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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

牛久おもちゃ病院(2回目)

2006-07-16 13:00:00 | おもちゃ病院

先月に続いて、今月もおもちゃ病院に参加した。今回は患者さんが3組、来院した。1つ目はプラレールの電車で、スイッチを入れてもモーターが廻らないとの事。電池は交換したばかりだということだが、テスターで測定すると、電圧が無い。新品と交換したら、動いた。各家庭では電池の買い置きをしているところが多いと思うが、テスターが無い場合には中古と新品で分ける工夫が必要と思った。2つ目は昭和47年に結婚の際、仲人さんからいただいた手巻き式の柱時計が、ねじを巻いてもすぐに振り子が止まってしまうという。いまどきでは珍しくなった手巻き式であるが、記念の品物と言うことで事前に修理依頼の連絡があったようである。入院して時計修理(それ以外も得意であるが)の得意なドクターが持ち帰り修理することになった。軸受けが減ってるのではないかとのこと。3つ目はスーパーなんかのレジスターおもちゃでバーコード読み取り付の物だが、このバーコードが読めないとの症状。バーコード部分を分解してみたが、読み取り部分は光学部品は無く、ループアンテナ状のプリントパターン基板になっており、これに接続されている回路基板には水晶振動子、コイル、ICとかが乗っている。今はやりのICタグを利用したものか?相手のメロンパンがどうなっているか外そうとしたが、接着されているのか外れそうに無い為、あきらめた。入院ということになり、やはり得意分野のドクターが持ち帰りとなった。

Untitled帰りの車の中で、ラジオからニュースが流れて来た。市販乾電池を使って、東工大と松下電器が有人飛行で391.4m(飛行時間59秒)飛び、ライト兄弟の記録を更新したという。電池で飛ぶ模型飛行機は市販されて別に珍しくもないが、乾電池で有人飛行が出来たとは、技術の進歩はすばらしいものである。ちなみに電池は単3型オキシライド乾電池を160本(直列20本×8並列)使ったとのことである。

飛んだ--市販乾電池用いる有人飛行、東工大と松下電器が成功

そういえば、オキシライド乾電池で思い出したが、ドクターから初期電圧が1.7V有り(乾電池にも表示されている)使用する製品によっては注意が必要とのこと。

コメント
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