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詩596 琉球新報社説 <社説>「辺野古」堅持 硬直した思考にすぎない

2018年04月21日 07時55分02秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>「辺野古」堅持 硬直した思考にすぎない

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-704851.html

 辺野古周辺は丘陵地が多くその分、高い建物も存在するため、日米の安全基準からして飛行場建設地には適さない。土地選定の段階で分かっていたはずだ。重大な事実を伏せたまま、安全基準の例外扱いにして新基地建設を強行していた。「辺野古が唯一」と繰り返してきた政府の説明はうそだった。

沖縄防衛局が辺野古海域で実施した地質調査結果の報告書は、新基地建設予定海域に活断層が走っている可能性を指摘している。埋め立て予定海域近くの陸地を走る辺野古断層と楚久断層とみられる2本の断層を「活断層の疑いがある線構造に分類されている」と明記

 報告書は、海草藻場は基地建設によって影響が生じる場所まで広がっており「ジュゴン減少の一因となる可能性があるのは明白」と断言している。ジュゴンは「単に捕獲され、食される一般的な動物ではなく、より特別で重要な動物である」とし、文化的に重要な存在と位置付けている。藻場を失いジュゴンが絶滅することで文化的にも影響が及ぶと指摘している。

こうなるとこの国の政府のやっていることの犯罪性、到底容認できないその悪質さが益々明瞭になってきている。こんな国のなすがままやられるがままでいいのか、沖縄県民よ、立ちあがれ、立って辺野古に行き、その自然破壊の惨状をよくも見よ、許してはならない、今こそ琉球民族が単一におのれのアイデンティティを証明する時だ。

 


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