なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

女の子どうしって、ややこしい!

2007年10月17日 | 読書
今、住んでいる地区は、娘と同じ年の子がたくさんいて、公園でも遊ぶし、いいなあ・・・と思っていたのだけど。

学校にも慣れてきて、顔なじみも増えて来たら、今度は、いろんなトラブルが続出

ささいな事で、ケンカになる・・・ ケンカ、おおいに結構!なのだけど・・・。

女の子が3人以上集まると、びっくりするくらいの権力争い?が始まってしまう。力比べ・・・それもいいでしょう。でも、女の子ってスゴイのは、小学校1年生にも関わらず、すでに「友の悪口で盛り上がる」「とりあえず、だれかを仲間はずれにしてみる」と、かなりセコイ

そりゃ、人間関係、いろいろあるし、そこから学ぶ事も多いだろうけど・・・。

どうも天然気味の娘を見ていると、ハラハラしてしまうことしきり。

そんな時に見つけたのが、この本。


「女の子どうしって、ややこしい!」 レイチェル・シモンズ著 鈴木淑美訳 草思社


政治学と女性学を学んだ著者が、女の子の人間関係の実態を自らリサーチして、女の子のいじめの本質や人間関係のあり方を分析していく内容です。

いじめ。 ある日突然、仲の良かった子から攻撃される。
嫌いな子に、何か言われても、さほど気にならないけれど、大好きで心を許した親友と思っていた子が「豹変」していくショック。

認められたい友に、認められない悲しさ。
一人でいる事の辛さ。 それを嘲笑される事への恐怖。
いつ裏切られるかわからないという不安。

プライドが高ければ高いほど、傷つくだろうし・・・。グループに所属していたいと思えば思うほど、女の子の人間関係のワナにハマってしまう。

でもね。

悪口でつながってる友情なんて、友情じゃない。ただの、ゲームな間柄なんだよな~。固執すべきほどのモノでもない関係。でも、当事者には、わからない。
集団の怖さ。集団でいる事の魅力。

この本の後半。じゃ、親はどうすべき?は、とても参考になりました。

・・・というか、今の自分の持っている、「娘には、友達たくさんで、ほがらかで、楽しく過ごして欲しい」という願いは、確かに、悪いもんじゃないと思うけど。
その思いに固執して、あれこれ娘や友達をコントロールしようとしたって、娘を傷つけるだけだし・・・。

なんとなくつるむ友達のために、自分を見失ってしまうよりも、一人でも自分の人生を楽しんでいける方がいい。

親は、見守り、支え、いざという時には捨て身で子を守る・・・それしかないのでしょうね。


「ママ友」付き合いに、いささか疲れた時にも、参考になるかもしれませんよ
コメント (2)