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えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

【進捗:皇帝の意志を継いでゆけ~風来リベサガ伝記16~】

2025年04月17日 | ゲーム
じょこう陛下が砂漠の幻のオアシス、移動湖へ向かうと奥の遺跡にはノエルが佇んでおりました。
しかし彼の姿は八代目マハン皇帝が出会った時とは様変わりしており、何より瞳には怒りが燃えていました。

ブレズィア皇帝がノエルの妹ロックブーケを討ち果たしたために彼は怒髪天を突く勢いで炎を体にまとわせ、背中からは鋭く短い翼を生やし、鎧に身を包んだ彼は剣を抜いて鞘を放り捨てると問答無用でじょこう陛下一行に斬りかかってまいりました。

その少し前、じょこう陛下はパーティメンバーを一新いたしました。
理由はこれからの戦いはまだまだ準備段階であり、最後に待ち構える七英雄本体との決戦に向けて強力なクラスを温存するためです。死亡しても替えは利きますが
未踏のマップも待ち構えています。そのためには探索する世代が必要だと考えたじょこう陛下は敵の弱点を多く突けるよう多様な武器を装備したメンバーをざっくばらんに揃えました。

素早くLPが多くて斧を得意とする武装商船団のドレイクさん、これも素早く大剣に優れるイーストガードのガンリュウさん、火と風の魔法を得意として攻撃魔法に長ける女宮廷魔術師のエメラルドさん、そして水と風の魔法を得意とし回復を一手に引き受ける男宮廷魔術師のクラックスさんです。

まずは探険隊に任命した彼らの試運転にクジンシーが待ち構える「封印の地」にてクジンシーが勝手に増設したダンジョンを巡り、敵と戦いつつ一通りお宝をかっさらうとクジンシーは放置して本拠地に撤退して技や術を調整し、砂漠のノエルに挑戦することとしました。

クジンシーをほっぽらかしたのは大きな理由がありました。
彼は「嫌われ者」の二つ名にふさわしく、対策が無ければ無条件に即死させる究極の奥義「ソウルスティール」のほかにも、そのダウングレード版「ライフスティール」という、LPを減らす技を持っています。
さらにリメイク版では「ダークノヴァ」という冥属性の強烈な全体攻撃を取得したため、セリフこそ小物ですが前評判で舐めてかかるとえらい目に逢う難敵です。

また、復活した彼が堂々と挑戦してくるかというとそんなことは全くなく、なんと回復なしでザコとの三連戦を前座にぶつけてくるため、クジンシーを含めると四連戦を戦い抜かなければなりません。
あの竜たちに大苦戦した先代たちの記憶のせいで敵の強さを過大評価する疑心暗鬼に陥っていたじょこう陛下にそんな虎口へ飛び込む決断はできず、好きなタイミングでいつでも戦いに行くことができ、なおかつ道中にザコが出現しないノエルとの戦いを選んだのでした。ノエルからしたらいい迷惑ですが

さすがに七英雄の実質的な中心ともあり、ノエルは歯ごたえがありました。

体力をある程度減らすと分身を生み出し、本体も分身も強烈な全体攻撃を持っている上にノエルは素早いので、こちらの上を取られて攻撃されると大変なことになります。
火属性の地形効果も相まってどの攻撃をシャットアウトするか、或いは半減するかを考えなければジリ貧壊滅が待っています。

ここまで来て調整をしたはずなのにドレイクさんへアビリティをつけ忘れるというとんでもないポカもありましたが、うまいことじょこう陛下とドレイクさん、ガンリュウさんの三名で先手を取って「光の壁」や「炎の壁」をかけることができ、全体回復はエメラルドさんに任せ地形を相殺できるクラックスさんが水系の攻撃魔法で攻めることで比較的安定した
戦闘を行うことができました。役割が何かおかしいな

あの竜2号との戦いで得た「地獄爪殺法」の見切りも活躍し、被害をドレイクさんのLPが1点減った程度の最小限にとどめてじょこう陛下はノエルに引導を渡すことができました。
そして彼との戦いを経て「光の壁」がパワーアップし、「光の壁レベル2」を使うことができるようになりました。炎の壁レベル2は使い手の火術レベルの都合上この周回では習得できませんでした

じょこう陛下が砂漠から凱旋していつもの玉座に着くと、一息入れる間もなく文官が息を切らして駆け込んでまいりました。
曰く、大量のモンスターたちがある一点を目指して集合しているとのこと。

オアイーブさんは「大量のモンスターが移動する場所に七英雄の本体がいる」とは一言も言っていませんでしたが、とまれ怪しい動きの正体を掴むためにじょこう陛下は文官の報告するところの大氷原へと進軍するのでした。


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