子どもや孫達と劇をして遊んだり。
友達と籠を編んだり。バラの事を心配したり。

一時も。休みことなく働きます。

絵本画家として、著名な彼女ですが。
自分の事は、「主婦」と言います。

自分の思った通りの生活をするための労力は惜しみません。
「絵」の素晴らしさは、いうまでもないのですが。
前に向かっていく強さ・・・が、すごいなぁ・・・。

「生活」を大切にしていく姿を見ていると。

大好きだった。働き者の祖母を思い出します。


たくさんの作品の中で。
代表作といえるのが、この「コーギビルの村まつり」なのかな?

ご自身が大好きで、飼っているコーギ犬と。ウサギとネコと。それから、ボガートという妖精が登場します。
ボガートは、息子さんが、小さな時に好きだったトロルだそうです。
アメリカの。昔の暮らしぶりを彷彿させる風景と。
ていねいに描かれた、優しい絵に和みます。

よく見て、じっくり描かれているので、安心感があるのかな


ターシャさんは、今年の6月に、子どもさん達や友人達に囲まれて、旅立たれました。
とても、穏やかな最後を迎えられたとの事でした。

同じ頃、義母を亡くし。ターシャさんの訃報が続いた時には。
なんだか、大きな物を、立て続けに、失ってしまったように思いましたが。

まっすぐに生きてきた方々の逝き方に。
今は、潔さを感じています。

まずは。目の前の一つ一つを。ていねいに。
向き合えるようになるといいな。

暖かい飲み物とご一緒に、いかがでしょう

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