トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ポータブルオシロ/DMM・これは便利

2010-04-09 22:44:16 | おもちゃ病院

あるところから、廃却するオシロが有るがいらないかと連絡が有った。

2つ返事でOKし、頂いて来た。

テクトロのTHS720Aというもので100MHzScopeとDMMの機能が有るポータブルなものである。ACアダプタは無いというが、入力表示を見ると12V/1Aとあり、ジャックも一般的なφ2.1mmが合いそうなので手持ちの秋月製アダプタを差し込んで見た。

Img_7450_r接触不良気味だったので、接点復活スプレーを塗布したらOKとなった。

バッテリー駆動も出来るが専用形状のニッカド(4.8V/2.8Ahr)なので、時間を見つけてホルダー(単三×4本)を作ろうと思う。

ポータブルなのが良い。

Img_7449_rImg_7447_r60MHzまでは校正でOKとのこと。実際100MHzの信号を入力してみたが波形(正弦波)は問題無かった。

機能は、今使っているTDS320と似ているので、すぐに使い方はマスター出来た。マニュアルもメーカーのサイトからダウンロード出来たので印刷した(242ページ)。

Img_7446_rImg_7444_rDMMも余剰のテスター棒が有り、コネクタが合うので測定してみた。

電流以外は一般のデジタルテスターと同様、測定出来る。更にログも同時表示出来るので使いこなせば便利そうだ。

RS232C(コネクタがLAN用と同じ形状なのでケーブルを作る必要が有るが)により、パソコンにデーターも取り込めそうだ。

ポータブルなので、明日のおもちゃ病院や、電子工作サークルで活躍出来そうだ。

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LCの正確な値を測定させてもらう

2010-04-09 15:39:00 | PIC

Kc280472_r Kc280473_r Kc280474_r Lcsokutei 以前勤めていた会社に出張ついでが有ったので、高価なLCメーターをお借りして、手持ちLCの実測をしてみた。

そして、このLCで、自作のPIC-LCメーターの表示がどうなるかも試して見た。

測定器はHP製4284Aを使用。

測定周波数は80Hz~1MHz可変出来るが、今回は標準的な1kHz/1Vで測定した。

PIC-LCメーターの表示に関して、ばらつきはあるが、C(コンデンサ)は4%以内に入っていた。これに対しL(コイル)は10%以内と大きかった。

でも、この程度であれば、目安には使えそうだ。

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Security Toolというコンピュターウィルス対策

2010-04-07 10:26:00 | うんちく・小ネタ

Stool 「Security Tool」と言うダイアログが画面中央手前に出て、何をやっても閉じれなくてパソコンが使えないので、富士通のサポートに問い合わせたところ、トロイの木馬型ウィルスで、アンチウィルスソフトで駆除するかリカバリーするしかないと言われたと、近所の方(以前、無線LANの導入についてお世話した方)から電話が有り、会社の帰り立ち寄った。

事前に情報を検索して、同様なFakeAlert-Fakespy.aのが見つかったので、これを参考に作業を行う。

自分のパソコンはウィルス対策をしているつもりなので、感染の経験は無く、初めてウィルスというのを体験?出来た。

KINGSOFTの Internet Security U SP1がインストールされている(私が以前インストールしておいたもの)ので、これを起動しようとしたのだが、これもガードされている様で、表示されているダイアログのボタンを仕方なくOKにして起動出来る様にした。

パターンファイルは2010/4/3となっていたので最新にアップデートする。

スキャン途中で「Security Tool」画面が消えた。

そこで、デスクトップにあるアイコンのプロパティからファイルの保存先を見つける。

C:¥Documens And Settings¥All Users¥Application Data¥18887840¥18887840.exe

となっていた(数字部分はパソコンにより異なる様だが、数字8桁となっている)。

ちなみに作成日時は2010/4/5 10:42:40 となっており、この時間帯の操作記憶としてはメジャーなサイトから壁紙等をダウンロードしたとのこと。

このファイルをデレクトリ毎削除する。この他にもアイコンとスタートメニューからも削除する。

更にはmsconfigを実行し、スタートアップ項目にある、今回の実行ファイルのチェックを外した。

あとで、調査したのだが、パソコンをセーフモードで起動すると、この画面が表示されず、駆除の作業もスムーズに出来そうだ。また駆除ツールなるものも有るので、掛かった方はお試しあれ。

Security Tool削除方法

最後に、Internet Securityでスキャンをスタートして様子を見てもらうことで帰った。

ついでに、パソコンをいくらかでも早くする様にとフリーのユーティリティソフト「Glary Utilities」をインストールしてチェック修復しておいた。

今日、その結果、問題無い旨の感謝のメールが届いた。

*********************************************************************************************

おかげさまで 今朝は今まで通り何の異常もなく動いています。
いえ 今までよりサクサク動いています。
ウィルスに感染!何で?リカバリ!あぁ...データが....設定のやりなおし....
嫌な事が頭を占拠して仕事になりませんでしたが 今朝は晴れ晴れとしております。
近くにこんなに頼りになる人が居る!
感謝! 感謝! 感謝!です
本当に有難うございました!
*********************************************************************************************

ウィルスによっては、これによりウィルスの発信源になることもあるので、本当に安心は出来ないところだが、一応メル友に変なメールが届いていないか確認してもらうことにした。

まあ、悪質なウィルスでは無くて、今回は割と簡単に対処出来たので良かったのだが・・

インターネットに接続してあるパソコンに対しては、アンチウィルスソフト(期限が切れていれば意味が無いが)は必須である。

(今回の様にパターンファイルが最新で無い場合も問題となるので、毎日更新しておこう)

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LCDキャラクタディスプレー変換アダプタ製作

2010-04-03 22:30:00 | 通販・買い物

秋月で販売されている、一番一般的なSC1602B(寸法:85x30x8.8mm )に対し価格は同じだが小型の超小型LCDキャラクタディスプレイモジュール(16×2行 白抜き) (寸法:66x26x8mm)が、小型化の用途に使えるのではということで購入しておいた。

Img_7433_rImg_7432_r 時間が出来たので、変換アダプタを付けて、すでに製作済みのLCメーターの表示部分を変えてみることにした。

ジャンクのスルーホールユニバーサル基板を使い、両面に変換コネクタを付けて配線した。

コネクタのピン配列が添付資料では判り難く、最初、間違えた配線をしてしまって、動作しないので悩んでしまった。

基板に表示してあるシルク文字表示を参考にされると良い。

Img_7434_rImg_7438_rまた、基板のランドショート、抵抗取り付けが添付資料に書いていないので、ここでも悩んでしまった。

配線を入れ替えたりして、何とか動作した。

コントラスト調整がシビアである。

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携帯用電磁誘導式充電器等をもらう

2010-04-03 16:08:00 | おもちゃ病院

Img_7422_r先日の従妹の結婚式で、親から、処分する携帯が数台有るのだが使わないかと話が有り、バッテリー、充電器等が使えるだろうと、送ってもらうことにし、本日届いた。

Img_7427_rImg_7428_r中で興味を引いたのが、或る充電器で、充電用の接点が見当たらないのだ。

前から知識は有ったので、電磁誘導式だろうと考え、分解してみた。厚膜ハイブリッドICらしき部品でスイッチング回路を構成している様だ。

Img_7423_rImg_7424_rImg_7425_rImg_7426_r誘導用のコイルが有ったので、これに秋月から購入してあったインダクタを接近させてみた。

すると、100mHの場合、起電力は1kVをオーバーし、発振周波数は約100kHzだった。

1mHの場合は50Vだった。

もう少し実験してみて、何かに使えそうだ。

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RCカー用送信機改造

2010-04-03 12:50:00 | おもちゃ病院

Img_7439_r受信機は先日のブログで紹介した様に、動作確認出来たので、送信機の正式な製作(改造)に取り掛かった。

ケースはジャンク箱にあった安価なラジコン送信機のものを使うことにした。

スイッチ構造が違う(ラジコンのは、タクトスイッチの内部接点と同様なスイッチ接点が直に半田付されている)   

Img_7421_rImg_7420_rタクトスイッチを使うことにして、近い位置関係でユニバーサル基板に取り付ける。

奥行方向が違うので、押えのポストを切断し、表側モールドに間隔ボルトで固定する。また、前後左右の押しボタンスイッチの裏側は突起になっており、タクトスイッチと微妙に合わないので、この突起を利用してユニバーサル基板の端切れを接着して、スイッチ押し板とした。

赤外LEDは4個直列にし、アンテナの穴に差し込んで固定する。

動作確認してみたが、受信機と同様、誤動作するので、電源+-間に電解コンデンサを入れてOKとなった。

Img_7440_rImg_7442_r車側も受光出来る様に赤外線受信モジュールを外部に取り付けなければならないが、新に穴あけはしたく無いので、引き出す隙間を探した。

運転席のシートが取り外せて、サイドにケーブルを引き出すスペースが有ったので、ここを通すことにした。

モジュールはバーにロックタイで固定した。

孫が来ていたので、動作確認をしてもらった。室内では5mまで動作出来た。高速/低速/ウインチも問題無し。

オフロードで遊びたいというので、庭に出たら、動作しない。赤外線仕様に改造したのを忘れていた。直射日光では無理の様だ。日陰で有れば距離は短くなるが、動作はする。ウインチも問題無く動作した。

回路上、ブレーキを掛けることが出来ないが、これで使ってもらおう。

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RCカー用モータードライブ回路検討

2010-04-01 23:56:00 | おもちゃ病院

Mr6a_01 Rccont2 Img_7414_r  Img_7416_r 先日のブログで紹介したが、モーターの正転/逆転に使っているフルブリッジドライバIC(TA8428K)だとロスが大きくてトルクが相当弱くなり、実用にならないので、ドライブ制御回路の見直しを行った。

通常は左回路の様にPNP/NPNトランジスタによるフルブリッジを組むと良いのだが、ものぐさな性格で、組むのが大変なので、右回路図の様にアレンジして、リレーにより正転/逆転する様に考えて組み始めた。

リレーには秋月の2回路DC5V用941H-2C-5D(100円)を使用。高感度品なので、ドライブ電流が30mA程度とLEDを点灯させるのと、さぼど変わらず、半導体の様なロスが無いのがいい。しかもドライバICより割安である。

受信回路は電池電圧低下によるクロック周波数ズレが無い様に安定化することにし、シャントレギュレータ(TL431)を使用。

受信ICの最低動作電圧が4Vで赤外線受信モジュールも3Vからの動作品を使用する関係から4.1Vとした。

モーターへの供給回路にはポリスイッチを入れて、過電流によるトランジスタ破壊を防止することにした。確かに突入電流が押えられる様だ。

完成して動作はするものの、前進だけが誤動作しやすい。

安定化電源の出力に1000μFの電解コンデンサを入れることで、問題無く動作する様になり、トルクもロスが無いのでキビキビ走る様になった。

後は、送信器をジャンク送信器ケースに組み込んで完成となる。

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おもちゃのキーボード分解・比較して見る

2010-04-01 17:25:46 | おもちゃ病院

Funfunkeybord 先日入院で修理不能のキーボードですが、同様なものがオークションで見つかったので購入して分解してみました。
写真上が入院品(赤)で、下が購入品(青)です。
安いと思って落札したのですが、ネット検索したら、新品でも最安値が1200円でしたので、それほど変わらず、ちょっと損した気分です。
これだけ安いと、本音として修理をするか考えてしまいますが(損得抜きで修理を楽しんでいる私ですので、それは無いですが)。
こちらの方はトイローヤルという知られたメーカー品(同じ中国製では有りますが)ですので品質は、いくらかいいのかなと思います。(不良品は中国得意のコピー商品でしょうか)
内部構造も、壊れたものに比べると強度的(キーの押え等)に配慮されています。
キーの数、寸法、位置はそっくり同じですが、ボタンのファンクションがいくらか違います。基板も違っていました。
ICは同じく垂直基板になっていますが、やはり作りは違います。
接合部もホットボンドで補強してありました。
スイッチ下のLEDですが電源ONで点灯と思っていましたが録音中とか演奏中のみ点灯/点滅でした。
点灯条件を勘違いしていたので、再度、動作確認しましたが、やはり全然駄目でした。

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