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絵本『井戸のこわい仁王さん ~御所市むかしがたり』の紹介

2014年02月15日 | 日記
昨日は今冬2度目の大雪でした。


あすか野界隈の雪景色です。

さて、今日は、御所の絵本の紹介です。


『井戸のこわい仁王さん~御所市むかしがたり』です。

さく:夢絵本製作委員会
え:なかたに ゆか

あらすじ:
御所市の伏見という村に菩提寺というお寺があった。
その門には、強そうな仁王さんが、ふたり並んで立っていた。
近くの山に「トンド」といういたずら好きの小鬼が住んでいて、
仁王さんを馬鹿にして、
「あんたら、怖い顔して、ただつっ立っているだけで
何の役にもたてへん。悔しかったら、出てきてみー」
と、はやし立てた。
怖い仁王さんが、トンドを追いかけてきた。
さて、その結末は?

あとは、実際に絵本を手に取って見てください。
詳しくは、次のサイトをごらんください。

御所夢絵本プロジェクト

中谷有香さんの絵は、とても素敵です。

仁王さんの小鬼を追いかける怖い表情、
いたづらもんの小鬼トンドの必死に逃げる顔の表情

子どもたちは、思わず絵本の世界に入り込むでしょう。

井戸に逃げ込んだ小鬼を追いかけた仁王さんは
水に映った自分のこわい顔を見て、びっくり仰天。

仁王さんは、井戸が怖くて、それ以来、伏見の村には井戸がないという。
そこには、村の深い歴史が秘められている。
こんな楽しい絵本で、子どもたちは御所の歴史を知ることができる仕掛けになっている!

「御所夢絵本プロジェクト」の第2弾は、
昨年11月26日のブログで紹介しました。
絵本『役小角と山の神 - 御所市ふることがたり』

未だの人は、是非、、上記サイトを見てください。

さて、第3弾も出るのかな?  楽しみですね。

さあ、今から雪かきをしよう!

みなさまも、厳しい冬を乗り切ってくださいね!


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