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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

県西おもちゃ病院(2019/07)

2019-07-13 15:16:36 | おもちゃ病院

 梅雨の真っ最中だが12件の受付があった。仁平、八田、吉本、深谷、田中の5名で対応した。
当日は、私の村?の祇園祭り寄付集め(世話人という役)に午前中各戸を周って歩いたので、午後からの参加となった。
1.どう修理しようかと考え抜いた?「フォークリフト」のギアボックス修理を紹介する。

症状は、「走らない」というもので、モーターの回転音はしている。
無負荷では最終ギアも回っている様に見えるが、ドライバーで押さえると空回りになる。
ギアボックスを分解してみると、2段目ギアのシャフトを押さえているU字型のモールドが片壁折れていた。これにより、ギアが逃げて空回りしているのが原因だ。
実は、依頼した小学校低学年のお子さんが自筆でこの故障個所をメモに書いてくれていた。
(将来有望な、おもちゃドクター!)
固定片を入れるスペースもなく、固定する方法がなかなか考え付かない。
そこで、閃いた。
シャフトの一直線上にケース固定用のボスがあり、これを使って固定することを考え付いた。
シャフト径は2mmなので、手持ちのステンレス溶接棒(これが、簡単に安価に入手出来る)を長さに切断する。ボスにシャフトのガイドとなる溝をルーターで上下カバー共に掘る。もともとのガイド前後方向のストッパーはぶつかるので切断する。

予備のギアボックスも同じ原因だったので同様に修理する。
組上げて、問題なく走行した。
2.ピアノ?
音が出ないというもので、スピーカーが不良なのは交換して音は出る様になったが、一番右(全3個有り)のLEDが点灯せず、信号をたどった結果、IC内部の不良と結論付けた。

3.メロディボックス(緑)。ペコちゃん人形
両方ともに音が小さい、出ないというもので、スピーカーを交換。
ペコちゃんは録音と再生ボタンが効かず、内部導電ゴムの抵抗が高くなっており、6B鉛筆だけでは効果が無いので、基板側接点をSMDタイプのタクトスイッチに置き換えて動作する様になった。

 

コメント
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