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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

地デジ受信レベル低下はコネクタの接触不良

2010-07-22 17:19:46 | アマチュア無線

最近、地デジのNHK総合、教育が受信出来ない(他のCHも一部受信出来なかったりする)というので、アンテナの方向がずれたかと思い調整するも良くならないので、接続を確かめてみた。
壁のコンセントとブースター電源部間を接続している同軸ケーブルを動かすと受信出来る様になる。
このケーブルはデッキなどに添付させる両端Fプラグはめ込み式の安いもので、チップ側の接触が良く無い様だ。
ここは大枚をはたいて、金メッキ製1mケーブル(片方はめ込み、もう片方はねじ式)を購入し交換してみたら問題無くなった。
地デジはUHF帯で周波数が高いので接触ロスが大きくなるのが原因だろう(当地は東京タワーからの電波だとギリギリのレベルなので)。

これでも、今まで受信出来ていた放送大学(東京タワーより5kW)と、ちばテレビ(船橋より500W)が受信出来なくなった。(NHK等は全て10kW)

東京タワーと、ちばテレビと、当地を地図上に表示すると約16度ずれていた。

受信電波の様な低レベルの信号(微小電流)を扱うには、金メッキが必要かも知れない。

特にFケーブルの場合には同軸の芯線をそのまま使用する場合があるので、これが接触不良の原因となりやすい。

プロの機器を製造していた頃は、全て金メッキのコネクタ/カードエッジを使用していた。

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ルーフィングフィルタって何?

2010-07-19 14:51:14 | アマチュア無線

何十年もアマチュア無線とご無沙汰していたら、最近のメーカー製トランシーバーに盛んに「ルーフィングフィルタ」という用語が出て来る。
なんだろうと思って、ネット検索して見るが、明確な説明/定義が判らない。
内容的には、従来使われて来た、メカニカルフィルタやクリスタルフィルタのことを言っているみたいだが。
特性が屋根の形だから「ルーフィング」?
何方か説明出来る方はコメント御願いします。
最近、これらも含めて、やたら横文字の使いたがる傾向がある様に見受けられる。
何とか知りたいとは努力しているが、私の様な「おじいさん」は付いて行けない。
余談だがINRAD社で各種「ルーフィングフィルタ」を製造・販売している。

昔、周波数多重装置(FDM)のCH盤のアレンジ設計をしたことが有ったが、これには3.4kHz帯域、中心周波数128kHzのメカニカルフィルタ(CH,SIG送受信)が使われていた。プロ用なので、通過帯域はフラット(レベル、位相共)、阻止域はシャープだった。現在ではデジタル化されて通信には使われていないと思うが、ジャンク品が流出してれば欲しいところだ。

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50MHzで種子島となんとか交信

2010-07-17 18:38:00 | アマチュア無線

借り物のTRIO TS-660のスイッチを入れチューニングダイヤルを回していたら、鹿児島県西之表市の局が59+で聞こえていたのでコールしてみた。Eスポが出ているみたいだ。

西之表市の場所が判らないので、後ほどネットで検索したら種子島の北部に位置していた。

この近くの馬毛島の方とも交信していた。他には沖縄県も聞こえていた。

50MHzのアンテナは無いので、使用したのはHF帯オールバンド用のT2-FD。

上は28MHzまでしか対応していないが、全長が24mと、50MHzの波長6mの4倍になる関係か、SWRは1.5以下を示している(SWRメーターも28MHzまでしか対応していないので、正確な数値ではないが)。

T2-FDはアンテナロスが大きいので、どうかと思ったが、かすかに聞こえているみたいで、コールサインも10回以上繰り返してやっと取ってもらえた。シグナルリポートは41だった。

どちらかというと受信用のT2-FDでは、やはり無理がある様だが、交信出来て喜んでいる。

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TS-660用電源にATX用電源を

2010-06-07 12:04:36 | アマチュア無線

トリオ製モービルトランシーバ(TS-660)の電源については以前のブログで紹介した様にACで運用する場合にはノートパソコン用ACアダプタ(DC15V/4.5A)を使用していたが、仮運用なので、身近なもので使えるものが無いか考えたらATX用電源が使えそうだ。

Img_7663_r物置には5台ものATX電源ジャンクが転がっている。見ると+12Vは最低でも8Aで最大のものは12Aの容量があるので使えそうだ。

12Aのものを引っ張り出して動作確認した。

このままでは動作しないので、ATX-PWRコネクタ(20P)の13番(PS_ON)と12番(GND)を糸半田で接続してやる。

ファンから異音がするので、外して軸受(仕様の表示されているシールをはがしたところの丸い蓋を外すと見える)にCRC5-56を塗布してやるとスムーズに回転し静かになった。

+12V(黄色い線)も正常に出ている。

Img_7662_rImg_7665_rTS-660側のDC-INコネクタのピンはATX電源の4Pコネクタ(HDDなどに供給するコネクタ)と合うのでソケットをハウジングから外して使う。いらないケーブルは根元で切断してテープを巻く。

ソケットを外すには専用工具を使うと簡単に出来るのだが、当然、所持していない。

Img_7660_r Img_7661_r原理的にはソケット外形に合うパイプを差し込むことによって、ソケットの爪がへっこみ抜けるというもの。

空圧制御機器のエアーパイプで一番細いのが有ったので、合わせてみるとぴったり入った。だが比較的に柔らかいので、ラジペンなので奥まで押し込んだら、うまく外れた。

Img_7664_r運用してみたが、送信出力が10W出ているので、問題なさそうだ。

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ECMの電源をPTT接点から横取り

2010-06-05 20:17:47 | アマチュア無線

アマチュア無線のHF機として年代物のFT-101ZSを現役で使用しており、ダイナミックマイクで運用しているが、安価で高感度のECM(エレクトレットコンデンサマイク)だと、どんな音声になるか興味が有った(が電源が必要)ので検討した。
先日購入した安価なTS-660用互換マイクがECMだったのがヒントとなった。

(8Pマイクコネクタのトランシーバーでは電源端子が出ているのでECMが電池無しで使える)

だが、電池を使うのでは脳が無い(これは製作実績が有る)ので、本機側からの電源を盗もうというものだ。
Ecmimg_2マイクコネクタに電源としては出ていないが、PTTスイッチでRELを駆動しているので、動作しない程度の電流を流しておけば、電圧が発生する。
これをシャントレギュレータ(TL431)で定電圧し電気ニ重層コンデンサ(0.22F/3.5V:秋月で10個300円)に充電しておけば、PTTがON(送信)時に0Vになっても、この充電電圧から供給出来るだろうという魂胆だ。
ECMは0.5mA程度の消費電流なので、長時間話さなければ持つだろう。

Img_7657_r_2Img_7658_r_2Img_7659_r_2以前改造したパソコン用ECMスタンドマイク(電池駆動)を元に戻し、本回路の基板を作成。

うまく動作したが、初期充電に時間が掛かる。R1に2.2kΩを使っているが、リレーの直流抵抗が予想より少なく、これの電圧降下が2V程度なので、もっと小さな値にすれば改善出来るだろう。

充電時間/電圧測定

0.5分 1.0V

1.0分 1.5V

1.5分 1.8V

2.0分 2.0V

2.5分 2.5V

1.1kΩにすると1分15秒で2.5Vに達した。(抵抗値比と時間比が一致)

この前に470Ωにしたら30秒程度で2.5Vに達したがPTTをONしたらOFFにしてもRELがONのままになってしまった。RELの特徴として保持電圧が低いからだ。

ローカルOMにモニターしてもらいたかったのだが近距離はスキップして、届かない様だ。

昨日から21MHzのコンデションが良い(Eスポが出ている様だ)ので、ぶっつけ本番で悪いのだが、早速このマイクで運用してみた。さすがにダイナミックマイクより感度が大きい。

レポートは確認出来なかったが、ちゃんと聞き取れてはいる様だ。初QSOは、なんとインドネシアの局だった。

秋月で購入したシリコンマイクも0.35mA/DC1.5~5.5V動作なので,これでも試そうと思っている。

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TS-660初交信はマニラの局

2010-05-29 22:45:55 | アマチュア無線

Img_7635_rImg_7636_r_2先日、吉本先生に依頼されオークションで入手した21/28/50MHzトライバンダーのTS-660だが、預かって特性確認することにしていた。マイクが付いていなかったので、同じ8Pの八重洲製が使えるかと思ったが接続がまるで違うので、安価な互換マイクを注文していた。

今日届いたので、電源はノートブック用ACアダプタ(DC15V/4.5A)を、手作りの変換アダプタを使って接続。

受信特性を聴き比べると、TS-660はノイズを強調する様で、21MHzではノイズブランカーをONしないと信号が消されぎみだ。

出力はCWで10W出ている。

現役のFT-101ZSと比べるとコンパクトだ(ZSがでかすぎるのだが)。

21MHzの国内コンデションは悪く、吉本先生に電話連絡して交信を試みたのだが、お互いかすかに聞こえるだけ(直線で2km程度なのだが)の結果となった。

でもマニラの局はガンガン聞こえていたので、何度かコールしていたら、ちゃんと取ってくれた。QSL交換のみ約束してファイナル(実は英語が苦手なので)。

なんかラッキーな1日だった。

その後、国内の数局と交信したら、どの局も音がこもって聞き取れないというレポートが。

マイクを分解して、基板から回路を描いて見た。

回路的にはおかしく無い様だが、マイクユニットに8V印加されている。最大動作電圧はDC10Vなのだが、標準動作電圧は2Vなので、途中にシャントレギュレータ(TL431)による定電圧(2.5V)回路を追加してみた。

そして、ローカルOMにモニターしてもらったら問題無いとのことだったので、これで運用することにした。

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また新たなリグが仲間入り?

2010-05-25 18:50:00 | アマチュア無線

実は、私のリグでは無いが、おもちゃ病院や電子工作サークルで一緒の吉本先生(JA1RQQ)から、50MHzのCW(電信)をやってみたい(理由:7MHzとかHF帯で出ている局はベテランが多くスピードが速くて聞き取れないので、初心者の多い50MHzで、出てみようかと)ので、安いのを探して欲しいということでヤフオクを物色し、価格相当かなというものを落札した。

Img_7606_rImg_7610_rトリオのTS-660というもので、50MHzの他に、21MHz、28MHzも使え、24.5MHzの受信が出来、何故かCBバンドも受信出来る様に改造されていた。

Img_7609_r届いて見たら、電源はDC13.8V(12~16VDC)オンリーで、ケーブルも無かったので、ATXの電源出力コネクタに使われているピンのみ使い、タブ端子用絶縁チューブを被せて、バッテリーを接続してみた。(実際には安全のためフューズが必要)

AC運用する場合には12V/4A程度のACアダプタが必要だ。

一通り動作は問題無さそうだ。21MHzはコンデションが落ちており、受信確認することは出来なかった。(FMユニットはオプション仕様で実装はされていない)

マイクもついていない(8Pタイプ)ので、入手するまでは音声での確認はお預けとなる。

8Pは八重洲もトリオも同じコネクタであるが、接続を調べると、全く違っていて互換性が無かった。

アンテナ端子は2個有るが、これは50MHz用のアンテナを別に切り換えて接続するのが有るからだ。

先に落札したTS-770とデザインは似ているが、随分小型で軽量になっている。

HF帯モービルにはお借りして、運用出来るかも知れない。

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プリスケーラ修理難航したが無事動作

2010-05-15 14:20:50 | アマチュア無線

注文していたプリスケーラIC(MC12080)が届いたので、改造に着手した。

まずは付いているSP8630 を電動吸い取り機で外す。

Img_7559_rSOIC-8P(チップ)のICは殆ど使ったことが無いので、購入しておいた変換基板を使うことにした。

ICをクリップで押さえておいて18Wの半田鏝で付けていく。接続には丸ピンヘッダを使う。

基板の回路でなるべく改造が少なくなるピンに入れる(結果的には1番ピンを合わせた)。

だが、回路図通り行ったつもりだが、動作しない。

Img_7566_rImg_7563_rまずは、入力はDCカットのコンデンサ(1000pF)が必要。出力の負荷抵抗に470Ωが付いていたが、これをMC12080に指定されておる820Ωに変更したら、動作したものの、入力が無くても発振らしき波形が(50MHz)出ている。これでも入力に430MHzを入れるとちゃんと表示される。でも144MHzを入れるとでたらめな値が表示される。

あちこちパスコンを入れたりしたが改善されず、配線を最短で太くしても駄目。しまいには変換基板を使わず、最短で直配線したが同じである。

Img_7541_rImg_7558_r実は、オークションで1.3GHzまでのカウンターを落札して今日届いて正常に動作したので、これを使えばいいやと、夜も更けて来たので、あきらめて思い眠りについた。

ちなみに、カウンター同志でズレが有るので、どちらが正しいかは校正が必要。

翌日、何気なくコイルを入れたり、抵抗を入れたりしていたら、無信号時に発振波形消えて(カウンター表示も消えた)、信号はちゃんと周波数表示されるポイントが有った。

反転入力(ピン8)とGND間に220kΩを入れたら問題無くなった。

その後220kΩを可変してみたが、なぜか220kΩが一番良かった。

問題が無いわけでは無かった。102~107MHzの間だけ、表示周波数がでたらめになる。

どこか回路素子が共振して、波形歪みを起こしているのか?

いろいろとやってみたが、解決策は見つからなかったので、この周波数には使わないことにする。

Img_7568_rImg_7569_r入力の最低周波数は30MHzまで使えた。最高周波数は信号発生器が無いので144/430MHzトランシーバーを使って確認し、表示は問題無かった(出力波形は、結構汚いが)。

信号発生源はこの他に、選択レベルメータが100Hz~30MHz、AM/FMシグナルジェネレータが100kHz~110MHzが有るが、ヤフオクで落札したもので、校正されていないもので、どれも微妙に周波数が違って表示される。近いうちに、正確な校正器で合わせてもらおう。

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周波数カウンター不具合調査

2010-05-12 12:49:04 | アマチュア無線

Img_7523_r以前、オークションで安く購入した500MHzまでの周波数カウンターだが、購入当初から、INPUT-B(50~500MHz)の値が時々変になるときが有った。INPUT-A(0.01Hz~50MHz)は問題無し。
先日のブログで紹介した144MHz/430MHzトランシーバーの出力周波数ズレも、その時は正常に測定出来ていたが、使っているうちに、表示がおかしくなり、とうとう正常に戻らなくなったので、ケースを外し調査してみた。
Img_7527_r Img_7521_rImg_7524_rImg_7526_r_2この機器はプリスケーラ(入力周波数を分周してくれる)ICにSP8630B(40~600MHz、分周比:10)と言うのが使用されていた。

「SP8630B.pdf」をダウンロード

ところが、IC出力の信号をオシロで見ると50MHz入力で25MHzになっており、カウンター指示は×10の250MHzになっている。
ハンダ付けを全て行ったが状況は変わらず。

どうやら、このICが壊れている様だ。
ネット検索したが、当然、同じICは入手不可能の様だ。
使えそうなのを探すと
1.HD10551が分周比:10,11,20,22,40,44切替で1~250MHz
  ヤフオクで500円/個

「HD10551.pdf」 をダウンロード
2.セカンドソース品でUPB551C(1~150MHz)というのもある。
  ヤフオクで500円/個

「UPB551C.pdf」をダウンロード

と言うのが見つかったのだが、これでは、430MHz帯の測定が出来ない。
RSオンラインでMC12080と言うのが入手出来、分周比が10,20,40,80なので使えそうなのだが、周波数範囲が100MHz~1.1GHzとなり、50~100MHz間の測定が問題となる。

「MC12080.pdf」をダウンロード

使って見なくては判らないし、この周波数を使う頻度も少ないだろうと、RSオンラインは高いのだが発注した(521円/個)。
形状はSOIC-8Pになるので、変換が必要にはなるが、改造して試してみよう。

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TS-770トランジスタ交換

2010-05-09 20:56:35 | アマチュア無線

Img_7520_rV-UHFオールモードトランシーバーTS-770については、ネットにて、使用されているトランジスタ2SC460Bの劣化が大きいという報告が有ったので、2SC829Bに交換ついでにhfe特性を確認してみた。交換したのは結果的に20個有った。

Img_7516_rImg_7517_r交換対象ユニットはIFとCARの2種類。

(この他にPLL回路にも使われているが、交換による特性ズレが考えられ、自信が無いので、交換しないことにした)

Img_7512_rImg_7513_r20個中3個は形状が2SC1815などと同じ半円柱だったが、17個は角型だった。

測定はジャンクテスターを改造した自作hfeメーター。

良と判断出来るhfe60以上は半分の10個、残り10個はhfe15以下だった(半円柱のものに不良は無かった)。不良率:50%!(規格:70から160)

因みに、2SC829Bは4個測定してみてhfe75~85だった。(規格:60~120)

交換したところ、測定器は無いが、受信レベルが格段に良くなった気がするし、送信レベルも内蔵メーター上で上昇した。

「2SC460.pdf」をダウンロード

「2SC829.pdf」をダウンロード

770fsift_01 周波数ズレについて、周波数カウンターで測定してみた(但し、カウンターは校正されていないので、実際の値とは異なるかもしれない)。

「770fsift.xls」をダウンロード

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V/UHF帯にQSY

2010-05-06 09:30:06 | アマチュア無線

最近アマチュア無線のアクティビティは低く、5月の連休に半年振りに3.5/7/21MHzにオンエアーした。

Img_7507_rそんな私でも、モービルもやりたくなって、と言うかオールトランジスタ式(今じゃ当たり前で、これでも古いが)トランシーバ回路の中身に興味が有りV/UHF帯オールモードのトランシーバーをオークションで探していて、トリオ製TS-770という144/430MHz帯トランシーバーを安く入札した。

Img_7508_rアンテナは秋月より144/430MHz帯2バンド用ホイップを購入。BNCコネクタなので、M型コネクタ変換アダプタを付けて接続。

AC100V用のケーブルになっているので、車の運用では、最初300Wのインバータを通しての運用を考えていたが、なぜか容量不足でシャットダウンするので、DC入力用のケーブルを追加して先にシガーライタープラグを付けて動作確認を行った。

ところが、車のキーACCからOFFにすると、電源供給が止まり、周波数がデフォルトに戻ってしまう。

Img_7509_rImg_7510_r説明書を読むと、バックアップ用の電池(BU-BATT)を背面コネクタに接続する必要が有る様だ。今の機器ではバックアップが常識だが、昔(30年以上前の機種)のは、これが当たり前だった様だ。

単三マンガン/アルカリ乾電池×5本(7.5V)または単三ニッカド/ニッケル水素充電池×6本(7.2V)を接続するとあるのだが、コネクタが特殊(ピンが3本)なので、隣の穴を利用して一般のねじ式DCジャックを取り付けて配線した。これで、バックアップされていることが確認出来た。

消費電流は書かれていないので、どれ位持つか判らないが後継機のTS-780は単三×3本で10μA以下となっていた。

・・・実測で64mAだった。この値は、かなり大きいので長時間のバックアップは問題だ。

144MHzを受信して見ると、SSBで、遠くは神奈川県や群馬県が聞えて来た。FMの局の方が多く、近くの局がガンガン入ってくる。HF帯とは違った、電話代わりのおしゃべりといった感じで有る。

このTS-770はネットで調べると、一番数多く使用されている(全24個)トランジスタの2SC460(日立製)と言うのが劣化しやすいと出ている。代換品の2SC829(松下製)がいいらしいというので,購入先「樫木総業株式会社」 と言うところを見つけて今日発注した。

変更申請が通るまでに交換しようと思う。

ところで、終わって、いざエンジンを掛けようとしたら、クークー言って掛からない。バッテリーのみで運用していたので消耗してしまった様だ。

仕方なく、以前改造した古いバッテリー充電器を取り出し、3Aで3時間程度定電圧充電してみたらエンジンが掛かった。その代わり、過負荷で充電器の電源トランスが過熱し、絶縁ワニスの臭いが車内中充満していた。

消費電流定格    TS-770       TS-780

送信時最大   130W(AC100V)    130W

            6A(DC13.8V)     5A

受信無信号時  45W(AC100V)     45W

           1.5A(DC13.8V)    1.2A

局設備変更申請が必要になるので、本日TSSに申請書を送った。

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自家用車内でパソコンの診断

2010-01-18 13:07:17 | アマチュア無線

M00566_2 サークルメンバーから依頼されているノートパソコンのトラブルシュート(OSが起動しない)だが、伸び伸びになってしまい、今日、会社の昼休みのついでに様子を見ることにした。
モービルハム用(何と、出力とドライブに真空管を使用しているFT-101ZSを使おうと考えている)にと、コストパフォーマンスの良い、秋月の高性能DC/ACインバーター 300W「KV-300」 2800円を購入してあったが、まだ使用していなかった。
シガーライターから電源(DC12V)を取る。冷却はファンによる強制空冷なので、静寂を気にする方は駄目だが。
Dcacinv 出力容量シリーズが細かくあるので、用途に応じて購入すれば良いだろう。
ACコンセント(2口有り)ACアダプターを挿し込み起動。
起動メニューを全て試して見たが、「OSのファイルが破損しているのでCD等から修復して下さい」とのメッセージが出るので、帰ってからHDDを外し、バックアップを取ってから、修復作業をすることになる。
結構300Wの容量が有れば、一般的には間に合いそうだが、軽自動車なので、エンジンアイドリング状態にしておかないとフルパワー運用は厳しいだろう。

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パラメトリックスピーカー・マイナーチェンジ

2009-11-07 15:50:21 | アマチュア無線

Img_6760_rブログを見た学生さんから、卒業制作として、作ってみたいという問い合わせが有りました。

貸し出しすることにしたのですが、実験しながら色々と回路追加していったので、ブランクも有り、自分でも判らなくなってしまった。

Img_6762_rImg_6761_rImg_6763_rそこで、音声アンプ部分を別基板に作り直して見た。

2回路入りOP-AMPを使い、LINE-AMPとMIC-AMP別々にレベル調整出来る様にした。

Usonicspk2AM変調とFM変調入力もスイッチで切り替え出来る様、メイン基板に追加した。

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CQ World Wide DXコンテスト

2009-10-25 12:15:00 | アマチュア無線

アメリカCQマガジン社が開催している、CQ World Wide DXコンテスト(CQ WW DXコンテスト)は、数あるDXコンテストの中でも最大級のものです。
CQ WW DXコンテストは電話部門(SSB)は10月24日09:00~26日09:00(JST)
【バンド(WARCバンドを除く)】SSB=3.5~28MHz帯、CW=1.8~28MHz帯
【部門】
 ・シングルオペ(ハイパワー、ローパワー、QRP、アシステッドの
  オールバンドまたはシングルバンド)
 ・マルチオペ(シングルTX、2TX、マルチTX)
【交信相手】全世界のアマチュア局
【ナンバー】RS(T)+CQゾーンナンバー
【得点】
 ・異なる大陸間=3点
 ・同大陸間の交信=1点、
 ・同一エンティティー内の交信=0点
【マルチ】異なるDXCCエンティティーの数+異なるCQゾーンナンバーの数

太陽の活動があまり活発でない、現在のコンディションですと、HF帯ハイバンドのオープンは、大きく期待はできませんが、DX交信やDXコンテストの初心者の方も、この機会にCQ WWコンテストに参加してみてください。

10/24,10/25 21MHzをワッチしているとDX局が沢山聞えて来る(このところ、このバンドは閑古鳥状態だったが)。
コンテストには興味無い(と言うか、このBFなリグ、アンテナでは問題にならない)のだが、少しでも遠くまで飛ばせればとコールしてみた。
RSTの後に数字2桁(コンテストにより異なる)を言っているのだが、この意味が、いつも判らなくて推理して見る。
JARLの局名録に載っている世界のCQゾーンナンバーと一致している様なので、日本の場合はRS+25(日本が含まれるCQゾーンナンバー)のリポートを送る。
アジアの局に混じって、オーストラリアの局(VK)に初めて拾ってもらった。計4局でした。

後で調べたらJARLからのメールマガジンに上記案内が書かれていた。

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送信出力低下はエミ減か?

2009-08-21 14:08:00 | アマチュア無線

Img_3635_r_2 昨年4月の再開局依頼使用している八重洲製トランシーバーFT-101Zだが、最近、運用しているうちに送信出力が低下して行ってる感じがする。当初、マイクか、マイクアンプ部の問題かと思ったが違う様だ。
ご存知の様に、FT-101Z(ZS)は送信出力に6146B×2(1)本、送信ドライブに12BY7Aという真空管を使っているので、使用時間により徐々に性能低下(エミ減という)していく。
このために、FT-101Zのオークション落札と同時期に真空管のみ、やはりオークションで落札しておいた。
12BY7Aは新品だが、6146Bは中古品である。
まず、12BY7Aのみ交換したのだが、改善しないので、6146Bを交換してみたら、スペック通りとはいかないが、開局当初の出力には戻った気がする。

シールドケースを外すには、本体ケース上下共に外す必要が有り、プレートキャップは電源を切っても、暫く高電圧が印加されているので、アースに落としてから作業する必要が有る。

昔、自作の送信機・電源で運用中、1200Vの高圧で感電したことがある。電撃も凄いが、指先の内部まで細胞が白化

して、暫く痛かった思い出がある。

送信管を交換した場合には、管内の容量ばらつきにより中和がずれると寄生発振する恐れがあるが、結構大変な作業になるので、妨害の有無を見ながら、これで,少し様子を見て見よう。

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