先ほど、チクチクと前身ごろを縫い合わせ、やっと、ワイシャツをリフォームしたスモッグ・・・完成いたしました
やった~
面白かった~
「染物」と聞くと、なんだか「工房にこもってやる」イメージだったし・・・。
いろいろな薬品を使ったり、本当に「うっとり」してしまうような芸術作品を作り上げるのは、至難の技・・・と思うのです。
勉強しないと、分からないことも、まだまだ、いっぱい! でも、何がなんだかわかんないけど、ちょっと挑戦してみたい!
身近なトコから、やれることをやってしまおう
そんな時に出会った一冊です。
「キッチンでできる草木染め」 母袋信恵 著
身近にある、紅茶やタマネギの皮、冷凍ブルーベリーなどを使って。
その名の通り、キッチンで楽しめる方法が、写真入りでわかりやすく載っています。
今回の、マリーゴールドの染め方も、この本に習いました
台所にあるもので、気楽に染められるのは、本当に嬉しい
ちょっと黄ばんでしまった白い綿の服・・・とか
木とか、卵の殻とか、あまってた障子紙とか
とりあえず「実験」気分で、楽しめます
で、調子にのると・・・。次に何が染まるんだろう? とか、どうしたらいい色になるのかなあ?と、興味深々。
もう少し、何か、バリエーションが・・・と思い始めた頃に出会った一冊。
「楽しんでナチュラル染色」松本道子 著 文化出版局
こちらは、ロウケツ染とか、絞りとか・・・。いろいろな手法で、これまた楽しそう!です。
媒染(染めた色を布に定色させる)に、薬品を使うので、こちらは、少し勉強しないといけませんが、同じ素材で、色の変化が楽しめるので、ますます世界が拡がりそう
とりあえず、ニンジンの皮で、色つきロウソクができる・・・なんてのもあったので、そんな事を楽しみながら、次のチャンス?を窺おうか・・・と思います
最後に。
今回、私がマリーゴールドで染めた黄色。
黄色にもいろいろあって、携帯の写真は旨く表現できなかったし・・・。
「これって、何色っていうんだろう?」
と、借りてきたのが、この本。
「日本の色辞典」 吉岡幸雄 著 紫紅社
それによると・・・。
染め上がりは黄支子色(きくちなしいろ)だったのですが、乾いて、だんだん褪せてきて、今は山吹色(やまぶきいろ)と刈安色(かりやすいろ)の中間のような色になってきました
少し黄色に深緑が加わった感じ?とでも申しましょうか?
それにしても、昔の日本の方は、色一つとっても、なんて細やかに「感じる力」「表現する力」を持っていたのだろう・・・と、感心し感動。
今日の空は、何色かな