goo blog サービス終了のお知らせ 

トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

クリスマスイルミネーションから妨害電波が

2008-12-19 19:38:00 | アマチュア無線

Kc280192 こんな田舎な町でも、駅前広場と、街路はクリスマスイルミネーションで、クリスマスを盛り上げている。(写真は昨年のつくば駅前イルミネーションの物で、今回の妨害とは関係有りません)

出迎えのため、駅前に車を駐車して、AMラジオを聴きながら待っていると、ブーンといった雑音がいつもより大きな気がする。局を変えても、もっと悪くなったりする。

何故だろうと周りを見ると、クリスマスイルミネーションが。

昔はAC電圧をそのまま使って、電球を光らせていたが、最近ではエコのためLED化され、電源もスイッチング電源になっているのだ。

このノイズが、LEDまでの配線がアンテナとなってAM放送に妨害を与えていたのだ。

まあ、そんなに目くじらを立てることでは無いのだが、最近、スイッチング電源にはまっている当方としては、逆に対策をしなくては考えさせられた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

簡易インダクタンス測定

2008-11-30 19:04:36 | アマチュア無線

Img_5213_r Img_5214_r 今日のブログでインダクタンス測定に触れたが、何とか測定したくて実験してみた。被測定コイルとコンデンサを並列にして共振周波数を測定しようという原始的な原理です。

基本はf=1/(2π√LC)ですので、コンデンサと発振器とオシロスコープ(レベルメータ)があれば測定結果から計算出来る筈。

CR発振器から直接印加すると、共振点が良く判らないので、先端にコイルを接続して、電磁誘導することにした(誘導用コイルの周波数特性が影響するので相対的なレベルでの変化になる)。

その後、小容量コンデンサ(10PF)で結合したところ、周波数によっては問題無く使えることを確認しました。

コイルとコンデンサは、簡単に接続出来る様に、レバー式ゼロプレッシャーICソケットを使用。これだとリード線の太さやピッチに関係無く、確実に接触するので便利である。

その後、考えたらプッシュロック式ターミナル(スピーカ端子に使っている物)でも出来ますね。

測定は、オシロスコープで最大レベルになる点(共振点)の、発振器の周波数を読み取る。これをエクセル関数を使って計算するとインダクタンスが算出出来る。「f_AC-R.xls」をダウンロード

コイルの浮遊容量による共振も考えられるので、並列コンデンサを交換してみたところ、ほぼ同じ計算結果(1.6~1.8mH)が得られた(逆に言うと、今回の場合、誘導用コイルおよび被測定コイルの特性が影響するので、複数の同調コンデンサを使って、同様な結果で有ることを確認しなければならない)。同調用コンデンサは未知の値(±10~20%)なので、今回の様に誤差が出るのは覚悟しなければならない。

想像していたより随分(10倍)とインダクタンスが大きかったので、今日、製作したDC/DC-CONV用コイルは約1/10の捲き数で良いことになる。

DC/DC-CONVは、再度、この測定回路でMC34063Aデータシート指定のインダクタンスに合わせ、実験してみます。

A6243l ワタヤンさんから安価なLCメータの情報を頂きました。テクノパーツ宝塚店で、他店も見ましたが、ここが2000円で一番安く購入出来そうです。

大蔵省の予算が下りたら検討してみます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市販FMステレオトランスミッター視聴

2008-11-15 18:05:12 | アマチュア無線

Img_5125_r Img_5126_r Img_5127_r 先週、長男がガレージを片付けていて、カー用FMステレオトランスミッター(SEIWA製)がいらないというので、もらった。

今日、動作確認を行う。PLL方式か、発振周波数が3波切り替え出来る。結構いい音をしており、家の周囲を歩いて見たが10m程度は明瞭に受信出来る。

分解して、オシロで見るとアンテナは電源コードを兼用している様だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高周波増幅ICでFMトランスミッター

2008-10-26 09:50:35 | アマチュア無線

Img_5088 Img_5087_r FM/AM標準信号発生器(VP-8174A)の高周波出力レベルは最大+99dB(0dB=1μV、開放時)なので、電波として飛ばすには弱い。換算すると89.1mV

以前ソフトウェアラジオの高周波増幅用として購入してあったIC(μPC1658)を使うことにした。共立エレショップでDIP:420円、SOP:252円。

「UPC1658G-E1.pdf」をダウンロード

ちょっと高いが、殆ど外付け部品が不要で1GHz位まで増幅してくれる。6~9Vを接続し、信号出力に接続。出力にはFMの室内T字アンテナを接続(ICの出力インピーダンスは50Ωなのでアンマッチだが)。消費電流は4mA程度だった。増幅度は20dB位か?

トランジスタラジオを持って、家の周囲を歩いて受信状況を確認。30m程度までは明瞭に届いており、スプリアスも無かった。

AM変調も出来るので、中波帯で確認したら、アンテナがFM室内用ながらも数メーターでの受信は確認出来た。AMの場合、μPC1658の入力レベルが+99dBでは歪みが発生するので70dB位に下げる必要がある。

今後、電波法に触れない様(500μV/m以下)にレベル確認しなければならないが。(アンテナ出力10mW以下)電波利用ホームページ

ちなみにBA1404のRF出力は600mVrmsとなっているので、同じ位のレベルにはなっている。50Ωで700mVrms以下で有れば良い計算になる。

RF用オペアンプ(UPC1677C)イーエレで@300も購入したので、時間が出来れば比較してみたいと思う。

「uPC1677C.pdf」をダウンロード

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FM/AMシグナルジェネレータ入手

2008-10-16 00:26:36 | アマチュア無線

Img_5070_r Img_5071_r 70年代のチューナーを物色していて、性能が今一とか、先日の様に、動作不良ジャンク品チューナーのIC交換とかで、本当にステレオ調整が合っているのか心配になって来たので、測定器が欲しくなって、私にとっては、ちょっと高かった(25000円)けど、オークションで落札しました。

単機能の測定器としてみれば、割高だと思いますが、100kHz~110MHzデジタル設定の正弦波発信器としてみれば、たとえばソフトウェアラジオのクロックHFトランシーバー(FT-101S)のVFO代わりにと用途が広がります。変調器がついているわけだから、アンプを付ければ、そのままAM/FMの送信機にも使えそうです。

以上、考えて見ると、これは安い買い物かも知れません。

PANASONICのFM/AM SIGNAL GENERATOR 型番『VP-8174A』というもので、今日届いたので、付いてなかった足をジャンクCDプレーヤーから取り外して取り付け、やはり添付されていない3P-ACコードを接続して早速動作確認、出力にリード線を接続し、YAMAHA CT-1000で受信して見た。FM・AM共、正常に動作している様だ。

外部入力(モノラルなので、ステレオ出力にしても左右から同じ音が聞こえるだけ)もあるので、CDプレーヤーの出力を接続、ちゃんと音楽が聞こえて来た。

コンポジット信号を入力すればステレオで再生されるので、FMトランスミッターIC(BA1404等)のコンポジット信号発生部+パイロット信号で今度実験してみよう。

取説は無いので、いじくってみて、メモリーの使い方(ちょっとやってみましたが入力は意外と簡単です)やその他の機能をマスターして、本格的に調整に入りたいと思います。

⇒その後、仲間からのご好意で取説を送っていただき、操作方法がマスター出来ました。感謝!

類似品VP-8175Aの紹介記事です。

VP-8174A/VP-8175Aカタログ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JARLから再開局半年で初QSL届く

2008-10-06 18:03:54 | アマチュア無線

今年4月、待ちに待ったアマチュア無線局の局免許が再交付され、運用開始とともに、OSLカード交換のためにJARLに入会した。噂には聞いていたが、交信してからQSLカードが届くまで相当掛かるらしい。半ば諦めかけていたが先日、半年前のQSLカードが13枚届いた。とても感激したが、私より先に2月から、やはり再開局した、おもちゃ病院や電子工作サークル仲間(大先輩)の吉本(JA1RQQ)さんは、まだ届かないそうだ。噂は本当の様だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジタルラジオって何?

2008-09-29 21:56:47 | アマチュア無線

最近、ラジオ(東京の放送局だが)でデジタルラジオのPRが盛んに聞こえて来る。インターネットラジオでも無いしソフトウェアラジオでも無い。

知識がまるで無いのでネットで調べて見た。下記リンクに判りやすく解説してある。

デジタルラジオホームページ(DRP)

調べて判ったのだが、現時点で、試験放送は当地、茨城県では受信出来ないということ。残念!

試験放送はTV放送の7CH部分の周波数を使用していて、2011年アナログTV放送終了とともに、本放送はこの周波数(終了したアナログTVの周波数)に移動する様だ。

デジタルラジオは、音楽など高品質音声に加えて、文字・写真などの静止画・簡易動画を含むデータ放送により多彩なサービスが提供できる新しい放送だそうです。

中波帯AMラジオだったら、その辺の部品を寄せ集めて、100円以下でも作れたのだが、これは周波数も高いし、デジタル放送なので、今のところ自作とは行かない様だ。

専用ICが安く出回るまで無理な様である。でも、多分SMDだろうから、やはり自作も難しいかも知れない。

だんだんと、電子工作マニアには、住みにくい世の中になって行きそうな感じがする。

言い忘れましたが、地上波デジタル放送と違って、アナログ放送が無くなる訳では有りません。双方共存することになりますので、ゲルマラジオも将来とも楽しめますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FMステレオの原理について知る

2008-09-26 13:06:43 | アマチュア無線

Ct1000 ずっと欲しかったYAMAHAの高級アナログチューナーCT-1000(CT-800は所持:これもジャンク品を修理)のジャンク品扱い(ステレオに切り替わらない)が安く出ていたので入札。まだ現物は届いていないが、FMステレオの動作原理が判らない(忘れてしまったかも)と修理出来ないので予備知識として、判りやすく解説したページが無いか検索したところ、ブログでFMステレオの原理というが有った。
送り側では、L+Rの信号とL-R信号を38kHz搬送波でAM変調(実際にはDSB)したものを周波数多重にし、さらに、これらを一括FM変調している。
というのは、モノラル(L+R)受信機でもちゃんと受信出来なくてはならないので。
受信側では、まずFM変調を振幅変調に変換、fo:19kHzのLPFとHPFで分離、L-R信号は38kHzで復調。この2つの信号を合成してLとRの信号を取り出している。これらをMPX(マルチプレックス)回路と呼んでいる。

((L+R)+(L-R))/2=L

((L+R)-(L-R))/2=R

専用ICも多種作られている様だが、一般に入手出来るのは限られる。

以上の関係で、通常のFMチューナーの周波数特性は20Hz~15kHzが一般的だが、各社、独自の工夫で18kHzまで特性が伸びている高級チューナーも作られている。
単に38kHzのVCOがずれているだけであれば、ボリューム調整で簡単に直るのだが、そう願いたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

簡単AMラジオは奥が深い

2008-09-21 07:06:00 | アマチュア無線

Img_2223 「電子工作の広場SNS」のトピックで「最近作っている(いじっている)ラジオ」が面白くて、意見交換している。 AM専用IC(LM501TまたはUTC7642L)を使った物とレフレックスラジオである。LM501Tは私も、秋月のゲルマラジオラジオを改造して聞いたことがあった(当地は東京からの電波の僻地で、専用アンテナでも付けないとゲルマでは聞こえない)。ところが、選択度が非常に悪く、強い局が、かぶさってしまう。広場に載せたら、回路によって、かなり改善されるヒントが。いろんな実験をされている面白いページがあったので、試して見たいと思う。LM501Tの研究

レフレックスラジオだが、簡単な回路で、結構感度がいいらしいので、実験しようかと思っている。これも、次のページが参考になる。1石レフレックスラジオ

レフレックスラジオの原理だが、高周波増幅と低周波増幅を同じトランジスタで増幅すると云うもので、単純な回路で作れる。周波数帯が完全に分かれるので、問題無く増幅出来るのだ。考えた人はエライ!

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

故障デジタルテスターの活用

2008-08-31 23:25:18 | アマチュア無線

Img_4891 Img_4892 Img_4893 数年前に秋月で購入したデジタルテスターMETEX製P-16(2100円)の表示がおかしくなって、使い物にならない。

唯一、周波数レンジは生きていた。秋月のHPだと6000Hz~60MHz となっているが、実際は10Hz~10MHzだった。箱にも10Hz~10MHzとなっているので、HPのミスだと思う。秋月のHPだと廉価タイプのP-10(1600円)も、同じ範囲が測定出来る様だ。

CR発振器(10Hz~1MHz)および、リニアテクノロジー社LTC1799使用の自作発振器(1kHz~30MHz)に周波数カウンターとテスターを同時に接続してみたら、テスターは測定周波数範囲内で、正確に周波数表示した。逆に周波数カウンターは10Hzから計れるはずだが、1kHz位からしか計れなかった。入力のカップリングコンデンサが壊れているのかも知れない。

ポータブルカウンターとして重宝しそうだ。

【SDRの周波数表示に応用出来そう】

SDRのクロックは、受信周波数の4倍なので、逆に74HC4040などで1/4分周して、このテスターで測定すれば、受信周波数が直読出来るので、CR発振等の可変周波数受信機には使えそうである。ちなみにTC74HC4040は73MHzまで動作可能な様だ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安価な電子ボリュームIC

2008-08-24 19:53:00 | アマチュア無線

エレキジャック№7に掲載の4CHデジタルパワーアンプステレオで、4連ボリュームが入手難ということで2連ボリュームを2個使用し、タイミングベルトで連結するという方法を取っているが、高価で、工作も大変そうなので、まずは同じ方法で安く出来る方法は無いか探してみた。

タミヤ模型が販売している、「ラダーチェーン&スプロケット」が、いろいろと加工(ボリュームシャフトにどう固定するか)が必要になりますが、600円位と安く実現出来そうです。でも、やはり相当なアイデアと工作が必要なので、電気的に出来ないか部品を探して見ました。

著者は電子ボリュームICが高価なため、今回の方法を取った様ですが、安価でコントロールが簡単なICが有りました。東芝の「TA7630PG.pdf」をダウンロードステレオボリューム/トーンコントロールICで千石だと315円です。このICはステレオ用ですので2個使い、ボリューム(DCコントロール制御電圧可変用)は共通で両ICに接続すれば、同じレベルでコントロール出来る筈です。おまけに、トーンコントロールやバランスも付いているので、使おうと思えば便利です。但し、ひずみ・雑音・クロストーク・コントロールレンジを厳しく要求する方には不満が有るかも知れませんが。
ICは、販売店を探すと4社で在庫が有りますので、入手は問題無いと思います。当方も購入して実験予定です。ちなにみ、一番安いのはイーエレで210円でした。

この様な用途の他に、アンプ回路からボリュームまで長く引き回す必要が有る場合には、ハム対策に有効かも知れません。(今、ハム音で困っているFT-101Zが有ります)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大OMとQSO出来て感激!

2008-07-05 22:04:00 | アマチュア無線

今日、21MHzで、懐かしいコールサインが聞こえていたので、思わずブレークして、拾っていただいた。あいにくとコンデションが急に落ち込んで、また当方のリグ/アンテナもBFなため、尻切れトンボになってしまった。
高校時代にあこがれだったOMの方(2桁コールサイン)で、歩いて5分の近所(秋田県能代市)でもあり、1度、電気クラブの同期でシャックの見学をさせていただいたことがある。アンテナはタワーにマルチバンドの八木アンテナ、送受信機やリニアアンプはヤエスかコリンズ製だったと記憶している。とても学生の身分では買える代物では無く、当時のクラブメンバーのリグといったらテレビパーツやら、漁業無線機のパーツで作ったAM送信機、受信機はAMラジオの改造、良くて9R59Dのキットなどで、7MHzで、もっぱらローカルラグチユーを楽しんでいました。そういった時代にSSBでDXハンティングしていたのですから、ただただうらやましく思えたものでした。(正直な気持ちとしては、自作している俺らに比べ、既製品を使って、ただ交信してるだけじゃないかと、やっかみを持ってましたが)
当時40代位かなとの記憶で、当人には失礼なのですが、もう年齢的に他界されているのかなと思っていましたので、聞こえたときにはびっくりしました。早速ダイレクトにQSLカードを送りました。これからも精力的に頑張って欲しいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交信記録管理用ソフト機能追加

2008-07-02 18:14:19 | アマチュア無線

Qslkensaku Qsljyufukuアマチュア無線で交信しているとき、以前に交信した局か確認するための機能と、複数回交信している局が表示出来る様にプログラム(といっても、MS-ACCESSのクエリーとマクロ機能だが)を追加してみた。
といいつつ、近くにデスクトップパソコンは有るが、電力削減のため、これだけの目的で起動するのはもったいなくて、今だに紙ログ管理をして、QSLカード発行の時だけ使っている。これを機にノートパソコン(タダでもらったジャンク品を修理)を持って来て運用しなくちゃ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

周波数ドリフトはスイッチ、リレーの接触不良

2008-06-23 11:28:04 | アマチュア無線

交信相手の方から、交信中にだんだん周波数がドリフトするとの指摘があり、周波数カウンターで、ドライバー(12BY7A)出力の周波数をモニターしたら、送信ONにしてから確かに最大0.5kHz位序々に高い方にドリフトしていく。再度送信するとまた、元の周波数に戻る。クラリファイア(RIT)をTXにすると何故かドリフトしない。

6/21AM 電源変動(6V)を測定したがテスターの分解能(小数点以下2桁)では変動が見られなかった。

6/23 メーカー(八重洲無線)に問い合わせてみたところ、原因はクラリファイア部TX/RX押しボタンスイッチ(オルタネイト)の接触不良か、その裏の基板に付いている送受切り換えリレー(富士通FBR210)の接触不良が考えられるとのこと。但し、部品は現在無いので、接点を磨くか接点復活剤を塗布して対処するしか無いだろうと言うことでした。同じ型のリレーは、やはり変調部送受切り換え部分にも使っており、接触不良の経験をしている(以前のブログに書いている)。カバーが外せるので、接点グリスとかは塗布可能である。

変動する時と、しない時があるので、原因に間違いは無さそうだ。

さすが、メーカーのサービスセンターである。古い機器でも的確にトラブルシュートしてくれた。

発生原理しては、いくらVFOの周波数安定度が良くても、クラリファイア(RIT)機能のためにバリキャップダイオード(電圧で静電容量変化する)を使用して、送受信の周波数を動かしているので、この電圧が変動することは許されない。スイッチやリレー接点が接触不良を起こすと、接触抵抗が不安定となり結果、電圧変動を起こし、当然、静電容量が変化し周波数変動することになる。

現在のデジタルコントロール機器では、PLL等のデジタルコントロールによる発振回路を使用している(厳密にはPLLの場合、アナログ発振器であるが)のでこの様な問題は発生しない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インターフェア調査続編-リグは問題無し

2008-06-21 19:37:24 | アマチュア無線

Img_4620_2Img_4619 Img_4621 インターフェアの原因を特定するのに、本日午後からおもちゃ病院・電子工作サークルで一緒のOM(JA1RQQ)さんにトランシーバーFT-1000M、SWRメーター(第一電波製SX-200)、LPF、コモンモードフィルタ、ACラインフィルタ一式を持って来てもらった。
まずは私のトランシーバー(FT-101Z)にSWRメーターを付けて測定してみたが、共振点(SWRが最良1.0のポイント)は7.07MHzになっており問題無い様だ。中心の7.05MHzに下げるには、このアンテナの場合20kHz下げる訳なので、20÷7(kHz)で約3cm調整用エレメントを長くすればいいことになる。
明日にでも、延長してみよう。
また、当方のSWRメーター内蔵アンテナチューナー(八重洲FC-700)と比較すると指示値が
7.00MHz  SX-200 1.8  FC-700  1.4
7.05MHz  SX-200 1.2  FC-700  1.1
7.07MHz  SX-200 1.0  FC-700  1.0
7.10MHz  SX-200 1.2  FC-700  1.2
となり、指示値がメーカー規格(7.0~7.1MHzでVSWR:1.5以下)より良過ぎたのは、アンテナメーカーが言うようにSWRメーター(FC-700)感度の悪いのが原因だった様だ。
次はFT-1000Mをアンテナに接続して確認する。
期待と不安でラジオをモニターしたが、やはり同じ様にインターフェア(離れたところにあるAMラジオ)が発生した。ポケットラジオを持ちながら近所を移動してみたが100m位離れても2ポイント(600、1200kHz付近)はそれ程減衰しない。アンテナをT2FDに換えてみたが、少し弱くなるだけで、消えはしない。アースを付けても変わらない。
いずれにしても、リグには問題無いということが確認出来た。考えられるのは、地上高が低いせいなのかも知れない。
いずれにしても、解決するまではQRP運用をするしか無い。

6/21AM 中和回路の調整と7MHzの同調を行った。その結果、中和バリコンのずれは無かった。7MHzはドライバー出力同調のトリマコンがずれていたので、あらためて全バンド調整し直した。

今度は、逆に先輩宅にFT-101Zを持ち込んで確認することを予定している。
21MHzのコンデションが良かったので、韓国の局とコンタクト出来た(DXは初めて)。7MHz以外はインターフェアが出ていない。

SWRメーターを参考に分解してみた。その写真は「続きを読む」を見て下さい。

第一電波製SWRメーター(SX-200)内部です。

本当は、シールドボックス内に隠されているであろうコイルが見たいところでは有るが・・・Img_4622 Img_4623 Img_4624 Img_4625

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする