嬉しい便り

このところ続けざまに、ずいぶん昔に転居のためや、
卒業という形で辞めて行った子の保護者の方から
嬉しい便り（メール）が届く。

大学に合格したという報告だ。
この時期だから推薦枠だろう。
それにしても、忘れずにお知らせくださるのは、
嬉しいものだ。

転居のお子さんはわずか2年ほどのお付き合い。
でもいろんな節目ごとにお母様が近況をよこしてくださる。
きっと立派に成長されたことだろう。


もう一人はいろんな事情で指導が超大変だったお子さん。
親子共に笑いを忘れたかのごとく、笑顔が全くない方。
でもこの仕事を通しておつきあいしていく中で、子どもが変わっていくと、
お母さんの表情にも少しずつ明るさが出てきた。

もともと聡明であったであろうお母様。
子どもの日々の記録もびっしり記入されたものだ。
中学からは進学塾へと変わられたが、そこまで学力も伸び、
成長して行った証で、喜んで送り出したものだ。
その彼がこちらでは有名な県立の工業高校に入り、
そして、今回やはり公立の工業系の大学へ合格を決めたそうな。

小さいころから手先が器用で、こちらの指示には従わないが、
自分の気に入ったもの、特に創作意欲は感心するほどだった。
例えばレゴなどで驚くようなものを作り上げていた。
「そうか、やはり技術系に進んだか…」と感慨深い。

わが子同様、教室を巣立っていく子どもたちの将来に幸あれと
自分の力で社会に出て働くんだよと、心から願っている。


おまけの画像
先日の教室風景

卒業して行った先輩たちに負けじと今日も頑張る子どもたち。
お父さんの周りに群がる中学生。おや？Ｎ君の姿も。