先日、女房にミシンが壊れているというのを聞かされて(でも、新しいのをすでに注文済みとのこと)しょうがないけど修理人の意地を賭けて、今日、修理に挑戦した。症状は糸圧調整のノブが取れるので、テープで応急処置していることと、モーターが回らないとのこと。ノブはテープをはがし強力接着剤で固定。モーターが回らないのは、足踏み式のコントローラーの接触かなと思い、コントローラーを分解して接点クリーナーをスプレーして、洗浄する。抵抗の変化を見たが問題は無いようである。しかしモーターは回らない。モーター周りを分解、すると、スピード調整のスライドスイッチ裏についている整流ダイオードらしき物が黒焦げている。原理的には、交流を半波整流して平均電圧を下げて、遅くしているのだろう。ダイオードはATX電源のジャンクについているFR107を取り外す。(規格を調べると1000V 1A)なので用心のため2本パラレル接続し交換。コントローラーを踏むと心地良くモーターがまわりだす。これから、使われるかどうか心配であるが、緊急用に愛着を持って使ってほしい。
先日の夜中、ドアホンのチャイムが鳴ったので、外に出てみたが誰もいない。その後も連続してなっており、故障だと判断して、取り敢えずドアホンのモジュールケーブルをホームテレホン側から抜いておく。朝、ドアホンやら本体の接触を見たが異常は無いようである。ドアホン側の線をねじターミナルから外し、接続すると正常に鳴る。一方、ドアホンも分解して押しボタンの動作もテスターで計ったが正常である。もう一度コードを締め直して見ると正常に戻った。どうやら、この回路はインピーダンスが高くちょっとした接触抵抗の差によるノイズで誤作動していたようである。一安心。