「Security Tool」と言うダイアログが画面中央手前に出て、何をやっても閉じれなくてパソコンが使えないので、富士通のサポートに問い合わせたところ、トロイの木馬型ウィルスで、アンチウィルスソフトで駆除するかリカバリーするしかないと言われたと、近所の方(以前、無線LANの導入についてお世話した方)から電話が有り、会社の帰り立ち寄った。
事前に情報を検索して、同様なFakeAlert-Fakespy.aのが見つかったので、これを参考に作業を行う。
自分のパソコンはウィルス対策をしているつもりなので、感染の経験は無く、初めてウィルスというのを体験?出来た。
KINGSOFTの Internet Security U SP1がインストールされている(私が以前インストールしておいたもの)ので、これを起動しようとしたのだが、これもガードされている様で、表示されているダイアログのボタンを仕方なくOKにして起動出来る様にした。
パターンファイルは2010/4/3となっていたので最新にアップデートする。
スキャン途中で「Security Tool」画面が消えた。
そこで、デスクトップにあるアイコンのプロパティからファイルの保存先を見つける。
C:¥Documens And Settings¥All Users¥Application Data¥18887840¥18887840.exe
となっていた(数字部分はパソコンにより異なる様だが、数字8桁となっている)。
ちなみに作成日時は2010/4/5 10:42:40 となっており、この時間帯の操作記憶としてはメジャーなサイトから壁紙等をダウンロードしたとのこと。
このファイルをデレクトリ毎削除する。この他にもアイコンとスタートメニューからも削除する。
更にはmsconfigを実行し、スタートアップ項目にある、今回の実行ファイルのチェックを外した。
あとで、調査したのだが、パソコンをセーフモードで起動すると、この画面が表示されず、駆除の作業もスムーズに出来そうだ。また駆除ツールなるものも有るので、掛かった方はお試しあれ。
最後に、Internet Securityでスキャンをスタートして様子を見てもらうことで帰った。
ついでに、パソコンをいくらかでも早くする様にとフリーのユーティリティソフト「Glary Utilities」をインストールしてチェック修復しておいた。
今日、その結果、問題無い旨の感謝のメールが届いた。
*********************************************************************************************
おかげさまで 今朝は今まで通り何の異常もなく動いています。
いえ 今までよりサクサク動いています。
ウィルスに感染!何で?リカバリ!あぁ...データが....設定のやりなおし....
嫌な事が頭を占拠して仕事になりませんでしたが 今朝は晴れ晴れとしております。
近くにこんなに頼りになる人が居る!
感謝! 感謝! 感謝!です
本当に有難うございました!
*********************************************************************************************
ウィルスによっては、これによりウィルスの発信源になることもあるので、本当に安心は出来ないところだが、一応メル友に変なメールが届いていないか確認してもらうことにした。
まあ、悪質なウィルスでは無くて、今回は割と簡単に対処出来たので良かったのだが・・
インターネットに接続してあるパソコンに対しては、アンチウィルスソフト(期限が切れていれば意味が無いが)は必須である。
(今回の様にパターンファイルが最新で無い場合も問題となるので、毎日更新しておこう)