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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

100円キッチンタイマーの長時間化実験

2010-12-12 14:09:20 | 電子工作

Img_8079_r Img_8080_r Img_8081_r Img_8083_r100円キッチンタイマーは99分59秒の範囲設定なので、バッテリー充電時間の設定には時間が足りない。
1/60の表示に出来れば99時間59分までタイムセット出来るはずだが、そこまでクロックを落として動作するか実験してみた。
基本のクロックは時計と同じく32.768kHz(2の15乗)を使用しているのでこれの1/60で546.1333・・3Hzとなる。
まずは、可変CR発振器にて水晶の端子に加える。オシロで水晶発振時の波形を確認し、発振波形の出ている側をT(チップ)、信号の無い側をR(リング)とする。ちゃんと動作(タイムカウントが1/60に)するが液晶表示やブザー音はそのクロックで動作することになるので、動作中は数字は確認出来ない。
まずは、動作確認出来たので、タイマーIC(LMC555)を使用した50%デューティ発振回路を組んでみた。オシロを見ながら約546Hzに合わせる。
どちらも1.5Vで動作させている。
設定をどうするかということで、水晶と、この発振器をスライドスイッチで切り替え、設定時は水晶発振を利用する様にした。切り替えしても設定が消えることは無い。
スタートは、数秒押していないと動作しない。動作するとブザー音が低い周波数(元の1/60)で長く聞こえる。
1分(00分01秒表示)、10分(00分10秒表示)、そして1時間(01分00秒表示)と設定して確認したが、1時間でも1分以内の狂いだった。
本当は水晶発振を1/60分周すれば正確な時間となるのだろうが。詳しい方は挑戦下さい。
これで、以前製作のタイマー回路と組み合わせれば充電器のタイマーに使えるだろう。

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