えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

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2008年11月16日 | 読書
気のせいか画面がきれいになった気がします。

今週末、楽しみにしていた本が手に入りませんでした。
悔しいので坂田靖子のまんがをいくつか引っ張り出して
読んで一日。

「バジル氏の優雅な生活」が一番有名な作品かな、と
思います。時期的には川原泉あたりとかぶるのでしょうか…
今も時折雑誌で作品を見かける、細く息の長いソバみたいな
作家さんですね。
この人の短編は、本人の映画好きも深く関係してると思いますが、
職人芸クラスの質のいい品物をぽんぽん放ってきます。
おそろしい人です。

たとえば番町更屋敷のパロディで、

「お菊です。
 大事なお皿を割った時も接着剤があればだいじょ~ぶ!
 カップの持ち手も灰皿のカッパもこのとおり!」
「やめなさいっ!」

たった二コマでこの運びはえらいと思います。
しかも、!が、あんまり極端にはたらかないんですよね、この人の絵。
某あかいしきものとか某少年漫画みたいにむりくり笑わせないんです。
すこぶる自然体で、シンプル。

だから、
この人を読みたくなるときは、たいがいまんがに疲れているときです。

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