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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

TS-770周波数ロックはCALスイッチ接触不良が原因

2011-02-07 01:04:21 | アマチュア無線

144/430MHzトランシーバTS-770の周波数が時々ロックしてしまい、周波数ダイヤルを回しても変わらないという症状が出たので調べて見た。
Kc3s0194_r145/433MHz-CALスイッチを操作していると、現象が再現するので、このスイッチの接触不良と判定し、分解してみた。
周波数表示ユニットを取り外すだけでは見えないので、表面パネルも外して、スイッチの隙間から接点復活スプレーを吹きかけるが、パネルを組み上げると周波数表示が消えている。パネルを外した時にジャンパーケーブルの挿し込みが外れたのと、アース線が切れてしまったからだ。(写真には影に隠れて写っていないのでご了承を)
Kc3s0195_rKc3s0196_rKc3s0193_rこれで、周波数表示が正常に戻り組み上げたら、今度は430MHzの出力が出なくなった。
各段の出力をオシロで見てみるが、ファイナル段の入力が来ていない様だ。
時間切れで「電子工作サークル」に出掛け、帰ってから再開したら、表面パネルの基板に差し込んである同軸コネクタが外れていることに気付いた。
余長が無いので、パネル分解時に引っ張って外れてしまった様だ。これを差し込んで出力も出る様になった。
ついでに、周波数ダイヤルのダウン側がアップになってしまう現象が出るのでエンコーダ基板に有る半固定抵抗2個(片方はトリマコンかも知れない)を交互に調整し、不完全ながら(早く回すとダウンしなくなる)動作する様にはなった。

2/7 早速144と430MHzでガツンと入っている近くの局(結城市と小山市)がいたのでディスコーンアンテナを使い呼んで見た。59のレポートを貰い、変調の度合いも確認してもらったところ丁度良く綺麗に聞えているとのことで安心した。娘が地デジ番組を見ていたがTVIは起きていない様だ。

コメント (1)
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