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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

RK04-10DST修理・原因はアンテナだった

2016-12-11 14:49:43 | ラジコン

 極東製ラジコンRK04-10DSTの修理依頼があった。
他のシリーズは何台か修理しているが、これは初めてである。

動作したり、しなかったりし、動作しても近距離しか届かないというものだ。
モニターすると送信周波数は429.625MHzになっており、強度は十分な感じがする。

届いて確認すると、確かに電源LEDが点滅になったりする。
電池電圧を測定すると、2本が劣化していた。
電池の接続は特殊で、2本を並列にして、これを直列にしているので、実際には3Vで動作させている。
なので、奥側の2本または手前側の2本だけでも動作する。たまたま並列になる電池の片方が劣化していると出力電圧が低下することになる場合がある。
更には、この接点の基板側半田付けが不完全(いも半田)になっていた。ステンレス線の関係か、ステンレス用フラックスで付け直し。

これで送り返したら、やはり症状は変わらないという連絡があり、受信機も一緒に送り返してもらったがちゃんと受信機のリレーが動作するので問題無い。
送り返して、見たが変わらないというので、アンテナを付け変えてどうか確認してもらう。
丁度、アマチュア無線用の433MHz帯ホイップアンテナがあり、これに付け替えたら問題無く離れても動作する様になったとのことでした。
アンテナに問題が有った様でしたが、ケーブルも念のため交換してみるとのことでした。

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RC-30R-3修理

2016-12-11 12:49:49 | ラジコン

 送信機で、周波数変更依頼されたものだが、動作確認すると、電源も時々入らない時があり、メーターも取り外されているので、その状態も確認出来ないというもの。
周波数変更については286.725MHz(源発振は1/18となる)から296.6750MHzに変更するのだが、近い296.6875MHzの手持ちが有ったので交換したところトリマ調整で合わせられた。
ID変更はダイオードの半田付け替えとなるので、ちょっと面倒である。
電池ボックスの接触不良が良くあるので、ステンレスフラックスを使って、マイナスばね接点とハトメを半田付けする。
ボックス単体での電圧は正常だが、基板内部の電圧が1~2V程度しかない。
調べていくとバッテリーからの接続コネクタでGND側のコンタクトが緑青で接触不良になっていた。
同じコンタクトが無いので、別端子でGNDだけ接続する様にした。

メーターは手持ち品を加工(現状品より高さが高いので)して取り付けすると正常表示する様になった。

各操作が受信出来ているか確認するとホーンだけが動作しない。
プッシュスイッチが接触不良になっていたが同一品が無いのでプッシュ機構のみ使い、手持ちの小型プッシュスイッチをその金具で挟み込むと丁度合ったので、接着固定した。

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